日本から知人が来ました。
音楽とスイーツを巡る一週間。
私たち夫婦にとって、初のスタンダードなオーストリア国内旅行。
オーストリア、ヨーロッパの歴史にも触れ、修学旅行のような一週間。
「大人の修学旅行」です。
グラーツは今日で終了。
レンタカーで、ぐるっと国内を回ります。
グラーツを出発し、ザルツブルグへ。
予定にはなかったんですが、途中ザルカンマングート、湖水地方のハルシュタットにも寄り道。
いつもレンタカーは、空港が最寄なので、電車で空港まで行って借りていたんですが
今回は市内のお店で。
ヨーロッパの主なレンタカーショップ。
SIXT、eurocar、Hertz、Budjet くらいかな。
日本語対応のレンタカー価格比較サイトで調べて、一番安いところで借りています。
ヨーロッパの車は大半が、左ハンドルのマニュアル。
本日ももちろん。
ギアの「R」の場所がいつもと違うので (左上) 戸惑っていましたね。
普通には動かなくて、ぐっと下に押し込んで動かすらしいです。
わからなくて、店員さんに見本を見せてもらっていました。
私は助手席に座っていたんですが、運転席にガタイのいい、イケメンのオーストリア人さんが座って運転していたので、ちょっとドキドキしてしまいました。
本日の愛車。フィットに似てますね。
さー、出発。
用意周到なnao太郎さんのおかげで、ヨーロッパ内はどこでもネット環境。
シムフリーのタブレットを持ってきて、こっちのシムを購入して。
ルート検索も、ちょっとした調べものも、いつでも出来るので安心です。
アルプスの景色の中をすすみます。
先月はポカポカ陽気はどこへ。ここ数日すごく寒くて、このあたりでは雪も降ったよう。
降りたての雪が積もった岩山。迫力があります。
本当はザルツブルグへ直行する予定だったんですが、
ちょっとだけ遠回りして、ハルシュタットへ寄り道。
「世界一美しい湖畔の村」として、知られる場所。
ザルツブルグは、周囲の塩の取引で栄えた都市。
ザルツ=塩 ブルグ=砦 ハル=塩 シュタット=村という意味だったはず。
韓流ドラマの舞台となって、韓国人に人気があったり
あまりに素敵な場所だから、中国が勝手に中国国内に、まったく同じ風景になるような村を作ったりしているらしいです。さすが中国。
きっと、水、汚いんだろうな。中国バージョンのは。
前回は1月の訪問。吹雪のなか、一瞬の晴れ間で写真をとりました。
今日は、こんな感じでした。
抜けるような青空ではないけど、しぶくてきれいでした。
ここも世界遺産です。
ちなみに冬の姿。
屋根に雪。これもいいですね。
冬季間は動いていなかった、岩塩坑のケーブルカー
周囲のアルプスを映す湖面
花
ぶらぶら
腹減ったね。ホットドッグでも喰うか。
海外旅行中とは思えないこの光景。日本にいるときと同じ雰囲気。
どうでもいいけど、ソーセージが二本入っているホットドッグ。これが主流らしい。
nao太郎さんが調べて、ガイドブックに付箋貼ってました。
日本でのボード仲間を彷彿とさせると話題になっていた人。Tさん的な。そうかな??
みんなわかるかな??
