naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

2014年04月

大人の修学旅行 ザルツブルグへ


日本から知人が来ました。

 音楽とスイーツを巡る一週間。

 私たち夫婦にとって、初のスタンダードなオーストリア国内旅行。

オーストリア、ヨーロッパの歴史にも触れ、修学旅行のような一週間。

「大人の修学旅行」です。



グラーツは今日で終了。

レンタカーで、ぐるっと国内を回ります。

グラーツを出発し、ザルツブルグへ。

予定にはなかったんですが、途中ザルカンマングート、湖水地方のハルシュタットにも寄り道。

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いつもレンタカーは、空港が最寄なので、電車で空港まで行って借りていたんですが

今回は市内のお店で。


ヨーロッパの主なレンタカーショップ。

SIXT、eurocar、Hertz、Budjet くらいかな。

日本語対応のレンタカー価格比較サイトで調べて、一番安いところで借りています。


ヨーロッパの車は大半が、左ハンドルのマニュアル。

本日ももちろん。
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ギアの「R」の場所がいつもと違うので (左上) 戸惑っていましたね。
普通には動かなくて、ぐっと下に押し込んで動かすらしいです。

わからなくて、店員さんに見本を見せてもらっていました。

私は助手席に座っていたんですが、運転席にガタイのいい、イケメンのオーストリア人さんが座って運転していたので、ちょっとドキドキしてしまいました。
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本日の愛車。フィットに似てますね。
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さー、出発。

用意周到なnao太郎さんのおかげで、ヨーロッパ内はどこでもネット環境。

シムフリーのタブレットを持ってきて、こっちのシムを購入して。

ルート検索も、ちょっとした調べものも、いつでも出来るので安心です。


アルプスの景色の中をすすみます。

先月はポカポカ陽気はどこへ。ここ数日すごく寒くて、このあたりでは雪も降ったよう。

降りたての雪が積もった岩山。迫力があります。

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本当はザルツブルグへ直行する予定だったんですが、

ちょっとだけ遠回りして、ハルシュタットへ寄り道。

「世界一美しい湖畔の村」として、知られる場所。

ザルツブルグは、周囲の塩の取引で栄えた都市。

ザルツ=塩 ブルグ=砦 ハル=塩 シュタット=村という意味だったはず。





韓流ドラマの舞台となって、韓国人に人気があったり

あまりに素敵な場所だから、中国が勝手に中国国内に、まったく同じ風景になるような村を作ったりしているらしいです。さすが中国。

きっと、水、汚いんだろうな。中国バージョンのは。




前回は1月の訪問。吹雪のなか、一瞬の晴れ間で写真をとりました。

今日は、こんな感じでした。

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抜けるような青空ではないけど、しぶくてきれいでした。

ここも世界遺産です。




ちなみに冬の姿。

屋根に雪。これもいいですね。
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冬季間は動いていなかった、岩塩坑のケーブルカー
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周囲のアルプスを映す湖面
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ぶらぶら
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腹減ったね。ホットドッグでも喰うか。
海外旅行中とは思えないこの光景。日本にいるときと同じ雰囲気。
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どうでもいいけど、ソーセージが二本入っているホットドッグ。これが主流らしい。

nao太郎さんが調べて、ガイドブックに付箋貼ってました。
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日本でのボード仲間を彷彿とさせると話題になっていた人。Tさん的な。そうかな??
みんなわかるかな??
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さー、出発です。
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運転手交代。

自信がないといいつつ、きちんと運転しているnao太郎。

私の100倍以上上手でした。アイスランドでの運転エピソードを披露したら、この旅行中、私は運転の交代を求められることは決してありませんでした。
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ハルシュタットの寄り道もあったので、ザルツブルグには、夕方到着。

宿。
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どうしてもしたいことがあったわけでもないし、雨もふりそうなので、適当にぶらぶらします。

無料駐車場、free-wifi 朝食付きで安い宿。中心部から少しだけ離れています。

ホテルで、バスチケットを購入できたので、24時間パスを購入して、出発です。


ザルツブルグの観光チケット情報

*市内バスチケット

1回乗車券 €1.9 (タバコ屋1.6 バス車内 2.3)
24時間   €4.2 (車内 5.2)
9/17(日中のみ 9-17時なのかな?)  €3.2

*ザルツブルグカード (バス、エレベーター、ケーブルカー、観光施設のフリーパス)

24時間 €25
48時間 €34
72時間 €40


私たちは、そこまで熱心じゃないので、とりあえず移動はして、有料の施設は外観だけでいっか。と。
ホテルで買ったのに、キヨスク価格の3.3€でラッキー。


ザルツブルグ

音楽の町

モーツアルトが生まれた音楽の都として知られます。

そして、指揮者カラヤンの生まれ故郷。

町中、モーツアルトだらけでした。

夏に行われるザルツブルグ音楽祭は世界的に有名。世界中の著名人が音楽鑑賞に訪れるそう。
チケットの入手も困難。
そのサブイベントとして、イースター音楽祭をしていました。
イースター音楽祭のチケット入手も困難で、ほぼ不可能とか。


