渡航準備

けっこう大変でしたねー。



まず、準備って何をしたらいいかよくわからない。
そして、その準備についての調べ方がわからない。



しなきゃいけないことはいっぱいあるんだろう。
けど、非日常すぎて、想像もつかない。
一応、その国のガイドブックは買ってみたものの、観光のための本だから、生活するための必要な情報は載っていないし。



なんだか不安なのに、とっかかりが見つからないのと、日常の忙しさから、不安だけ大きくしながら、かなりの期間放置していました。



そろそろまずいぞ、と気づき始めたのは出発3ヶ月前。
調べ始めると、することが本当にたくさん。
海外出張とか、海外留学とかしている人は、みんなこんな手続きをしているんですかね。



今回、私は退職もしたので、それに関する手続きもあり、それもけっこう面倒でした。


大まかに分けると

1、渡航に伴う、書類上の手続き
2、退職して社会的立場が変化することに伴う手続き
3、現地で必要な物の準備

という感じでしょうか。


思い出せる限り、まとめておこうと思います。



*情報収集

海外赴任ガイド。こういう本があるんですね。
私達の状況にぴったりではないですが、参考になる部分も多かったです。









・オーストリア大使館ホームページ

あまり詳しくはないですが、「渡航」というページがあり、そこに大まかな必要事項が記載されています。
何からとりかかればいいかわからなかった頃には、なんとなくイメージするのに役立ちました。


http://www.bmeia.gv.at/jp/botschaft/tokio/ratgeber/ihre-reise-nach-oesterreich.html





・オーストリア大使館に電話

ネットや本の情報も参考にはなるのですが、自分達の状況と全く同じではないし、最新の情報でない可能性もあるので、正確な情報を知りたい時には、直接電話して確認したりしました。


いつも電話に出るお姉さんがけっこう、怖い人で、ぼんやりとした質問をすると、「そのようなあいまいな質問には答えかねます!!!」とぴしゃり。

不安で電話しているのに、そんなに怖く言わなくてもいいのに…。
とめそめそしたこともありました。




・オーストリア航空ホームページ

渡航荷物は、大きなスーツケースに入る分のみと決めた私達。

飛行機や船の宅急便で送ることも検討したのですが、飛行機だとすごくお金がかかるし、船だと3ヶ月とかとんでもない時間がかかる。

ということで、必要最低限の荷物だけ持っていき、それ以上は現地で調達することにしました。家具や家電も使い慣れたものである必要はなく、レンタルにすることに。

出来るだけ、超過料金がかからずに、最大限の荷物を持っていくにはどうしたらいいか。

機内持ち込み手荷物、受託手荷物の上限や超過料金基準について、航空会社のホームページに詳細に記載されているので、けっこう読み込んで荷物準備しました。

細かな条件については、ホームページだけではわからないことも多く、やはり何度も直接電話して確認したりしました。




・個人のブログ

グラーツというのは、けっこうマイナーな都市。
観光で皆が行く、パリやローマだと簡単に情報が得られるのですが、グラーツって観光する人も少ないし、ガイドブックにも載っていない。


グラーツへ留学している学生さんや、海外赴任している人のブログが、生きた情報で役に立ちました。

特に前年に「夫の仕事について半年間グラーツへ滞在した奥さん」 のブログがあり、私と境遇も期間も一緒。
海外赴任なんて初めてで何を準備したらよいのか。
そんな初歩的なところからの情報もあり、すごく参考になりました。
そして、慣れない土地で、暮らしていくうちに、その街に慣れ、楽しく暮らしている様子は、私の不安をかなり軽減してくれました。


・ガイドブック

おおまかな国のことを知るのに、地球の歩き方、るるぶなんかも買ってみました。







A17 地球の歩き方 ウィーンとオーストリア 2013
地球の歩き方編集室 編
ダイヤモンド・ビッグ社
2012-11-17











つづく。