半年間のグラーツ滞在、最後の旅行。 
夫と2人 オーストリアを出発して、レンタカーでのイタリア旅行の記録です。



今日は、アマルフィ海岸をドライブして。

いったん、ソレントの宿に戻ってきました。
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暑い一日。

汗だく。

プールに入って汗を流して、しゃきっと。

水着は、ヨーロッパの温泉は水着着用がマストと聞いていたので、日本から持ってきていた。
そして、今回の旅行。
アドリア海に入って海遊びをするかも。と期待していたので、一応持ってきていたのです。
スキーも水着も。
どんな旅行なんだか。


ちょっと見づらいのですが、アマルフィ海岸、左端。

一番左の丸。

「ポジターノ」 
ここから夕暮れを見たくて。また、あの恐怖のうねうね道を通って、あそこへ向かおうと思います。
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駐禁ではないゾーンに路駐。道路が狭いから、通る車にぶつけられないか心配。
けど、車では下に下りられないし。

ぎりぎりに停めます。

だんな頑張っていました!
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駐車した道からの眺め。
これから、町の中心。海沿いまで下りていこうと思います!!

行きはよいよい、帰りはこわい。だな。こりゃ。
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路駐パラダイスを通り抜けて
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適当なところから、階段を下ります。 本当に適当に…。
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ピンクの壁と番地の表札 
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ひたすら続く細い階段。 分かれ道を適当に。下に行けば、いずれたどり着くでしょうと。
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とんとんとん。

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洗濯物。空の色が濃くなってきた。
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アマルフィ海岸は陶器がとても多い。玄関前の一段に、割れた陶器。
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これは?

陶器の表札をたくさん見てきたけれど、住所が変わったんでしょうか?それとも、表札間違い??
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狭い階段を抜けると。オーシャンビューのレストラン。
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夕方になって、いい風。 
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ここポジターノのお店群

手作りのサンダルが有名らしい。
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これが作業過程なのか。
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女性用。もしかしたら、リクエストすれば、好きなソウルと好きなバンドで作ってもらえるのかもしれないなー。
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陶器であふれる、アマルフィ海岸。
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サンタマリア・アッスンタ教会
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教会前の八百屋さん
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教会の中へ 天井がドームになっています。 外から見ると、カラフルなタイルが貼ってあって、ポジターノの印象をこの風景が印象づけるようなそんなドームになっている。

まんなかのマリア様は「黒い聖母子」として有名らしいんですが、黒くは見えませんでした。不思議~。
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イエス誕生の場面の再現 ナポリの職人さんが作ったやつかな。
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お土産屋さん 連日暑いから帽子ほしいなー。 いくつか試着してみたけど、しっくりこず。
いまが、夕暮れ時で、切迫感が足りなかったのかな。
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さっきの高台から、海まで降りてきました。

きれいな空の色。
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昼間はパラソルに人がたくさんいたんだろうけど、夕食時。
ほとんど人はいません。

ぽつんと座る私。
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ここは織田裕二主演の映画 「アマルフィ女神の報酬」の最終シーンのロケ地っぽいです。

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そして、これがポスター。
左下のモザイクが、さっきの教会。
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さっきの教会 

どっちを向いても、海岸沿いの岸壁に家がひしめきあっている。
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角度的に太陽が沈むところは見えない。 湾の内側なので。

けど、そらがぼわーっと変化していく様をぼーっと眺める。

夫はマイペースで写真を撮っているようだったので、一人で座って。
これは、写真を撮り終わって、近づいてきたときだったのかな。
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まだ青いけど、だんだん色の濃くなってきた空、に月
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暗くなってくるし、車はだいぶ上。 

美味しそうなにおいがするからここでご飯食べていきたい気もするけど、帰ることにします。
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陶器

こういう手描き風の、あたたかい雰囲気の絵柄のお皿がとても多い

この町の風景とレモン。
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たこ 魚 イカ 海老
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この天気、この風景。