そして、

古くから繁栄してきた、古都


西暦700年ころ ザンクトペーター教会設立。
司教が領主を兼ねて統治。教会国家は1000年にも及び
壮麗な教会や宮殿が立ち並ぶ都市に発展した。


教会で、人の道を説くひとが、地域を統治していたのか。
教会中心に栄えるのって、すごく街が美しくなりそうだ。


また、映画「サウンドオブミュージック」の舞台としても知られます。




天気が悪いのは残念だけどきれいな町並みです。

岩山の向こうからバスで来ました。
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バスを待っていたら、勝手に傘に入ってきたおっさんたち。フレンドリー。
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大聖堂
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たくさんの馬車
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広場 イースター市ですかね。

今年のイースターは4月20日。そろそろです。
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イースターらしい羊のパン
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と、魚。オーストリアの割りには、まともな雰囲気。
いつもへんてこなディスプレイだから。

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噴水
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馬の鼻から、口から水が出てますけど。これはあり??
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イースターエッグの専門店。年中イースターエッグを売っている場所らしいです。

日本にはない感覚
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雰囲気のある看板。オーストリアにはとても多い

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マック
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スタバ
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城塞へのケーブルカー乗り場
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音楽

モーツアルトだらけでしたよ。

モーツァル広場 そして銅像 
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お土産

モーツアルトチョコ
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モーツアルト君
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 モーツアルト君
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人形劇パペット
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全面的にモーツアルト押しの、お土産やが目立つ
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音楽家が浮いていた!!!
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モーツァルトの生家

おー!!感激。したけど、入りません。
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入場料€10って。1500円って。
そこまではね…。


オペラ「魔笛」を作曲したクラビコードとか、幼少期に使用したバイオリンとか展示されていたらしいです。


日本からの観光客も多いんでしょうね。日本語の表記も。
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一階は
SPAR(シュパー)でした。本当にどこでも進出するな。シュパー。
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モーツアルトの住んだ家  17才ころすんでいたらしいです。

ここも入場€10 なのでパス。
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この建物には、日本の保険会社が多額の寄付をしているそう。 第一生命かな。
ほー。
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祝祭劇場

岩をくりぬいて作ったような劇場。「モーツアルトのためのホール」という名称のホールもあり。

大ホールは、ここザルツブルグ出身のカラヤンの指揮で開場した歴史を持つそう。
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ザンクトペーター教会

墓地  西洋のお墓ってなんていうか素敵。
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教会
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西暦696年創建 何度も改築しているんだろうけど、雰囲気あります。
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中心に川が流れ、いくつもの歴史的建造物。そして、周囲を山に囲まれ、山の上に城塞。
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ホーエンブルグ城塞
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サウンドオブミュージックについては、思いの他盛り上がりすぎたので、次回別に。

ちら見せ。

ガイドツアーの看板
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記念撮影するアジア人

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雨、そしてアルプスで標高も高いのかな??

すごく寒くてギブアップ。

宿に帰って、宿でごはん食べました。

また、シュニッツェル。と、スープ。

日本ではスープって地位が低いけど、オーストリアのスープって食事の一品として存在感を強く放つ。

スープとパンだけで、贅沢な食事として成立するような。


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そしてビール
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では。

大人の修学旅行  隣国スロベニアへ。

このブログ、というか、

ブログというものはたいていそうなのかわからないんですが

書いている人は、管理画面で

アクセス数とか、アクセス人数、どんな検索ワードでここへたどり着いたのかがわかります。

いつもは、友達と家族くらいしか見ていないんだろうなという人数。

昨日は、飛躍的に多かったんですよね。

なんでだろ??

「大人の修学旅行」

という怪しいタイトルのせい??

別に、エロい話ではないです。最初に言っておきますけど。


最初は、naoko とかグラーツでしか検索されなかったこのブログ。

最近は、「ポーランド 一人旅」とか「オーストリア スキー場」

なんかでたどり着く人もいるようです。



では。




日本から夫婦共通の知人nao太郎さんが来ました。

音楽とスイーツを巡る一週間。

初のスタンダードなオーストリア国内旅行記です。

オーストリア、ヨーロッパの歴史にも触れ、修学旅行のような一週間。

「大人の修学旅行」。



グラーツ二日目。

ヨーロッパといえば鉄道の旅。


ただ、今回の滞在。

国内移動は、主にレンタカーの予定。

近場で、鉄道の旅を経験しておきたいところ。

お手軽に鉄道の旅を楽しめる場所。

グラーツから1時間で、隣国スロベニアの小都市「マリボル」へ。

グラーツとウィーンの中間にある世界初の世界遺産の橋 「センメリグ」へ行くという案もあったんですが、あまりに何もなさそうということで、マリボルが選択されました。

片道1時間 往復€20弱。

時間も、距離もとてもお手軽。

混んでいないし、そこそこ見るところもあって、隣国まで行けるというお得スポットなのです。

ちょっと地味ですけど。


前日にtime tableを調べておいて

今日は10:38分の電車で行くことに。

nao太郎さんは、昨日に引き続き、朝の散歩をしたようでした。

アクティブ!!


