naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

2014年11月

帰国まであと10日 一人カフェランチ


今日は、あのクーポンを使って。

このクーポン冊子。ほとんどが、2人目無料というもの。
ランチ2人目無料。
ドリンク2杯目無料
ケーキ2個目無料。

だから、二人で行かないとなかなか使えないもの。

唯一、ごはん一人でも無料。
という、1個無料のクーポンがあったお店。
外の席なので、冬期間はクローズしていた。

そこへ、来てみました。

普通の飲み物の瓶に飾ってある花。
IMGP3614





右にあるのは手帳。簡単に毎日一言ずつ日記をつけていました。最近忙しかったから、それを整理。

毎月、目標を立てて、それを評価したりもしていたから、それも整理したりして。
歩き回ってのinput の作業もいいけれど、
ゆっくりとoutput しての整理作業も、頭がすっきりするので好きだったりします。

ランチメニューはいくつかあって、店員さんが英語で説明してくれて。
一番、よくわかららなかったものを注文。
パスタ?ラビオリ?ラザニア?と思っていたら。
まず、サラダ。
IMGP3615


そして、こんなのが出てきました。
餃子みたいに、生地に包まれた、ポテトとミントを焼いたもの。
初めて食べる料理。
日本だと、ミントの味の食事ってないよなー。
知らない食べ物だから、説明されてもわからないはずだ。

知らない食べ物を食べられて、ちょっと嬉しい。

美味しかったです。
IMGP3617


こんなにのんびりとすごしたのに
すべて無料で、何も払わないのも悪い気がしてコーヒーを一杯注文。
IMGP3618



グラーツの友達から借りていた、深夜特急。
バックパッカーのバイブル本として知られるこれ。

旅ばっかしていたのに、さらに旅の本を読むなんて。
昔は不便で旅も大変だったんだなーと。

さらにここでのんびり。
IMGP3620



あ、すずめ。
IMGP3621



で、お会計しようとしたら。

店員さんが、クーポンを見て。
「んー、よくわからないけど、コーヒーも無料でいいよ」と。

結局、1ユーロも払わずに長時間楽しませてもらいました。


レンドブラッツのカフェです。
IMGP3624






深夜特急

沢木耕太郎 著
自身のバックパッカー旅行の手記。インドのデリーからイギリスのロンドンまでバスを使って旅をするというコンセプトの本。
ただ、インドにたどり着くまでもかなり長い。
バックパッカーのバイブル本として知られる。

ある程度のお金を少しだけもって、宿も行き先も決めず、野宿したり、食うものにも困ったり。
でも、だからそこ感じられる本物の空気。

1巻か2巻の最後に、著者の沢木幸太郎と、高倉健の対談が。

沢木幸太郎の「旅をするなら27歳くらいがちょうどいい」という考え方が面白かった。
説明すると、長くなるし、ニュアンスをうまく伝えられなそうなので、ここには書かないけれど。


かなり(数十年前?)のものなのだろう。高倉健の発言が、現在のイメージとかなり違うものなのが、印象的だった。
こんなことを高倉健が言っていた。
ハワイが好きで、ついすぐ行ってしまう。(でも、日本人があまりいない頃がよかった。最近は、ハワイにいくと日本人がいるからあまり落ち着かなくなったと話していた。ハワイに日本人がいなかった頃ってあるんだなー。彼が、ハワイに行っていた頃、そして、対談はそうとう昔なのだろう)
とか、
若い頃どんな役者を目指していたかと聞かれて、一流になりたいと思っていた。一流とは、一番ギャラが高いこと。とにかく、ギャラが一番高い役者になりたかった。などと話していた。

