続きです。
世界遺産の光景になんとか満足し、
Hallstatt(ハルシュタット)から、宿泊地のobertraun(オーバートラウン)へ戻ります。
本日の宿泊はこちら、hotelseerose(ホテルゼーローゼ)
観光シーズンではないため、お休みの宿も多く、やっている宿もとてもリーズナブル。
ジュニアスイートのお部屋、二人で、朝食付き70ユーロ(・∀・)
バスタブはないけど、広くて快適。
オーストリアのベッドメイキング。
掛布団は三つ折、枕は真ん中をへこませる。というのが、主流のよう。いつもこれです。
日本のホテルって、たいてい部屋のスリッパがあるけど、ここはなし。
日本で標準装備のものは、ないことが多い。
次からは、最低限必要なものは持っていくようにしよう。
若い夫婦がメインでやっているこの宿。
きれいな英語のご主人と、大きなお腹のかわいい妊婦さんの奥さん。
二人とも、ニコニコとしていてとても親切。
つたない英語の私たちに、ゆっくりを時間をかけて返答してくれます。
まだ時間もあるので、散歩に。
湖岸まで100m。
先ほどまでいた、Hallstatt(ハルシュタット)の村が見えます。
公園には、
馬の蹄鉄の足跡
誰かが書いた雪だるま
夕食は、お隣のpizza レストランへ。
こじんまりと、雰囲気のいいお店。
おばちゃんが切り盛りしていました。
オーストリア料理の定番 ヴィーナーシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)
サクサクで、すごく美味しかった。
たしか€10くらい
これもご当地調味料?オイスターソースみたいな、ソース。
それと、ご当地ビールのZipfer。
柑橘系の香りのさっぱりとした風味。たしか€3.5くらい
テーブルに手作りのパン?の豚の飾り。
ガーリックブレッドとクリームスープ。それぞれ€4.
カーリックトーストみたいなものかと思ったら、ピザ。
こちらで何度か食したお店のスープの位置づけ。
とてもしっかりしていて、存在感があります。
どちらも、とても美味しかったです。
謎にレストランの中に、ボーリング場併設。
けっこうみなさん、楽しそうにやってました。
そして
翌日
今日は、スキー。
オーバートラウンの村のすぐ近くにある「Krippensutein(クリッペンシュタイン)」というスキー場。
スキー場のエリアマップに、宿泊地が載っています。近いですね。
通常のスキーコースは、青と赤のラインだけ。
ほかのオレンジや点線は、オフピステというか、むき出しの山で、自分で登ったりしながら滑るところ。
コース以外は、ビーコンとエアバックの装着が推奨されていました。(スキー場のホームページで)
前日、宿で調べてもらったバスの時間はたぶん9時と。
「バスの時刻表に日曜日は載っていないからよくかわらないの。でも、きっと大丈夫。」。って。
スキー場のふもとの村なのに、のんびりしています。
こんなに近いのに!
朝食も早めに用意してもらいました。
シリアルと、ヨーグルト、卵。シンプルだけど、美味しそうな朝食。
見たこともないような種類。
途中で、焼き立てパン(手作り風でかわいい)、ハム、たっぷりの挽きたてコーヒーも。
あたたかい雰囲気の朝食に、お腹も気持ちも満たされます。
バスの時間。
バス停に数人の人。バスはだぶん大丈夫。
昨日とは違って、大きなバス。バスの後ろに大きな荷台がついていて、そこにスキーを積んでから乗車。
スキー場まで、4km。あっというまに到着。
リフトのチケットは、35ユーロのはずだけど、なぜか25ユーロでした。ラッキー。
本日の、雪のコンディション 「POW POW」ーw(*゚o゚*)w
昨日から降り続く雪。
上には、ロープウェイであがります。
山頂は吹雪。
夏は、湖を一望する展望台にもなるこの場所。
今日は、何も見えません
リフトについた雪。寒そう。
エアバックをしょって出て行く人たち。
あそこへ行くのだろうか。
下の売店で販売していた、エアバックリュック
ビーコンの作動をチェックするマシン。
コースは、この視界。
コースの境目は、赤いネットが張ってある日本。
ここは、小さな看板のみ。3つ写っているはずなんですが…。
少し見えてこんな感じ。
山!!
というか、登っている人がいます。
絶対コースから外れない。という意気込みで滑ります。
滑ってみるとコースは、圧雪されていて、普通のコース。
下界は、針葉樹林。
長く斜度のある、気持ちのいいコース。
コース脇はパウダー。
とても、広いスキー場。長いコース。
朝から夕方までで、4本しか滑れませんでした。
夕方に遅めのランチ休憩。
雰囲気のいい、中腹の山小屋で
メニューはすべてドイツ語でしたが、気のいいおじいさんオーナーが、英語で簡単に説明してくれました。
前日食べて美味しかったウィーナーシュニッツエルと、ご当地スイーツと紹介されたもの。
スイーツは、Germknödel(ゲルムクヌーデル)というもの。
巨大なパンに、プルーンジャムが入っていて、ケシの実とバニラソースがかかっています。
ドイツ、オーストリアのご当地デザートらしいです。
オーストリアの社員食堂などでは、普通のランチメニューに、定食に加えて、このスイーツのみのメニューも一食の食事として存在していると、聞きました。
ドリンクは、こっちに来て寒い場所でよく飲んでいるグリューワイン。
スパイスで味付けしたホットワイン。あったまります。
山小屋のつらら。
ふかふか~。
寝転がって、降ってくる雪を見るの、小さいころから好きだったんだ。
なだらかな残りの斜面をゆっくり降りて
今日は、これにて終了。
宿に帰って、荷物を整理。
「日本人のお客さんは、あなた方が初めてよ。」
と言っていたなー。
夕方5時半の電車で、3時間かけてグラーツへ帰ります。
大きな荷物。
21時前には、帰宅。
「はー、家に帰ってきてほっとした。」
「家は落ち着くね。」
まさか、外国でこんな感想を言う日がくるなんて。