日本から遊びに来た友人と、スイーツと音楽をテーマに
オーストリア国内旅行です。
「大人の修学旅行」
入念に下調べをしていたnao太郎。
今回のオーストリア訪問で、特に強く希望していたものがいくつか。
・オペラ座に入ること
・楽友協会の黄金ホールに入ること (のだめにも出てきたホール)
・シェーンブルン宮殿の上にある、グロリエッテのカフェで休憩
・ザッハーのザッハトルテを食べる。
オペラ座は無事、見学できたし。ザッハーもグラーツで行ったし。
シェーンブルンは明日行く予定。
楽友協会は、立ち見席という格安の席があって、当日に購入して少し並ぶと見ることが出来るというもの。
通常の席は、席がきちんと決まっていて、席ごとに料金が発生。高いものだと数百ユーロ。
立ち見はずっと立っていなければならないのが過酷なのと、席が決まっていないので、場所取りが重要。
ただ、すごく安くて5ユーロとかで入れるので、すごく手軽。
疲れたら、途中で退席してもいいし、ホールに入れただけで満足できたりするという、
気楽な観光客にはもってこいのもの。
トータルの席数は決まっているけど、ま、売り切れることもないでしょ。という感じ。
で、公演の2時間くらい前に、ホールへ到着。当日券売り場へ。
立派な建物。
雰囲気あります。
そしたら、
「今日も、明日も立ち見はすべて売り切れです」と。
なんとΣ( ̄ロ ̄|||)
この楽友協会は、ウィーンフィルハーモニーの本拠地でもあり、
のだめにも出てきたすごく有名なホール。
入るだけでもいい。と思ってたのに。
残念でした。
あとから、調べたら、今はイースターの時期。
チケット即完売という人気楽団ではなかったみたいだけど
イースターコンサートということで、売り切れちゃったのかも。
はー、残念。
今回の滞在中には、もうガイドツアーの開催もないようだし、入ることは不可能っぽかったです。
いつか、行けたらいいなー。
*立見席情報
オペラ座
オペラ座は、全席数が2300 指定席1700 立見席500くらい(567席だった!)。
立見席は、公演当日に並んでチケットを入手するというもの。
立ち見席専用の待機場所がOperngasse側に用意されており、大階段がある通常の入り口ではなく、専用の入り口から入る(立派な看板が出ているのでわかりやすいらしい)。
以前は寒い中長時間待ったりしていたが、現在は特別待機場所が出来たので、そうしなくてもよくなったよう。
発売は開演80分前 チケットの価格は、平土間奥のParterreが4ユーロ、BalkonとGalerieが3ユーロ
1人1枚しか買うことができません
ただ、その1時間以上前から待機場所の前に並んでいないと、待機場所にすら入れないらしい。公演によって、混み具合は異なるようだが。
ちなみに、観光客には関係ない話ですが、地元の熱心なファン向けに「立ち見席優先カード」(年間70ユーロ)プラス「立ち見席回数券」(Balkon・Galerie 用50回分80ユーロ)というシステムもあるらしいです。
楽友協会
楽友協会は、オペラ座と違って、ネットなどで事前予約が出来るよう。
チケットの郵送はなく、メールにバウチャーが添付されてくるので、それをチケットオフィスに持っていて交換してもらうという仕組み。
チケットオフィスは開園1時間前にオープン、価格は5ユーロ。
数はわからないけれど、一定の数になると売りれになって購入も出来なくなる。
そうか、事前予約しておけばよかったのか…。
ちなみに、ほぼ入手不可能といわれるウィーンフィルのコンサートも、立ち見チケットがうまく入手できれば、5ユーロでウィーンフィルを聞くことも可能とか!!
