グラーツ最後の旅行。 

夫と2人 レンタカーでのイタリア旅行の記録です。


旅行初日 


オーストリアからイタリアまで。
国境を接している部分もあるお隣の国なんだけど、観光の中心の場所まではけっこう距離があります。
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日本とイタリアの面積 こんな感じ  けっこう広いですね。

グラーツからローマだと東北から関西くらいの距離でしょうかね。
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初日は、夫の仕事後。
夜に出発して、行ける所まで行くことにします。

考えていたルートは2つ。

1つめは、インスブルグの方から、スイスを通って行く方法。(赤)
もうひとつは、スロベニアを通って南の方から行く方法。(紫)

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天気予報を調べると、スロベニアはずっと雨のよう。
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帰る頃の天気はわからないけれど、帰りにそっちを通ることにして、北回りのスイス経由で行くことにしました。



本日の目的地はツィルル。夜の間に移動して、宿泊するだけ。

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冬、サンアントンへ旅行したときに、お世話になった宿。
家族経営のこじんまりした場所。まだ慣れない土地での旅行でほっとさせてくれた、宿。
またいつか戻ってきます!!そう言ってお別れしたんだけど、まさか今回の滞在中にまた戻ってこられるとは。

なんだか嬉しい。


その時の写真
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ここ
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サンアントンのスキー場。すごかったなー。
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今日はそこへ宿泊。チェックインは0時までということ。なんとか間に合うように。

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山の上の古城。オーストリアの風景。
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今回の愛車。

助手席とドアの間に小物入れ。
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運転席と助手席の間にも小物入れスペース。今の時代は、スマホ置き場があるのかー。
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0時ぎりぎりに宿に到着。

お世話になった、息子さんのお迎え。

「もちろん覚えてますよ!」と。嬉しいなー。


前回よりも少し安い部屋が空いていた。
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バスタブが嬉しい。
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夜。

遅くの到着だったけど、これからの計画を。

天気予報を見たり。
Google mapのルート検索で、都市間の車での移動時間の目安を確認したり。

明日どうしようね。と。
それと、明日の宿泊地を決めて、宿も予約しないと。


この旅は、なんとなくの訪問都市を決めていたのと、最初の宿泊地のみを決めて出発。

天気や状況に応じて、流動的に決めていこうと思っています。




翌朝。

朝食会場。
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部屋番号の札とそれぞれのテーブルにパン。

シンプルなパン。カイザーゼンメル。
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セルフサービスでハムとチーズ、卵。
慣れてきたこのスタイル。

シンプルだけど、ひとつづつが洗練されていて美味しい。

ホットドリンクだけ、希望のものを。コーヒーをお願いして。
コーヒーは足の悪いお父さんがゆっくり歩きながら持ってきてくれた。
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部屋のベランダ
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冬の滞在にはなかった。プランターの花。
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お世話になりました。
また来られて本当によかったです。


よい旅の始まり。

西へ向かって。

今日はリヒテンシュタインを通り過ぎて、スイスを通って、イタリアまで行く予定。

アルプスの山並みを見ながら進みます。
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山の上に建物。
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オーストリアとリヒテンシュタインの国境。

フェルトキルヒ

という小さい村。
聞いたこともない小さな村。

こじんまりとしていて、かわいらしいいい雰囲気の村。

ただ、通り過ぎただけですが。

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リヒテンシュタイン

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聞いたことがあるでしょうか。
とても小さな国。

オーストリアとスイスの国境。

面積 日本の香川県の小豆島と同程度。
人口 3万5000人
首都 ファドゥーツ
元首 公爵 (公爵が象徴ではなく、政治権力を持つ)
 

映画 カリオストロの城のモデルの国


世界で6番目に小さい国

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入国 

かつては、パスポートコントロールがあったであろう場所。何もなかったです。一応、両端に警察のような人が立って見ていました。

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高速道路で何度も目撃した、キャンピングカー。

一体型と、箱を乗用車が引くタイプ。

これも、キャンピングカー!?
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牛。のどかな風景。
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杖と蛇 医療の神様のマーク 病院かな?
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全長24.6km、幅12.4kmというとても小さい国。リヒテンシュタイン。

「水曜どうでしょう」のヨーロッパ21カ国完全制覇でも、リヒテンシュタインに行っています。

こんなに小さい国なのに、けっこう盛り上がっていたような。

水曜どうでしょうなんて、人気の観光地ではなく、変なところでテンションあがったりするからなー。

たしか、笑い上戸の面白いホテルのオーナーさんがいたり、「we are sky team」と嘘をついたり

プーさん爆死事件の序章。プーさんの風船に空気を入れすぎたり。それが、ここリヒテンシュタイン。




山の中の自転車 気持ちいいだろうなー。

山の中腹に見えるもの
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首都ファドゥーツの 「ファドゥーツ城」
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せっかくだし寄ってみるか。
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細い坂を上って
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駐車場に到着。首都のお城だというのに、ひっそりとしています。

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これか。きらびやかでなく、どっしりとしています。

あとから知ったことなんですが、ここにリヒテンシュタインの公爵が住んでいるそう。

公爵が住んでいる現役のお城ってすごいことだな。

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石造りの古城。 窓はペンキで鮮やかに塗られた木製のものが多い。

現役ですんでいるのだから、古城ではないのか?

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なめくじ
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リヒテンシュタインって、ルパン三世の「カリオストロの城」のモデルとなった国らしいです。


モナコ公国の国営カジノの大金庫から盗み出した、多額の売上金が偽札だと気づき。
偽札の出所のカリオストロ公国へ行って…。


という話。らしいですね。
私は見たことないんですが(´・ω・`)


小さい独立国だったり、切手の国だったり、皇室が資産家であったり。
そんな設定も似ているかもしれません。


けど、このお城は映画のモデルのお城ではないらしいです。


詳しいことは知りませんが、ドイツに、リヒテンシュタイン城というものがあるそうです。
これが、それっぽいらしいですね。
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さー、進みます。

ファドゥーツの町並み。聖堂。
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のどかな風景。ツーリング気持ちいいだろうなー。
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レンタカーについていたナビ。日本のカーナビってたぶん、日本しか案内しないですよね?

このナビは、世界各国の地図が入っている賢いナビ。
国境を越えてのナビゲーションも可能。さすが、いくつもの国が隣接しているヨーロッパ。
今までに、借りた車には、オーストリアだけとか、オーストリアとドイツだけというナビもありました。

国境を越えると、その国の法定速度や独特なルールをお知らせしてれる機能も。
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国境を思わせるような門。誰もいない。不思議。
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リヒテンシュタインはこれにて終了。


スイスへ続く。