そして、我が家の庭で朝食。

優雅!!
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スーパーでサンドイッチ買ってました。

言ってくれれば、残りのカレーがあったのに。

私は、ここでカレーを食べました。



グラーツ駅。

冬の間工事していた、ホームが出来ていました。世界の車窓からですね。
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1時間。

テーブルもある席で、ゆったり。

あっというまに到着。



ヨーロッパの鉄道といえば、食堂車。

食堂車へ偵察に行ってみようかなどと思っていたのですが

あっというますぎて、行かずに到着してしまいました。


とはいえ、nao太郎さん

初のヨーロッパ鉄道の旅

満喫しているようでした。



ここマリボル

私は、グラーツに来た1週間後。1度観光に来たことがあります。



シェンゲン協定内なので、パスポートコントロールもなく。

うっかりしていると、気づかないような国境。

車掌さんの「人」と、「制服」が変わって

もう一度、チケットチェックがあるくらい。



マリボル観光。

ぶらぶらぶらと。

教会
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街角の小さなイースター市
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世界一大きなワイナリー。

グラーツもそうなんですが、この南シュタイヤマルク、そして、スロベニアは白ワインの産地。

小さな地区なので、世界的、というか、日本にはあまり知られていないと思いますが。

とても安くて、とても美味しいんです。

看板の大きな樽。

前回は、場所もわからなかった場所。

長さ3.5kmだかある巨大ワイナリー。見学もできるらしんですが、しまっていました。残念。

売店だけこじんまりとやっていました。
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前回は1月。

ここはスケートリンクだったんだなー。
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赤い屋根

んー、ヨーロッパ的。ここも旧ユーゴです。実は。
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そして、一番の見どころ!!!


世界最古。樹齢400年のワインの木です!!!



って、地味ですね。

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1月に来た前回は、つるつるの枯れ木でしたが、ちょこっと葉が出ていました。
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川には白鳥。
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ベビーカーを押すママ。のどかですね。
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青空市がやっていました。

いい笑顔のおじさん。

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アスパラが食べたいと思って、見ていたら話しかけて来ました。

どこから??

(日本です)

おー、私は日本の札幌に1ヶ月住んでいたことがあるよ。

子供が一人、日本に住んでいるんだよ。

旅行かい??

そんなやりとり。

彼の子供のうちの一人は、イギリスにいて、リーマンブラザースに勤めていたが、会社が倒産してなくなったので、モルガンスタンレーに転職したとか。

来月はイスタンブールを経由して、カンボジアに旅行に行く予定だとか言っていました。

世界は狭いよとも。

たしかに。

すごくニコニコして、いいおじさんだったな。

500g単位でアスパラを売っていたけど、食べ切れなさそうというと、半分で売ってくれました。

こう見えても、おじさん。グッチのキャップかぶってました。


んー、出会いはいいですね。



そういえば、来る途中の電車の中でも。

オーストリアとスロベニアの国境に住むという、旅行帰りのおじいさんに話しかけられたなー。

おしゃれで、インテリジェンスの高そうな。

かつて日本に旅行して、東京、大阪、日光に行ったことがあると。

東京から大阪へ飛行機で飛んで、新幹線で帰ってきたと。

日光の話をしながら、聞かざるをジェスチャーでやってくれてました。かわいかった。

新幹線に乗ったけど、当時よりさらにスピードが速くなっているんだろ??とか

富士山が美しくて、写真をたくさん撮ったよと言っていました。



ぶらぶらぶら。

家の修理。床かな??コンクリートを流し込んでいるっぽかった。

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帰りの列車。

13:30の次は、16:30。けっこうあくな。

スロベニア料理のランチはあきらめて、早い列車で帰ってグラーツの観光をすることにしました。

かわりに、昼食は、マック。


日本にはなさそうなメニューを。

nao太郎さんは、クラッシックビーフラップサンド。

イメージ写真とだいぶ違ったと、落ち込んでいました。


私は、ベジバーガー。ベジタリアンのためのものなのかな??

ポテトをベースにした、さつまあげみたいなものでした。

劇的に美味しくもないけど、いい経験になりました。まずくもなくて、普通でした。
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乗り換え待ちもあって、15:00グラーツ到着予定。



国境の駅で、30分くらいかな、乗り継ぎ待ち。


本当に小さな駅で

次の列車の電光表示もない。

時刻表も貼ってあるんだけど、なんかよくわからない。


待っている人もいるし、列車は来るんだろう。


電波もないから携帯をいじるでもなく

どこかへ行くほどの時間もなく。


乗り継ぎの乗客10人程は



森の中の小さな駅にぽつん



静かに座ったり、椅子も少ないので立ったりして次の列車を待つ。


ホームも、4つくらいあるんだけど、


列車が来てから線路の上を越えてトコトコ歩いて行けそうなくらい小さな駅。




よくわからないし、何もない環境っていうのはちょっと不安にもなるんだけど


何もなく不自由なこと


って、



便利すぎるよりも贅沢な気がしています。


ぼーっとしていて、写真もないなー。




無事乗り継ぎ、予定通りグラーツに到着。




グラーツをぶらぶらします。

1番トラムはしっこの、マリアトロスト教会。

けっこう遠いのよね。森の中の細い道をくねくね走ったりして。

中央駅から30-40分くらい??