さー、出発です。
運転手交代。
自信がないといいつつ、きちんと運転しているnao太郎。
私の100倍以上上手でした。アイスランドでの運転エピソードを披露したら、この旅行中、私は運転の交代を求められることは決してありませんでした。
ハルシュタットの寄り道もあったので、ザルツブルグには、夕方到着。
宿。
どうしてもしたいことがあったわけでもないし、雨もふりそうなので、適当にぶらぶらします。
無料駐車場、free-wifi 朝食付きで安い宿。中心部から少しだけ離れています。
ホテルで、バスチケットを購入できたので、24時間パスを購入して、出発です。
ザルツブルグの観光チケット情報
*市内バスチケット
1回乗車券 €1.9 (タバコ屋1.6 バス車内 2.3)
24時間 €4.2 (車内 5.2)
9/17(日中のみ 9-17時なのかな?) €3.2
*ザルツブルグカード (バス、エレベーター、ケーブルカー、観光施設のフリーパス)
24時間 €25
48時間 €34
72時間 €40
私たちは、そこまで熱心じゃないので、とりあえず移動はして、有料の施設は外観だけでいっか。と。
ホテルで買ったのに、キヨスク価格の3.3€でラッキー。
ザルツブルグ
音楽の町
モーツアルトが生まれた音楽の都として知られます。
そして、指揮者カラヤンの生まれ故郷。
町中、モーツアルトだらけでした。
夏に行われるザルツブルグ音楽祭は世界的に有名。世界中の著名人が音楽鑑賞に訪れるそう。
チケットの入手も困難。
そのサブイベントとして、イースター音楽祭をしていました。
イースター音楽祭のチケット入手も困難で、ほぼ不可能とか。
そして、
古くから繁栄してきた、古都。
西暦700年ころ ザンクトペーター教会設立。
司教が領主を兼ねて統治。教会国家は1000年にも及び
壮麗な教会や宮殿が立ち並ぶ都市に発展した。
教会で、人の道を説くひとが、地域を統治していたのか。
教会中心に栄えるのって、すごく街が美しくなりそうだ。
また、映画「サウンドオブミュージック」の舞台としても知られます。
天気が悪いのは残念だけどきれいな町並みです。
岩山の向こうからバスで来ました。
バスを待っていたら、勝手に傘に入ってきたおっさんたち。フレンドリー。
大聖堂
たくさんの馬車
広場 イースター市ですかね。
今年のイースターは4月20日。そろそろです。
イースターらしい羊のパン
と、魚。オーストリアの割りには、まともな雰囲気。
いつもへんてこなディスプレイだから。
噴水
馬の鼻から、口から水が出てますけど。これはあり??
イースターエッグの専門店。年中イースターエッグを売っている場所らしいです。
日本にはない感覚
犬
雰囲気のある看板。オーストリアにはとても多い
マック
スタバ
城塞へのケーブルカー乗り場
音楽
モーツアルトだらけでしたよ。
モーツァル広場 そして銅像
お土産
モーツアルトチョコ
モーツアルト君
モーツアルト君
人形劇パペット
全面的にモーツアルト押しの、お土産やが目立つ
音楽家が浮いていた!!!
モーツァルトの生家
おー!!感激。したけど、入りません。
入場料€10って。1500円って。
そこまではね…。
オペラ「魔笛」を作曲したクラビコードとか、幼少期に使用したバイオリンとか展示されていたらしいです。
日本からの観光客も多いんでしょうね。日本語の表記も。
一階は
SPAR(シュパー)でした。本当にどこでも進出するな。シュパー。
モーツアルトの住んだ家 17才ころすんでいたらしいです。
ここも入場€10 なのでパス。
この建物には、日本の保険会社が多額の寄付をしているそう。 第一生命かな。
ほー。
祝祭劇場
岩をくりぬいて作ったような劇場。「モーツアルトのためのホール」という名称のホールもあり。
大ホールは、ここザルツブルグ出身のカラヤンの指揮で開場した歴史を持つそう。
ザンクトペーター教会
墓地 西洋のお墓ってなんていうか素敵。
教会
西暦696年創建 何度も改築しているんだろうけど、雰囲気あります。
中心に川が流れ、いくつもの歴史的建造物。そして、周囲を山に囲まれ、山の上に城塞。
ホーエンブルグ城塞
サウンドオブミュージックについては、思いの他盛り上がりすぎたので、次回別に。
ちら見せ。
ガイドツアーの看板
庭
記念撮影するアジア人
雨、そしてアルプスで標高も高いのかな??
すごく寒くてギブアップ。
宿に帰って、宿でごはん食べました。
また、シュニッツェル。と、スープ。
日本ではスープって地位が低いけど、オーストリアのスープって食事の一品として存在感を強く放つ。
スープとパンだけで、贅沢な食事として成立するような。
そしてビール
では。