もちろん、仕事にひたむきで、実直な人なんだろうとは思う。
でも、高倉健の世の中のイメージは、マスコミが、世の中がつくりあげたイメージなんだろうな。

このインタビューから感じられるような健さんのちょっとだけ、不器用で、人間臭く、青かった時代とか、誤解されるような発言はもう取り上げられないのだろうな。

などと、思ったりしていました。

グラーツとは関係ないけど、ふと思い出したこと。



帰国まであと11日 ブッシェンシャンク



これも何度も登場しているので、ご存知かと思いますが。

グラーツの友人に連れて行ってもらった、ぶどう農家が経営する、ぶどう畑の中のワインレストラン。



彼に会うのも最後になるだろうか。ブッシェンシャンクはこれで、最後になるだろうなー。
彼とは、グラーツに来た1月。日本人妻に紹介してもらって、一緒にスノーボードへ行ったり
元美容師さんの奥さんにヘアカットをしてもらったり。
お家で美味しい日本食をごちそうになったりもしていた。


今、奥さんは日本へ一時帰省中。

今日は3人で。
私に刺激されたとかで、アウシュビッツへ一人旅に行ってきた彼から
旅の報告を聞いたり
ドイツとユダヤについて、
日中関係について、海外に暮らしているから見える視点という観点で話したり。

そんな不思議な時間でした。




ブッシェンシャンク

いいところでした。
IMGP3532

IMGP3533


IMGP3537


IMGP3548


IMGP3549


IMGP3555


シュタイヤマルクのカラーは緑。
そしてこのマーク。
IMGP3550






帰国まであと12日 青空市場





今日は、なんとなくぶらぶら。

レンドブラッツの青空市場に。ほしい野菜があって、せっかくならここで買おうかなと。


バーがあって
IMGP3424

活気があって
IMGP3428


緑が売っていて
IMGP3425


パン
IMGP3429



ベリーの季節
IMGP3431

IMGP3432


IMGP3433


野菜
IMGP3437



このキャベツでお好み焼き作りました。
IMGP3438


IMGP3439


花も
IMGP3444



シュロスベルグの時計塔。
これを見られるのも、あと何回だろうか。
IMGP3494








帰国まであと14日 古城と蛍

イタリア旅行が終わって、グラーツの残された滞在期間は2週間ちょい。
頑張れば、ふらりと旅行に行くことも出来たけれど、
この町をじっくり見て、ゆっくりすごそうと思っています。



印象的な出来事は、過去に記事にしているものもあると思いますが。
なんとなく、カウントダウンの雰囲気と
時間の流れを感じてみてください。


昨日は、グラーツの女子大集合し、タイ料理屋で女子会。
みんなぶっとんだ人で、今まで私が生きてきた中で触れたことのないような価値観を持っていて
とても面白かった。



そして、今日。



午前中は、郊外の古城へ。
バスで近くまで行って、あとは登山。
IMGP3336


シュロスベルグの山が見える
IMGP3327



気持ちのいい風景。
IMGP3338




そして、午後からは、広い庭がある友達の家に。

「暇?オーストリアにいる??」と急にお誘いがあって。

子供たちはプール遊び。

私たちと同じ頃、グラーツを離れる家族がいて
長くすんでいたから、荷造り片付けが大変と。
うっかりエアコンなしの車を買ってしまって、この時期売れない!!
と嘆いていました。
IMGP3387

庭のチェリーをつんだり
IMGP3391


美味しそうなおつまみを出してくれて、昼真っからワインを飲んだり。
IMGP3393


上のおつまみにも、これにも写っている葉っぱ。
クレッセというもの。
家庭菜園で育てられると、庭で摘んでいました。
種、買ってくればよかったなー。
IMGP3396


夜には、夫も合流して、蛍を見ながらの大人のワインタイム。
IMGP3399


旅もいいけれど

こうやってすごす日常もとてもいいです。

admont修道院 美しい図書館 その2


念願の美しい図書館をみるためのショートトリップ。

長くなったので、今日は続きです。

ようやく、施設の中へ。

入れるかどうかの確信もないまま来た私。


受付さんから、詳しいシステムを聞きます。

入館料は大人1人 €9.5 (けっこう高い)
図書館だけでなく、この施設内の美術館、博物館すべてを見ることが出来ます。
同日中であれば、再入場は何度でも可能。
図書館は時間帯によって日の当たり方が変わるが、午前中の方が美しいのおススメ。