そして、降りてからも、小高い丘を、階段を上ります。

かわいい外観
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意外と華やかな内部
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天井も
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パイプオルガンも。
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あまり観光地ではないグラーツ。

そして、ちょっと遠いこの教会。

しーんとしていて、人がいない教会にぼーっと座る。

そんな時間がいい。


日本での共通の知り合いの近況を聞いたりなんかして。

あいつ結婚式するんだって。とか。


小高い丘の上。のんびりヨーロッパの田舎風景を眺める。
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歩き回って疲れたので、いったん解散。それぞれのホテル、家で休憩。



夜には、夫と合流。

みんなで、教会コンサートに。

GRAZの毎日の行事予定を記載してるホームページから、「音楽」の欄に載っていたもの。

教区マリア教会。「情熱のモテット」。

何回か参加した、教会コンサートがなかなかよかったので、彼も連れていってあげることにしました。


この教会
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モッテトというのは、声楽曲のジャンルのひとつ。一般的に、中世末期からルネサンス音楽にかけて成立・発達した、ミサ曲以外の宗教曲を指すそう。

よくわからないけど、宗教的な曲を聞けるのね。
コンサートかなと。

行ってみたら、本格的な宗教行事でした。


ドキドキ。
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素敵な教会で、念願のパイプオルガン。

ちょっと失礼だけど、信者ではないのに、この場所に立ち。

パイプオルガンの音。教会内の人々のそろえる声、歌に包まれる。

教会はとても音が響く。

本物というのは、なんでも迫力がある。


日本の法事より、心地よい。

神父さんの前にみんなならんで、無味のおせんべいをぱくっと食べる儀式をやっていたけど、私たちはこそっと出てきました。

ポーランドへ行ったとき、クラクフの教会では、ぱくっと食べたけど。


みんなで夕食。

今日は、山の上のレストランへ。

昨日の上った、グラーツのシンボルの時計塔。


これは、いつかの昼間の写真。
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眺めがいい場所です。
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昨日見たのととは、違うレストランへ。
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なんか、おしゃれで、美味しかったなー。

私たちは恒例のビール。

nao太郎さん。調子よく、ワイン飲んでます。大丈夫かねー。
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シュタイヤマルク特産のかぼちゃを使った、ラムの一皿。

値段の割りに豪華!!しかも、すごい美味しかったー。
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とか、
アスパラのスープとか。
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店を出て、山の上からの夜景。

私の好きな教会だわ。

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時差に苦しむnao太郎さん。

眠くて死にそうになっていました。

明日へ続く。

大人の修学旅行 グラーツ市内観光

日本から夫婦共通の知人nao太郎さんが来ました。

音楽とスイーツを巡る一週間。

遠くへばかり旅行していた私たち夫婦、初のスタンダードなオーストリア国内旅行記です。

オーストリア、ヨーロッパの歴史にも触れ、修学旅行のような一週間でした。

「大人の修学旅行」の始まりです。





ちなみに、日本での私たちの姿を知る人は誰も信じてくれないと思いますが

私たち3人のひそかな共通点は、音楽です。

幼少期にピアノを習っていた私、バイオリンを習っていただんなさん。

ピアノ講師の息子で、年末は東京のホールでクラシックコンサートを聞きながら年越しというのが恒例のnao太郎。



そして、甘いものには目がないというnao太郎。

旅先でご当地の有名スイーツを巡ったり

それを、毎回私たち夫婦にお土産として買ってきてくれたり。

さらに、食べたいケーキがあったら、自分で作ってしまうという人。

そういう人、学生時代の友達にもいたよなーと。




そんな3人の旅日記です。




まず、1日目。

nao太郎さん。夕方にグラーツ空港へ到着。

ちょっと早めにお迎えの準備。

初の海外旅行に緊張していたみたいですが、何のトラブルもなく無事時間通り到着しました。



グラーツ空港から、グラーツHbf(ハウプトバンホフ 中央駅)まで、電車で7分。

グラーツ市内の電車は、トラムやバスと同じチケットで、1時間、1日…1年。のように、時間単位で購入できます。


nao太郎さんは、3日券を購入。

チケットの種類によっては、特別な場所でないと購入できないものもあるんですが、3日券は、駅、車内にある券売機で簡単に買えました。

1時間券  €2
24時間券 €4.5
72時間券 €10.9 (Graz-3Tages-Tiket)

この3日券は、観光券なのかな。
トラム、バス、Sバーンのグラーツ中心部のエリア、シュロスベルグのケーブルカーの乗り放題。
そして、市内観光の割引もあるのでお得。


市内、近郊のミュージアム(Universalmuseum Joanneum)の1日券が、€11→€6だったので、かなりお得だと思います。

もし、そんなに滞在する人がいればですけど。



夜は、我が家で、一緒にネパリカレーを食べました。

日本でも、よくうちに来て、一緒に鍋をしたりする仲間なので、なんだか日本にいるような錯覚に陥りました。
お互い。

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お土産。
リクエストしたのは、健康サンダルとひじき、柿の種。


それ以外にもいろいろ差し入れ。
お好みソース、とろろこんぶ、魚、青海苔。
お好み焼きできますね。
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翌日。

