naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

2015年02月

午前10時の映画祭

「午前10時の映画祭」

過去の名画をデジタル化し、映画館で上映しようというものです。
テレビやDVDで見たことのあるものでも、映画館の大きなスクリーンで見ると、また別の感慨があったりもして、けっこういい企画だと思っています。
大の映画好きというわけではない私は、気になるものだけ、たまーに。
年に1本くらいのペースで見ています。
一昨年は「メリーポピンズ」、去年は「オズの魔法使い」そして、今年になってからは「サウンド・オブ・ミュージック」を。




「サウンド・オブ・ミュージック」

オーストリア、ザルツブルグが舞台の映画。
ドレミの歌で有名だったりするあれです。
nao太郎さんの訪問時に、一緒にロケ地めぐりなんかもしてきたあれ。

オーストリアに行くし、とか、きれいな英語で勉強に使えると聞いたりして、
グラーツ滞在中、パソコンやiPhoneに入れて、英語字幕、日本語字幕のものを比較しながらちょくちょく見ていました。

実際に、自分がロケ地を訪れたりもしていること、オーストリアの山々の風景を、大スクリーンといい音響で見られ、なかなかよいものでした。

ただ、向こうの滞在中、意外だったこと。
世界的に有名なこの作品。
オーストリア人には、ほとんど認識されていない、むしろ、嫌悪感を持ち、認められていないということ。
共通の話題になるかと、話すと、反応がすごく悪い。

考えてみれば、アメリカで製作して、母国語がドイツ語のはずのオーストリアが舞台なのに全編英語。
役者も、アメリカ人、カナダ人、イギリス人。顔立ちも本人たちからしたら、こんな奴らいないよ。
なんだろう。
しかも、オーストリアの国を捨てて、逃亡した人たちの話。
ザルツブルグでは、数年前までこの作品のミュージカルの上映が禁止されていたとも聞きました。
日本人に置き換えると、ハリウッドで、勝手に、日本ロケの、全編英語で、日本人の役者を使ってない映画を作られても、日本のものとして、誇る気にならないのかもなー。

ハリウッド版「ドラゴンボール」とかそんな感じ?



ちなみに、2週間ごとに作品は変わるようで。
札幌、富山の「サウンド・オブ・ミュージック」の上映は終了したようです。

海外への小包

このブログを継続して読んでいるいる方なら覚えていると思いますが

トルコ旅行の悲劇 → こちら


大変な出来事でしたが、たまたま紹介してもらった、トルコ人の方に本当によくしてもらって

彼のおかげで、帰国出来た。
そして、彼のおかげで、気持ちがどれだけ救われたか。

とにかく、とてもお世話になりました。


彼に、お礼をしたい。

ということで、日本に帰国後、彼にお礼の品を送りました。


一体何を送ったら喜ばれるのか
高価なものでも、役に立たなければ意味がないし。
でも、あまりしょぼいものもの。
食べ物は、文化、宗教、好みの問題もあるし…。


散々悩んで、結局
あまり邪魔にならないであろう、ちょっと面白い、日本の工芸品をいくつか
それと、食べやすそうな日本特有の食べものや、世界中にあるけれど、日本風のフレーバーのお菓子やトルコのそれと似た日本のお酒なんかを説明の手紙と共に贈りました。


郵送方法は、EMS(国際スピード郵便)
http://www.post.japanpost.jp/int/use/ems.html


1500g程度の重さの荷物だと、
所要期間 1週間
料金 3000円ちょっと

ロットナンバーが与えられ、荷物の追跡も可
海外に荷物を送るのでも、日本と同じように、どこの集荷場に届いたかとか、入国審査しているとか、いったん配達したけれど持ち帰った。とかわかるんですね。
すごく、世界が小さく思えます。


ラベルの記入は、日本の宅急便と同じように、送り主、あて先の名前、住所
それに加えて、品名の記載が必要でした。

記載例
label_ems


ちなみに、

船便だと、料金は1000円くらいだけれど、期間は3,4ヶ月かかります。
EMSでない航空便だと、料金は2300円くらいと少し安くなりますが、追跡システムがなかったり、損害賠償がないようでした。