さー、気を取り直して。
ウィーンの夜。
ウィーンというば、音楽、クラシカル、ザッハトルテ。
そして、日本ではそんなに知られていないかもしれないですが
「ホイリゲ」です。
ホイリゲというのは、二つの意味があって、「一年未満の新酒のワイン」とオーストリア東部にみられる「新酒のホイリゲをふるまう自家製ワインの作り酒屋」のこと。
ちなみに、ボージョレヌーボーのように、ホイリゲの解禁日も決まっていて、毎年11月11日らしです。
ウィーン郊外には、大都市でありながら、ブドウ畑が広がり、そのホイリゲが集まる地区があるとのこと。
ホイリゲはあくまで、自家製ワインと手作り料理をふるまうところなので、ビールはなく、ワインだけ。
ウィーンにあるものなので、グラーツ郊外にあるのどかなものとは違って(行ったことまだないけど)、観光客向けの要素もあるのだろうけど
面白そうなので、行ってみます。
場所は、ウィーン北部にある、「グリンツィング」
行きかたは、地下鉄U2 ショッテンアートから38番バスに乗るか
Sバーンのハイリゲンシュタッとからバス38番に乗るか。
私たちは、ハイリゲンシュタッと寄りのホイリゲに行くことにしたので、Sバーンでハイリゲンシュタッとへ向かいます。
そろそろ暗くなる時間。
ハイリゲンシュタットは、ベートーベンが住んでいた家が点在する地区。
(ベートーベンは、楽器の演奏や人柄のせいでトラブルが多く、生涯40回も引越ししている!)
ベートーベンが聴覚を失って、絶望して遺書を書いたというのもこの土地。
ピアノを習っていた子供なら「ハイリゲンシュタットの遺書」って聞いたことないでしょうか??
ホイリゲに行く前に、周辺散策。
銅版で出来た地図。時々見かけるな。一点ずつ大きな銅版を、凸凹加工して作るのだろうな。
ぶらぶらぶら。
大都会の人ごみから一転。
落ち着いた町並み。と夕暮れ。
ベートーベンが住んだことのある家 ベートーベンハウス
細い小路
ここもベートーベンが暮らしていた家。
「ハイリゲンシュタットの遺書の家」。ここは、記念館になっていて、遺書やデスマスクなどが展示されているそう。
もう遅いので入れませんでしたが。
さー、目的地のホイリゲへ。
「マイヤー」
ここも、ベートーベンが1817年に住んでいて、交響曲「第9」を作曲した家だそう。
歓喜の歌のあれ。
そこをホイリゲにするなんて、観光客狙いのにおいがプンプンしますが、つられて行ってしまいました。
入り口。地球の歩き方に、「団体客が多く、予約が望ましい」とあったけど、すいてそう。
しかもいい雰囲気。
隣のテーブルでは、おじいさんがアコーディオンを演奏し、お客さんがみんなで歌っていました。
すごい歌上手。
観光客というより、地元っぽいなー。
楽友協会の件で落胆していたnao太郎さん。
笑顔が戻っています。しかも、英語でばっちり注文。
それと陽気な店員。
ホイリゲって、1/4L(250ml)で3ユーロくらいのすごくリーズナブルなワインを提供しているイメージ。
そういうのもあったけど、せっかくなので、ちょっといい(といっても1/8Lという普通のグラス一杯で3ユーロくらいのワイン)ものをお店のお勧めで注文。
びっくりするくらい美味しかったです!!!ドライ、セミドライだったかな。
グラーツで飲むのも美味しいといつも思うんだけど、今までで一番美味しいワインだったかも!!