夫は、仕事なので、私とnao太郎さんと二人で市内観光です。

グラーツは3月まで、閉館しているmuseumが多いので、私も初めてという場所がけっこうあります。

楽しみ。



nao太郎さん。

私との待ち合わせ前に、一人で散歩したり、ケバブ食べたりしていました。

どんなに疲れていても、時差で最初は早起きしちゃうんですよね。



グラーツは、トルコ人が多くて、ケバブ屋がとても多い。

私たち夫婦もこれ、すごく好きなんだけど、

ゴーゴーカレー常連のnao太郎さんも気に入っていたようでした。

マヨと甘辛というジャンクな味付けと、ボリュームが。
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まずは、1番トラムに乗って、エッゲンベルグ城へ。

ここは、世界遺産です。


ここは、ユニバーサルミュージアム・ヨハネウム(Universalmuseum Joanneum)という、グラーツ周辺にある美術館を管理する団体の施設に含まれる博物館。

11ユーロの一日券で、市内中心部の武器博物館とか、エッゲンベルグ城敷地内のいくつかの博物館も見ることができます。

ここで一日券購入。

これが一覧。
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最初の5つは市内。

1.【州立武器博物館】 Landeszeughaus
2. 【クンストハウス(近代美術館)】Kunsthaus Graz
3. 【宮殿博物館】Museum im Palais
4. 【エッゲンベルク城】Schloss Eggenberg
   【豪華な部屋】(4-10月)Schloss Eggenberg
   【アルテギャラリー】(4-12月)Alte Galerie
  【考古学博物館】(4-12月) Archäologiemuseum
   【貨幣陳列室】(12-4月)Münzkabinett
5.【民俗学博物館】(3-11月) Volkskundemuseum

ここからは市外

6. 【ヨアネウムクオーター】Joanneumsviertel
   【グラーツ近代ギャラリー】Neue Galerie Graz
   【マルチメディアコレクション】Multimediale Sammlungen

   【自然史博物館】Naturkundemuseum
【オーストリアの彫刻公園】(4-10月)Österreichischer Skulpturenpark
【トラオテンフェルス城】(4-10月)Schloss Trautenfels
【狩り博物館】(3-10月)Jagdmuseum
【州立農業博物館】(3-10月)Landwirtschaftsmuseum
【ローマの美術館・フラビアSolvaRömermuzeum Flavia Solva



エリアマップはこんな感じ 市内のmuseumはほとんど中心部です。
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museumに関するパンフレットはいくつかあるんだけど、けっこうわかりにくい。場所も、時間も。
事前にクンストハウスに問い合わせをしてみたら、こういうパンフレットをくれました。
これが、博物館情報満載のものとは思わないんだけど、これが一番わかりやすいかったです。
きっと、【i】のインフォメーションや空港にもあるはず。
必要な方はぜひ。
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おー。
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皇帝フェルディナント2世の重臣、エッゲンベルグが1625年に建てた城。

時々、西洋の映画のお城のシーンで用いられているそう。

なので、映画好きの人は、目にしたことがあるかもしれないというお城。


西洋の、人気の素敵な城とはちょっと違って変わっています。

魅惑のタイムトラベルとか、そういうテーマがあるんだったかな。

1つのフロアに1日の時間である24の部屋があり、窓は1年の週数52。建物全体では、365の窓がある。

時間、暦、星座。そういう数を用いて、城に宇宙を築き上げたとか。


アジアンな、部屋もあり、日本の大阪を描いた屏風もあるという。

なんか不思議。


庭にたくさんの孔雀。

「ニャー!!」と鳴いていました。
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10時オープンで、10時のガイドツアーに間に合いました。

この城の目玉の豪華な部屋と、屏風の部屋というのが、ガイドツアーじゃないと入れないので、間に合ってよかったです。

ガイドツアーは、英語とドイツ語。私たちは英語のツアーに参加しました。


タペストリー
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の顔
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壁や天井の絵。

普通、貴族とか、天使とか描かない??

殺人現場とか、死んでいる人の生首とか多かったなー。

きれいな女性が、人を井戸につっこんで殺そうとしている図。
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屏風の間。

本当にこれ!?って感じですが。

間に中国の絵が書いてあって、日本の屏風は、ばらばらにして、壁に埋め込まれています。

なので、日本のものだと数年前まで認識されていなかったそう。

豊臣時代の大阪の絵なんですが、この時代の大阪を描いた絵というのはほとんどなく、とても貴重なものなのだそう。

それがわかって、日本から有識者が集まり、検証したりちょっとした騒動になっていたらしいです。

NHKのドキュメンタリーも撮影していたようです。

ガイドさんは「これは、日本の豊臣秀吉というとても有名な歴史上の人物の時代の大阪城の周辺の絵です。私は知りませんが、日本ではとても有名な人です。人々は両替をするために、日本中から大阪に集まってきました。」と、言っていました。

そうだけど、ちょっと違うような。

ま、いっか。
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もとの屏風

こういうのをイメージしていたんだよな。
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これがヨーロッパからみた、日本か。




宇宙をあらわす不思議な空間。
ということで、

部屋の四隅に四季を表す絵の部屋
12ヶ月それぞれをイメージする12の絵がかかれた部屋
12の星座を表す12の絵がかかれた部屋。


そうういのが、ふんだんにおりこまれているらしかったです。


豪華な部屋
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そういえば、マリアテレジアも滞在していたのかな??

