グラーツには、オーストリアで二番目の規模をほこるオペラ座があります。
冬はオペラの時期。
3月いっぱいは、連日オペラの上演があります。
オペラ初心者の私たち夫婦。
2月はじめに
オペラ座体験として
ミュージカル
「アラジンと魔法のランプ」を見てきました。
子供が多く、わいわいとした雰囲気。
言葉はドイツ語でも、はっきりとしたキャラクター
有名なストーリー、華やかな舞台演出。
十分楽しむことが出来ました。
そろそろ、本物のオペラを見てみようか。
「魔笛」がわかりやすいし、曲も有名でいいよ。
お勧めされた作品。
ちょうど3月に上演しているようなので、見に行ってきました。
これは、旅に出る前の話。
やはり、入り口からすごい雰囲気
席の料金は、ミュージカルより少し高め。
見えにくい席は3ユーロ、高くても30ユーロ台というミュージカル。
オペラは、最高で60ユーロくらいでした。
それでも、日本から比べたらずいぶん安いですが。
前回は10ユーロくらいの席を。
今回は、3階席で15ユーロの席にしました。
天井が近い
1ユーロ140円くらい。
日本で映画を見るような値段。
オペラは、特別なものではなくて
気軽に見ることが出来る、日常にとても近いものなのかもしれません。
前回は、ちびっこばかりでしたが
今回は大人もたくさん。
もっと、大人ばかりかと思っていましたが
わかりやすいストーリーだからか、子供のすがたもちらほらありました。
始める前と、休憩時間は
こうやって、広場で飲み物を飲んだり、軽食を食べたりします。
ドレスではなく、いつもよりちょっとだけオシャレをしている子供たち
白シャツの少年たちがかっこいい
そろそろ上演開始
下に見えるのは、ボックスの席。
それぞれにドアがついた入り口があって、壁で仕切られています。
ちょっと高いけれど
家族でゆっくり見られるので
子供と一緒の家族にはいいだろうなー
ホールの出入り口
席番号はこんな感じにふってあります
ずっと昔から、この劇場を大切に使ってきているのだろうな。
天使のオブジェ。
演奏家もこの距離。
私たちの席では、手すりの壁に隠れて演奏者全員の姿が見えなかったけれど、面白かった。
休憩
外の空気を吸えるスペースが
街中で、民族衣装を売っているのをよく見かけるんだけど
オペラ座でも、着ている人をけっこう見ます。
ちびっこが着ていると、本当にかわいい。
これは、大人だけど。
こんなに有名なタイトルなのに
ストーリーはぜんぜん知らなかったので、予習していってよかったです。
そして、曲は、意外と知っているのも多い。ドラマとかバラエティとかCMで耳にしているのかな。
けっこうなじみのある曲でした。
舞台は、ファンタジーだから自由にやれるとか聞いたけど。
オペラというと、もっと堅苦しく
舞台装置も少なく、黒い服を着た太った人が、直立不動で声高らかに歌うのかと思っていたら
ちょっと違ったようで。
けっこうわかりやすい、細かい舞台装置。
服装も、けっこう普段着のようなラフなもの。
ミュージカルに近いような雰囲気すら感じました。
古典のオペラといっても
解釈とか、演出の方法によって
変わるものなんだと実感(これしか見たことないけど、ネットで見たものと比較すると)
帰り際、
若い女の子4人が記念撮影していました。
なんかいい雰囲気ですね。
魔笛の有名な曲を紹介
夜の女王のアリア
パパパの二重唱
俺は鳥刺し
鈴の音
これ、小学生の時かな?日本語で歌った記憶があるなー。