この雰囲気の土地に、こんなお皿が売っていたらほしくなる人いるだろうなー。
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幾何学模様
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相変わらず、本当にこっちでいいかな?とかいいつつ進みます 
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お土産屋
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陶器製の地図
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表札 バリエーション
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組み合わせて何番地にも出来るのだろう
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この街の風景
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少し高い場所から 暗くなってきた

上りすぎて、教会のドームのタイルを見下ろすことが出来なかったけれど

この風景を見たかったんだ。
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路駐の車の列 隙間から下界を覗きつつ 進みます

車は、もっと上。そして、湾の反対側です。頑張れ私たち。
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制限速度時速40km  うそだー!!絶対みんな守ってない。

それと、クラクション禁止。クラクション王国 イタリアならでは 笑
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岸壁沿いの道を 少しづつ 湾の反対側へ向かって 

家に明かりが灯り始めた
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そろそろ到着。結局2時間以上歩き続けていました。


この手順を踏まなければ見ることが出来なかった光景。

らくらくの場所に車をとめていたら、こんなに遅くならなかっただろうし。

宿泊していたら、わざわざこんな遠回りして、こんな遠くにこないだろうから。
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リゾートの中心に泊まらない故の贅沢

昼のポジターノに来ていないのでわからないけれど、
人気の観光ポイントに、絶景のフォトスポットにこぞって集まって撮る写真ではなくて

不便ゆえに、歩いたからこそ、手に入る景色と、手に入った満足感があるんだろうなー。




ソレントまで戻ってきました。

昨日も来た、駅前の小さな商店。

あの、陽気なイタリアの親父に会いたくて。

それと、もう少し、これからの食料を調達したくて。どれも100g€1.5とか。
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ソレントが発祥という カチョカヴァロ

昨日のがすごく美味しかったからまた欲しいと言ったら、ノーマルのと、オリーブと唐辛子が入ったものを売ってくれました。
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おやじさんと記念撮影 

記念撮影しようと言ったら、お店に置いてあったイタリア国旗つきの帽子をかぶせてくれて
おじさんのデジカメでも撮影してくれました。 
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お店の外観
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オーシャンビューのホテルではないので、宿の近くの海沿いからちらっとみて

ずっと遠くに「世界三大夜景」というナポリの夜景  
函館のように、地形が美しいから選ばれているのだろうか。

近くで見たらどうだったんだろう。ここからは、とても静かな夜景
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それと、海にうつる月のあかり
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そして、ナポリを象徴する言葉といえば

「ナポリを見てからから死ね」

まだ死にたくはないけど、想像以上に魅力的な場所でした。

楽しいとも、美しいとも、あたたかいとも違う。魅力的な。というのがしっくりくる。


レモンの木  宿のエントランス
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安さと駐車場だけで決めた宿でしたが、とても快適でした

せっかくのキッチンあまり使わなかったのが心残り。

けど、食器とカトラリーがあったから、かなりリラックスした、朝食をとることができました。

食器って大事ですね。


だらだら更新しているから、一体今、旅程のどのへんにあるのかわからなくなていると思います。

私の記憶の濃いところは、じっくり書いているので。

明日は、この宿を出て、新たな土地へ向かいます。


新たな宿の予約と、新たな土地の予習をして。

おやすみなさい。





おまけ

sonyの世界遺産シリーズ

世界遺産の美しい風景を24時間定点カメラで撮影したもの
それに、それをイメージした音楽をつけたもの。

風景の美しさはもとより、音楽があることで、風景が、よりリアルな記憶として、手触りとともによみがえるのだと思いました。

今回の半年間の滞在で自分も訪問した都市がいくつか含まれるので、とても心を動かされながらいつも見ています。
音楽が心地よく、グラーツでは生活のBGMとしてかけたりもしていました。

スマホで見ると、写真しか見れないようです。パソコンで見るとどちらも見ることができます。

ぜひ!
http://www.sony.net/united/clock/heritage/amalfi/