マリアテレジアのベッドとか、肖像、マリーアントワネットの像とかちょこちょこあったなー。

ぼんやり聞いていたから、忘れました。




外から。天気がいい。
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冬にも庭には入れるので、一回だけ来たことがあるんだけど、あまりに寒くて、つらすぎて記録に残していなかったような。

城も、空も、地面も白くて境目がよくわからない。
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幼少期に、海外の貨幣に興味があったというnao太郎さん。貨幣ミュージアムにも行っていました。

解説がドイツ語なのでちんぷんかんぷんでした。





次は、中心部へ。

また、トラムに乗って戻ります。


用心深いnao太郎さん。


日本から入念に下調べ、準備をしています。

海外でも、ネットが使えるように、シムフリーのタブレットを購入してきていました。

そして、シムを購入できる場所まで、調べて、早速シムを買っていました!!

携帯を買うまであんなに苦労していた私たちは一体何だったんだろう。という感じです。

T-mobileでシムを買って、設定しているところ。


うれしそう。この日はすごく寒かった。ちょっと変な重ね着なのは、そのせい。
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次は、町の中心部。

インフォメーションの隣。

武器博物館

これも、例の博物館一日券で入れます。

ここの入場料€8。もう元がとれています。

15世紀のグラーツは、イスラム教のトルコ軍に対するキリスト教国の東の砦として、重要な位置にありました。
戦闘に備えて、多数の武器を格納する、武器庫があった。
オリジナルの姿で現存する、世界最大の武器庫だそう。

1、2月は閉館。11月、3月は1時間ごとのガイドツアーのみ。
4月からは自由見学で入館できます。


博物館というより、本当にリアルな武器庫という感じ。

展示ではなく、ぎっしりと「収納」されていました。



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大砲
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かっこいい
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ぎっしり
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ちょっと変な顔
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壮観  兵馬俑みたい。
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RPG世代にはテンションがあがるという槍。
RPGってやったことないからわからないけど。
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鎧もよくみると、いろんなデザイン。
ださい絵も。ぷぷ。
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すべてが、一度は戦いで実際に使用されているものらしいです。
リアルな傷がついたものもありました。


建物から見えた山。と歴史的な建物の中庭。
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んー。まだまだ続く、鎧の数々。
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日本の鎧兜と共通する要素もありますね。



完全になめてたけど、すごかったなー。

特に解説もなく、ただただぎっしり並べてあるだけ。

天井にはヘルメット。
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どこかでランチと思ってたんだけど、nao太郎さん希望の、王室御用達のパン屋さんへ。

エデガータックス。だったけ??

重厚な外観。
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意外とお手ごろ価格のパン。1個2€くらいだったかな。

小さな店内のすみっこに、小さなテーブルが2つだけ。

ここでそのまま食べられます。隣のカフェのコーヒーを配達というか、注文できます。


パンも重厚な作りで満腹。これで、お昼は終了。
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オーストリアがトルコを制圧したとき、ラデッキー将軍が、トルコから持ち帰ったパン。

トルコの国旗にもある、月の形。

それが、現在クロワッサンに形を変えたという話。

その当時からある、その当時からその形のパンを作っていたお店だったと。

聞いたことがあるような。

間違っていたらごめんなさい。



あとは、なんとなくぶらぶら

行かなくてもいいって行ったのに、nao太郎さん熱望の観光スポット。

二十螺旋階段

ブログで私ががっかりしたと書いていたんだ。数ページしかない地球の歩き方にも乗っているのに。



予想通り、がっかりしてました。

ただ、予想以上にがっかりしたことに、満足しているようにも見えました。
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宮廷のために作られた教会。

イースターまでの期間。キリストの像とか絵は、布で隠されるようです。

いくつか教会を見に行ってみたけど、どこもそうですね。

イースターは死んだキリストが、復活したことを祝う日。

復活するまで隠しておくのかなー。



ここは、私が、グラーツで一番荘厳だと思う教会。

派手な色、黄金の装飾はないのに、すごく迫力がある。

イースターに、向けてどの教会でも連日行事が行われているよう。

今夜の行事のリハーサルで、宗教的なアカペラを練習で歌っていました。

けっこう遠くにいるのに、近くで歌っているかのうように、響く。満足。
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シュロスベルグの時計塔へ。

ここもかつては不落の城塞と呼ばれた砦があったそうですが、今はのどかな雰囲気。

ナポレオンに街が落とされた時に、時計塔以外壊されてしまったそうです。

市民が懇願して、多額のお金を払って残してもらったそうです。
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昨日購入した3day チケットを使って、ケーブルカーで上ります。

私は半年間有効のハブスヤーレルカルテ。

ケーブルカーは使えるけど、エレベーターは使えないので注意が必要です。


赤い屋根を見下ろして上っていきます。


市内を一望するレストランを見たり
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下界を見下ろしたり。

ちょっとかわったぶつぶつしたのは、クンストハウス。

現代アートのミュージアム。クンスト=アートという意味だったかな。
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天気がいいと、とても気持ちがいい。