知らないことがたくさんあるなー。



EMS
あまり面倒な作業ではないし、料金も思っていた程高くなかった。

もし、必要があれば、この先、気軽に利用できそうです。



日本に帰ってきても、こうやって、グラーツの滞在から影響を受けながら、新たに経験することがあってとても面白い。
だんだん少なくなっていくだろうけれど

あの半年間が
私の生活に少しづつ影響を与え続けていくんだろうな。
と、思うと嬉しいことです。


ウィーンフィルハーモニー ニューイヤーコンサート2015

ウィーンフィルハーモニーオーケストラのニューイヤーコンサート。

世界的に有名な楽団の、あまりにも有名な
毎年、大晦日、年越しをして行われるコンサート。

ウィーンフィルのコンサートチケットって、入手するのに通常でも十数万円
ニューイヤーコンサートとなると、何百万円もするものらしいです。

(通常価格じゃなくて、入手困難だからのオークション価格なのかな??)


想像つかない世界です。


そのウィーンフィルの本拠地であり、ニューイヤーコンサートの会場。「楽友協会」

ウィーン滞在中にちらっと行ってきました。
nao太郎さんとは、入ろうとして入れず(涙)
母と妹とはガイドツアーに。

nao太郎さん→これ
母と妹→これ
IMGP0071

今年のニューイヤーコンサートの様子は、もちろんテレビで放送していたのですが、お正月にはうっかり見逃していて、最近再放送されていたのを見ました。


実際に訪れたときは、空っぽの何の音もならないホールに入ったので、「へー」という程度だったのですが

自分がいた場所で、コンサートが行われている様子を、テレビを介して見る。というのは、とても不思議な作業。

そして、なんとなく、嬉しく、ほくほくするような気持ちにもなりました。


youtubeにもあがっていたので、おすそわけ




2015 ラデツキー行進曲




たまたま、最近母と電話で話したら、母も同じ番組を見ていたようで。

ウィーンは広く、見るものもたくさんで、ばたばたとした観光となってしまっていました。

「行ったときは、疲れていたし、何がなんだかわからなかった。というのが正直な感想だけど、あそこに行ったのかと思うと、感激するね。自分では、決して選択しなかった場所だろうから、連れて行ってもらってよかった」

と、母は話していました。



旅行。

計画、そして、実際に訪れること。
もちろん、それも魅力。

そして、その後、しばらく時間がたってから、訪れた土地の何かに触れたときにふと思い出す、その土地の空気。
その土地に自分が確かにいたのだと、実感する瞬間。

後から、確認する旅。そういう作業も旅の醍醐味。かと思います。

ドンキホーテで発見 イエガーマイスター

ドイツのハーブのお酒

イエガーマイスター

いつか、記事にもしたことがありました → これ

グラーツのシュナップスのメーカー BAUERの工場横の売店でやたら売っていたあれ。
グラーツのスーパーのレジ横にミニボトルがかなりの高頻度で置いてあるあれ。


ドンキホーテで売ってました!!
今まで目に入らなかったけれど、アンテナがあると見えるものなんですね。
2015-01-21-12-48-23

リッターのチョコ

グラーツで、ちょいちょい食べていたチョコ。

「Ritter」のチョコ。

一番よく見たのは、紫のパッケージのミルカのチョコだけど。

ミルカのチョコ
IMGP6325


リッターの写真は見当たりませんでした。日常すぎて、撮らなかったのか。


これも、旅行の時なんか、買っておいて、食事にありつけない時、小腹がすいたときなんかに食べていました。

分厚い一枚もので、手でパリッと割って食べます。

ベリーとかドライライフルーツが入ったやつがお気に入りでした。


日本でも発見!!これは、近所のちょっと高級感のあるスーパー。

こじんまりとしたスーパーなんだけど、無添加調味料とか、輸入食品が充実したりしているお店。

オーストリアでは1個1ユーロのチョコ。日本だと300円なのねー。なので、買いませんでした…('A`|||)

2015-01-21-11-12-13

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