とのこと。

写真撮影は有料。
撮影禁止の場所もあるけれど、図書館はOKでフラッシュは禁止。
いくらだったか忘れたけれど、数€を払って、このシールを体のどこかに貼っておくだけでいいそう。

けっこうきれいな施設。
IMGP3829




まずは、図書館へ。
誰もいません。
IMGP3772



この扉の先か。どきどき。
IMGP3771



わぁ (*´∇`*)
IMGP3724



これです。 
IMGP3735



逆光も美しい。
IMGP3729


壁も、本も、柱も。
天井も。

しーんと、ひんやりした場所。
でも、あたたかな光が差し込む場所。

ここを独り占めしています。
IMGP3732



なんだったか、
ここは、製本という行為自体が始まったころの、貴重な本がおさめられている図書館だったような。

なので、本は読むためのものではなく。
保存するもの。となっている。

触れるのは禁止でした。
IMGP3738



魔法の国のような世界。
IMGP3736



入り口のドア。
IMGP3741




細長いこの部屋。
いくつもの、異なる絵が描かれた天井。
一つ一つに意味があるようで、解説されていた。
IMGP3748




見学の子供たちが入ってきました。
子供がいる風景もまたいいです。
IMGP3734



社会見学みたいなものだろうか。
解説員さんが、ドイツ語で説明しています。
IMGP3760



上の文字 本のカテゴリーだろうか。

CONCIONATOR  って?
IMGP3751


HISTORICISACRI  歴史関連かな
IMGP3752

THEOLOGI 神学
IMGP3753


HUMAN & MISCEL  人となんだろ?
IMGP3769



PHILOSOPHI  哲学
IMGP3770



写真を撮ったり、椅子に腰掛けてぼんやりしたり。
しばらく図書館の中でうっとり、ぼんやり過ごしました。


せっかくなので、他の施設も見てみることにします。

修道院の中庭。
見えている建物は、入れなかったけれど、修道院として使われているエリアなのかもしれない。
IMGP3773



今日は雨の予報だったはずなのに。
緑と、山、空がきれい。

いい場所に来れてよかった。
風景がきれいな階段で階下へ。
IMGP3815



なんかよくわからない、鏡張りの場所。現代アートの美術館?
IMGP3774




写真撮影は禁止でしたが、昔の偉い人の身に着けていた、冠や衣服、調度品の展示も。
大昔の、豪華なバックギャモンが。
グラーツの友達がバックギャモンの名人なので写真撮りたかったけど、禁止エリアだったので断念。