私の好きな場所。




なんだかんだで夫とも合流。

夕食前に、カフェザッハーへ。

オーストリアといえば、バッハトルテ

ザッハトルテといえば、ウィーンのホテルザッハー内のカフェザッハーが名門。

ウィーンの店舗は、大混雑。行列で購入するのも大変だし、スリも横行しているそう。

調べてみたら、名門ホテルザッハー。

一泊。一番安くて€500でした…。7万…。



グラーツは、すごくすいているし、ウィーンよりも美味しいという噂。

グラーツ在住の人情報なので、ひいき目のバイアスもありそうですが、落ち着いた雰囲気というのはいいですね。



3人で、ケーキとコーヒー。けっこういいお値段でした。旅行奮発価格ですね。

オーストリアにいる間に一度は食べてみたかったので、ちょうどよかったです。
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すごく甘いケーキと、甘さ控えめのクリーム。
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ザッハーのトレードマーク。
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夕食は、3人でビール。
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オーストリアの定番。ウィーナーシュニッツェルの衣に、シュタイヤマルク名産のパンプキンの種が入っているという、「シュタイヤシュニッツェル」を。


オーストリア。シュニッツェルって要はとんかつ。に、ベリーのソースをつけるんですよね。

ま、旅行の経験ということで。

まずくはないです。けど、レモンとソルトアンドペッパーのほうがいいかな。
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知り合いの、唯一の日本人のグラーツ公認ガイドさんに紹介されたお店。

少し高いと聞いていたので、なんとなく躊躇して、行ったことがなかったんだけど、そうでもなかったです。

たぶん、量が多いので、みんなで分けて食べたからかな。

すごく美味しかったです。


普段はあまりお酒を飲まないnao太郎さんも、珍しく、ビールとシトラスの混合ドリンク。ラドラーを注文。

気に入っていたようでした。



グラーツの夜の町並みをぶらぶらと見ながら帰宅。

この旧市街も、世界遺産なんですよね。
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世界遺産の旧市街と現代アートの共存するまち。グラーツ。

クンストハウス。
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では、明日。ってことで

nao太郎さんとは解散。




nao太郎さんと別れたあと。

わがやの前のjazzカフェから、演奏の音が。

ふらっと入ってみたら、先客はたった2人。

まー、贅沢(*˘︶˘*).。.:*♡

演奏していたので、ちょっと聴いて帰りました。

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サックスと、コントラバス、ピアノ、スネア。

すごいかっこよかったです。


小さいお店に、私たちだけ。

空間にその音楽、その空気で満たされるという感じ。

とても好きです。

サラエボのアザーンとかも。



nao太郎さんにも連絡してみたけど、時差、疲労で寝てました。

ごめんなさい。


かっこいいお客さん
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実は、ちょこっとサックス経験のある私。

アルトサックスを吹いていました。

サックスプレイヤーとちょっとしゃべって、記念撮影。
オーストリアでも、須川展也は知られているんだそう。


須川さんは、日本でも、最近、年に数回コンサートに行っていた、サックスプレイヤーさん。

子供のころ、彼や、彼の所属するグループ(トルヴェールカルテット)の出演したテレビ番組をビデオに録画して

擦り切れるほど見ていた記憶。



最近だと、朝の連ドラ、さくらのテーマソングを吹いていたり

竜馬伝のエンディング(?)の曲を吹いていたりする人。

日本で、サックスの知名度をあげたのは彼 (と、武田真治) だと思っています。



演奏家さんの楽器は、YAMAHAだそう。


私は、YANAGISAWAとセルマーを使ってましたと言いました。
懐かしいなー。
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リクエストを聞かれて、どぎまぎしつつ、my favorite thingsをリクエストしました。

サックスをしていた当時から大好きだった曲。

日曜の朝の、何かトークかインタビューの番組のテーマソングだった気がするんだけど。

佐和子の朝的な、何か。

ま、いっか。


そして、ここオーストリアを舞台とする、サウンドオブミュージックの中の一曲。


明日も、観光です。

おやすみなさい。

イースターが終わって in GRAZ



日本ではあまりなじみのない行事

イースター


卵?というイメージくらいしかなかった私。

キリストが十字架に張り付けにされ。
死後3日 復活したことを祝うお祭り。

キリスト教最大の行事です。



イースターの40日前から、節制の期間に入るわけですが、そのころから、町は、イースタームードに包まれます。


以前にも、イースターの雰囲気になりつつある町の様子をお伝えしました。


今年のイースターは4/20日。

ちょうどウィーン旅行をしていたので、いつも暮らすグラーツの様子はわからなかったのですが

私の見た範囲で、感じたことをまとめます。

イースター前


卵とウサギであふれるまち。

どちらも、豊穣を意味するもの。


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ロクシタンでも
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あまりロクシタンらしくないですが。
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ラッシュでも
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羊のケーキ
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そのケーキを作る型と思われるもの
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宝石店のうさぎ
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老舗パン屋にも
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ひよこのお菓子
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カラフルな卵  広場で
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レンドプラッツという広場の青空市

