さて、いよいよ出発です。


グラーツ駅は、やたら芸術的でこんな天井。


10:38 グラーツ発
11:38 マリボル着 (リュブリャーナ行き)
DSC07614



電車は、ちょっとレトロ。


DSC07615


自由席で、車内はこんな感じ。普通ですね。

これは、隣の席の知らない人。私ではないです。

DSC07616


天井には、飛行機みたいなライト

DSC07618



マリボルは、スロベニア第二の都市。人口11万人。



少し田舎で、あまりキレイではなかったとの評判もあり、あまり期待せずに到着。


スロベニアは、元社会主義国家らしく、国境を越えると、町並みが社会主義っぽかったなんて感想も聞きます。

社会主義っぽい町並みって??



よくわからないけど、車窓からは、のどかでキレイな風景。



ちなみに国境には、駅があって、一旦停止するんだけど、何のチェックもないから、全然わかりませんでした。


車内で切符のチェックをする、車掌さんの人と服装が変わるくらい。



駅に到着して、まずこのオブジェ。

なんだか怪しい雰囲気。


DSC07620




前夜に付け焼刃で調べた私達。

街の位置関係も全然把握していません。


街の地図は、駅の小さなインフォメーションでもらえました。


DSC07708



詳しい説明は、街中のインフォメーションで。


DSC07631



まず、大きな通りに出ると


フランシスコ教会。
ちょうど12時で鐘がなっています。
期待していなかったけど、なかなかいい雰囲気。

DSC07877



中は、スピーカーが沢山あって、教会音楽がなっていました。
静かな教会が多いから、めずらしい


DSC07626


DSC07627



初めてみた、懺悔の部屋。
本当にあるんだこういうの。

DSC07630




マルボロの看板。

マリボルなこと、意識してなのかな。

DSC07670





左がマリボル城。あまりお城という感じはしませんが、広くて気持ちのいい広場。

DSC07637




子供達が、スケートリンクで、スケートしたり

DSC07634



大人は、ホットワイン

DSC07635



中心部の広場

DSC07642




たしかに、グラーツと比較すると、豪華な雰囲気は少なめ。



建物も、手入れが十分ではなく、補修したほうがよいのでは?という箇所も。


壁がはがれて、レンガが見えるなんて、本当にあることなんだ。

舞台の演出みたい。

jpg



ただ、その不十分さが素朴で好きだったりしました。


味のある小路


DSC07663



落書きもかわいいと許せる

DSC07890



かわいい看板 本当にこんなものが、まだ使われているのだ

床屋さん


DSC07640



これはなんだろ?

鶏と金の卵。

DSC07903



煙突掃除

煙突が使われていて、もくもく煙が出るのもみたなー。

DSC07918




そして


この街の見所といえば、これ(o^∇^o)ノ



じゃーん。

って言っても。



DSC07648


ぱっと見は地味ですが。


樹齢400年。

最古のブドウの木としてギネス認定されているという木があるのです。

この木の描かれた絵がグラーツのシュタイヤーマルク州博物館にあり、描かれた年代は1657年~1681年だそう。


夏は葉っぱがふさふさになり、ブドウの収穫も出来るそうなのですが、今は枯れ木みたいですね。


これが、見れて満足(・∀・)




スロベニアは古くからのワインの産地。

そのほとんどを現地で消費するため、日本では目にする機会はあまりないかもしれません。




この建物は、博物館になっており、ワインについて色々展示してありました。

ドイツ語なんで、全然わからなかったです。



ミニワインセラーもあり、ワインの試飲も。

セミドライ、セミスイート、スイートの3種類をチョイス。

あさっりしつつも、香りがよく、とても美味しいワイン。


もともとワインはよくわからない。と思っていたのですが、こっちに来て、白ワインがとても美味しい。


一番右のセミドライを1本購入。たしか6ユーロでした。

DSC07905




本当は、この街には、世界一大きなワインセラーもあり、見学したかったのですが、今日は開いていないとのこと。

残念。

長さ2.5kmという巨大ワインセラーだったらしく、楽しみにしていたのですが。

思いつきの行き当たりばったり旅なので、しょうがない。



気を取り直して、またぶらぶら。



さっきの広場で、暖をとりつつ、グリューワイン

グリューワインとは、ワインに香辛料を加えて、暖めたもので、赤ワインで作るのが一般的ですが、ここでは、白。

めずらしいみたいですね。

初体験でしたが、美味しかったー。ほかほか(*´∇`*)

しかも、コップになみなみで、1杯1.5ユーロ。

安い!!

DSC07668




赤い屋根の町並み



DSC07644



DSC07894


DSC07902



もう一つの教会。洗礼者ヨハネ大聖堂。

シンプルなステンドグラスが印象的でした。


DSC07666



マリボル大学。おしゃれ。

DSC07929





昼食は、インフォメーションで教えてもらった公園の奥にある、スロベニア料理。


地元の家族が集う、落ち着いた雰囲気のお店

DSC07674


11ユーロくらいのランチコースを選択。

クルトンのスープ。クルトンたっぷりのスープはこのあたりの料理。
ガーリックたっぷりでした。

DSC07676



と、平たい麺のトマトスープ。

麺入りのスープ:ヌードルズッペもこのあたりの料理。

DSC07678



サラダ。写真では、わかりにくいけれど、すごい量。
カレー皿にあふれんばかりの量。
これから、メインが来るというのに。

DSC07679



そして、メイン。

豚肉と、ウィンナーと、ポテト、ザワークラフト。

うまーい(´▽`)

けど、多いです。うっぷ。


DSC07681


こっちは、魚。トラウトです。

海なし国なので、魚は高め。こっちの方が軽めです。

DSC07682



もー、おなかいっぱい。

と思ったら、デザート。

クレープに包まれたアップルペースト。これも、ご当地料理。

DSC07685


と、なんだろ。ザッハトルテでもないけど、とにかく巨大なチョコ+ベリー+生クリームのケーキ。

jpg



どれも、とても美味しかったのに、残してしまった。

ごめんなさい。



電車まで、時間があるので、ブドウ畑の山に登ってみました。

DSC07935




だんだん日も暮れてきて。


DSC07939


よい腹ごなし。



さー、帰ろうとホームで待っていたら、電車が来ないΣ( ̄ロ ̄|||)

というか、もう行ってしまったΣ( ̄ロ ̄|||)



きっと、さっきまで、向かいのホームに停まっていたやつだ。

絶対そうだ。

予定の行き先が表示されていたし。

予定通りの時間に出発したから。

あーΣ(´д`;)



時間通りに出発することで、有名なスロベニアの鉄道。

ホームは違うことがあるのね。勉強になりました。


DSC07689




時間があまったから、乗継して、一本早いので帰ろうとしたけど、結局、予定通りの列車に。

1時間駅で時間をつぶす。



さっきのことがあったから、用心して。

私たちが乗る予定の3分前に出発する列車の表示がまだ消えていないけど、どうなんだろ??

駅員さんに、聞くと、今停まっているのが、私達の乗る予定の列車と判明。

恐ろしー(((( ;゚д゚)))

また、乗り遅れるところだった。



帰りは、用心深く、国境駅もわかった。

なぜか、ぐにゃぐにゃにゆがんだホーム。


DSC07690



写真を撮っていたら、俺も。

と、写りこんできた、フレンドリーな車掌さん。

DSC07692



さー。

帰宅して、日曜の計画会議です。