ずらっと昆虫の標本。

魚類や爬虫類のホルマリン漬けなんかも。
誰もいない博物館というのは、明るくてもちょっと怖い。
IMGP3778


剥製エリア。
IMGP3780



ずらっと。
この地域に生息する動物なんだろう。
すごく広い場所でした。
IMGP3782


博物館も意外と面白くて、2時間くらい見ていたかも。


一旦外に出て。


花畑で作業しています。
IMGP3786



さっきの子供たち?
IMGP3785


花を摘んでいる
IMGP3789



IMGP3788



IMGP3787



芝生ごしに子供たち。
木陰に座って見ている。
のどかな時間。
IMGP3792



教会にも行ってみよう。
IMGP3791



ドアノブがかわいい。
がぶっ。
IMGP3798



天井が高く、凛とした教会。
IMGP3793



誰もいないのに、パイプオルガンの演奏をしていました。
教会の音響はすごい。
大きな音ではないのに、心臓に響いてくる音。
IMGP3794


IMGP3795


ステンドグラス
IMGP3796


IMGP3797


椅子に座って、しばらく、パイプオルガンの音を聞いていました。


外をぶらっと。
けっこう広い敷地のようなので。

建物がいちいちかわいらしい。
IMGP3799



さっきの玄関の裏側へ。
さっき花をつんでいた人たちだ。
IMGP3800



ちょっと離れて。
大きな池。
風がないので、映っている。

贅沢だなー。
IMGP3805



山を見上げると山の上に建物。
お屋敷のような。
IMGP3807


山がそびれる。

観光客も来ないような、本当にとても小さな町。

ここに暮らす人は、いつもこの山を見上げて暮らしているんだろう。
IMGP3808


緑の小道
IMGP3810



運動場 陸上トラック
IMGP3812


女の子たち。
こんな環境で育って、幸せだなぁ。
IMGP3813



施設内は、一通り見ました。
また、玄関に戻って。



このまま帰るのはもったいない。

午前と違った、光の入り方。

もう一度図書館を。

また、別の子供たち。
IMGP3819


あれ、本棚に、隠し扉があったのか。
IMGP3820


鍵で開けた後、扉を動かしているようでした。
IMGP3821


子供たちがいなくなったあとに近づいてみると。
たしかに。
わかりにくいけれど、棚の境目が。
どこに鍵穴があったんだろう?
IMGP3823



そして、最後には、みんなで手をたたいて、歌っていました。
どういうシチュエーションだったんだろ?
でも、とても楽しそうでした。
IMGP3828



外に出ると、子供たちのリュック。
IMGP3830




お昼も過ぎたし。
IMGP3831


家から持ってきていた、おにぎりを。
教会を見上げながら食べます。

緑が、光が、気持ちよい。
IMGP3832



さー、修道院をあとにします。

入り口の教会を見上げて。
IMGP3833


さようなら!!
IMGP3834



坂を数百m下ればバス停。
IMGP3835



家の柵や
IMGP3836


窓に色とりどりの花。
オーストリア的な風景。
IMGP3837


街灯にも
IMGP3838



雰囲気のいいカフェにもで入って休憩しようかなと思ったりもしたんだけど

バスの時間まであと20分。

せかせかするのもなんだし。
でも1本逃すとだいぶ遅くなるし。
日本へのお土産もまだ買えていないし。(のんびりしすぎ?!)グラーツに帰った方がいいかな。
IMGP3839


ちょっと迷ったんですが、残りの時間。
バス停で、山と町並みをぼーっと眺めることにして

せかせかカフェに入るのはやめました。

無事バスにも乗れて。

さっきのバスチケットは時間切れなので、また新しいものを運転手さんから購入。
IMGP3842



こんなに小さな町なのに
山の上にも教会がある。
IMGP3844


グラーツから公共交通機関を使えば、来ることは可能な場所。

でも、日本からここへ来るためだけに、旅行を組む人はほとんどいないだろう。
ウィーンからも、ザルツブルグからもアクセスが悪いし、
ここへ来ても、他に何もないので観光も出来ないし。

ある意味、秘境の図書館だったのかもしれない。

でも、何かのついでではなく
「この図書館へ行く」
ただそのためだけに、丸一日を使って
お金と時間をかけて
そして、帰ってくる。

それはすごく贅沢なことだったんだと、今、思う。
IMGP3846




帰りも、バスから電車へ。
ここからまた2時間。
IMGP3848



修道院にいた時は、あんなに天気がよかったのに
だんだん曇り空。

そして、ついには雨が降ってきました。

名残惜しいと思っていたけれど、ちょうどよい引き際だったようです。



修道院図書館の売店で購入した、ポストカード。
この旅、唯一のお土産です。
DSC00477






帰国して、ビレッジヴァンガードで
こんなものを発見。
知られたくない気持ちと、嬉しい気持ちと。

世界の夢の図書館
エクスナレッジ
2014-01-20





パンフレット
DSC00453



修道院の入館情報
DSC00454


Benediktinerstift ADMONT  (アドモント ベネディクト修道院) 
BIBLIOTHEK & MUSEUM (図書館と博物館)

・開館時間 4月-10月 10:00-17:00 (冬季間は要予約)
・入館料 大人€9.5
     修道院図書館、博物館、美術館すべての施設の入館可 再入場可能
     子供料金、シニア料金もあり
     レオベン等の他の施設とのコンビチケットもあり。
・写真撮影 €5 (一旦払えば、許可エリアでの撮影は全て可 図書館も可、但しフラッシュ禁)




アドモント 修道院 博物館のホームページ
ADMONT  benediktinerstift
http://www.stiftadmont.at/english/
最新コメント
記事検索
メッセージ

名前
メール
本文
  • ライブドアブログ