イチゴとかハーブの苗 
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その中にも  カラフル卵
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トラム路線図の記号を使って、ウサギの絵にしたポスター
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イースターのパン ピンツェ
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パンやさんの看板
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広場では、イースター市

何ということもないんだけど、なんとなくにぎやかでいいです。
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イースターが近くなると、教会でのコンサートがちょこちょこ行われていました。

最初は、ほんとうに普通のコンサート。ちょこっとイースターを意識したような曲目で。

教会の響く環境でのコンサートはとても雰囲気があるし、音も響いて素敵でした。

同じ楽器、同じ人間の声でも

土地が違うと、空気が違うと、まったく違う音に響くそう。

ヨーロッパの乾燥した空気。

その影響もあるんでしょうかね。


市教区教会のコンサート。

バイオリン2台で。
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フランチスカーナー教会のコンサート

キリストの像が隠されている
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友人が来て。イースターの数日前。

聖マリア教会。

コンサートかと思ったら、けっこう本格的な宗教行事

声をそろえての聖歌とパイプオルガン。
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イースター前日。ザルツブルグにて。

羊のケーキと、ウサギのケーキ。

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そしてピンツェ
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かわいいお菓子
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イースターエッグの専門店。ここは年中売っているみたいです。

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街角のショーウィンドーで。

キリストの置物。
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イースターエッグ

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ウサギのディスプレイ
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ウィーンにて。
デーメルのザッハトルテにも。
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ウィーンの教会にて。



イースター前は、キリストが布で覆われている。
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そしてイースター後

行事をしていて。そして、布がなくなっていた。
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ここも別の教会。

イースターと関連あるのか、わからないけど、何かのイベントをやっていた。

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イースターが終わって。

スーパーでは。


ウサギケーキが半額
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名残っぽいケーキがまだある
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イースター前に売り場であった場所ががらんとしていて、その横にこじんまりと、見切り品コーナーになっている。
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カラフルだった卵がなくなり、通常バージョンに

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パン屋さんの看板も普通の商品に
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イースター前は1週間くらい学校が休みになる。

それでなのかな??

イースター休み明けの駅。

子供たちがやたら多い。

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しかもみんな荷物がおおい。


いつも見る3人組
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双子
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でかいなー
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ハローキティ
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夏休み明けの、お道具箱を持ったり、朝顔の鉢を持った日本の子供たちみたいな感じ??




イースター時期ってイチゴタルト食べるのかな??やたら、イチゴが売っていて、タルト型も売っていたんだけど。

そして、イースターが終わると、すごくイチゴが安くうっていた。余っていたのかな。

1パック€0.6とか。


安いので、ちょこちょこ買ってます。

見たことない乳製品を、適当に買ってみたんだけど、クリームチーズのような、ヨーグルトのようなもの。

それに、砂糖をいれて、チーズケーキみたくして、一緒に食べたりしてます。うまい。

本当は、ライ麦パンとか、クラッカーに塗って食べるためのものなんだろなー。


夫にも好評で、練乳いちごみたいだけど、練乳よりこっちのほうがいいね。

と言っていました。
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イースターの街。

私が見て思ったことなので、間違っていることもあるかもしれません。

けど、そうかも、「そういう時期だな。」

そう思って、気をつけてみながら、アンテナを張って生活するというのは、面白いものです。

きっと、知らなくて、うっかりしていたら、風景として通り過ぎてしまいそうなものなので。



ことわざシリーズ

「歳歳年年人同じからず」

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私も、私の目に映る風景も。

去年の今頃とは、ずいぶん違うだろう。

かわらないことがすごくいいと思う事柄もあるし。

それを大事にしたいとも思う。


変化しているからこそいいと思う事柄もある。


バランスよく、いきたいですね。

なかなか見つからない!!

日本からの渡航準備。

これは、なかなか手に入らないかもしれないから持っていこう。

わさび、七味、ゆず胡椒、だしのもと、かつおぶし。



これは、手に入るだろうから現地で買おう。

トイレットペーパー、シャンプー、台所洗剤、保湿剤。



ま、想像通り。



で、予想外にも、絶対あるだろうと思ったのに、探しても探しても見つからなかったもの。


歯磨き用のプラスチックカップと、男性用洗顔。
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本当に苦労して、手に入れました。




プラスチックカップがですよ!!

スーパー、IKEA、ドラッグストア、デパート、ニトリの様な家庭用家具店、1ユーロショップ。


2週間探しても、一向に見つからない。

一応あったのは、陶器製のおしゃれな1000円以上するもの。


結局、しばらくしてなんとかみつけた、好きではないデザインだけど、これしかないからと購入したカップ。



男性用洗顔も。

だんなさんが

「だいぶ探したんだけど、売ってないんだよね」

ヨーロッパの男性は、洗顔をしないのか。という疑いも出たほど。


しばらく暮らしていると、自然と目に入るようになり、売ってもいることがわかるように。



あの時、あれだけ見つけられなかったのは。



慣れない環境だと、あるはずのものも目に入らない。

どこにあるのか、探すスキルも低下する。


ということだったのだろうな。


買い換える必要はないのだけど、歯磨きコップを新調しました。

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