ただ、私あまりワインに詳しくないのと、グルメじゃないので、何がどういいとか、芳醇な香りとかそういう解説は出来ないですが。
美味しかったなー。
食事も。そんなに高くないのに、もー、美味しかったー。
ローストポーク
オーストリアのスープは重厚で美味しい。
ライ麦のパンに何か塗ったやつ。
フライドマッシュルーム。天ぷらでした。初めて食べたけど、美味しかった
他のテーブルでも。演奏してますね。
アコーディオンの音の響く店内。すごくいい雰囲気。
どういうシステムだったんだろう。
お金を払って呼んだら、テーブルで演奏してくれたのかな?こういうのあったし。
オーストリアの飲み屋にいると、いい時間になると、お花屋さんが花を持って現れる。
その場にいる人にプレゼントしたり、お土産に買ったりするのかなー。
札幌にいたころ、よく行っていた飲み屋さんで、朝方になるとパンやさんがパンを売りに来ていたことを思い出す。
カラクリブタイという小さなバーみたいな店。だったなー。
どうでもいいけど。
あれも美味しかったけど、風情が違いますね。当たり前か。
ここまでは、駅から歩いてきたけど、帰りはバスで駅まで戻ります。
そして、また電車に揺られ、ホテルへ。
はー、いい一日でした。
いつもあまりアルコールを摂取しないnao太郎さん。
今日は美味しいとワイン飲んでいたけど。感激して、ワインをボトルでも買ってたけど。
(1本13ユーロだったかな。いつも私たちが飲むものよりだいぶ高価だけど、日本で考えたらずいぶんお得だよな)
明日は大丈夫かしら。
明日も観光です。就寝。
オーストリア国内旅行です。
「大人の修学旅行」
入念に下調べをしていたnao太郎。
今回のオーストリア訪問で、特に強く希望していたものがいくつか。
・オペラ座に入ること
・楽友協会の黄金ホールに入ること (のだめにも出てきたホール)
・シェーンブルン宮殿の上にある、グロリエッテのカフェで休憩
・ザッハーのザッハトルテを食べる。
オペラ座は無事、見学できたし。ザッハーもグラーツで行ったし。
シェーンブルンは明日行く予定。
楽友協会は、立ち見席という格安の席があって、当日に購入して少し並ぶと見ることが出来るというもの。
通常の席は、席がきちんと決まっていて、席ごとに料金が発生。高いものだと数百ユーロ。
立ち見はずっと立っていなければならないのが過酷なのと、席が決まっていないので、場所取りが重要。
ただ、すごく安くて5ユーロとかで入れるので、すごく手軽。
疲れたら、途中で退席してもいいし、ホールに入れただけで満足できたりするという、
気楽な観光客にはもってこいのもの。
トータルの席数は決まっているけど、ま、売り切れることもないでしょ。という感じ。
で、公演の2時間くらい前に、ホールへ到着。当日券売り場へ。
立派な建物。
雰囲気あります。
そしたら、
「今日も、明日も立ち見はすべて売り切れです」と。
なんとΣ( ̄ロ ̄|||)
この楽友協会は、ウィーンフィルハーモニーの本拠地でもあり、
のだめにも出てきたすごく有名なホール。
入るだけでもいい。と思ってたのに。
残念でした。
あとから、調べたら、今はイースターの時期。
チケット即完売という人気楽団ではなかったみたいだけど
イースターコンサートということで、売り切れちゃったのかも。
はー、残念。
今回の滞在中には、もうガイドツアーの開催もないようだし、入ることは不可能っぽかったです。
いつか、行けたらいいなー。
*立見席情報
オペラ座
オペラ座は、全席数が2300 指定席1700 立見席500くらい(567席だった!)。
立見席は、公演当日に並んでチケットを入手するというもの。
立ち見席専用の待機場所がOperngasse側に用意されており、大階段がある通常の入り口ではなく、専用の入り口から入る(立派な看板が出ているのでわかりやすいらしい)。
以前は寒い中長時間待ったりしていたが、現在は特別待機場所が出来たので、そうしなくてもよくなったよう。
発売は開演80分前 チケットの価格は、平土間奥のParterreが4ユーロ、BalkonとGalerieが3ユーロ
1人1枚しか買うことができません
ただ、その1時間以上前から待機場所の前に並んでいないと、待機場所にすら入れないらしい。公演によって、混み具合は異なるようだが。
ちなみに、観光客には関係ない話ですが、地元の熱心なファン向けに「立ち見席優先カード」(年間70ユーロ)プラス「立ち見席回数券」(Balkon・Galerie 用50回分80ユーロ)というシステムもあるらしいです。
楽友協会
楽友協会は、オペラ座と違って、ネットなどで事前予約が出来るよう。
チケットの郵送はなく、メールにバウチャーが添付されてくるので、それをチケットオフィスに持っていて交換してもらうという仕組み。
チケットオフィスは開園1時間前にオープン、価格は5ユーロ。
数はわからないけれど、一定の数になると売りれになって購入も出来なくなる。
そうか、事前予約しておけばよかったのか…。
ちなみに、ほぼ入手不可能といわれるウィーンフィルのコンサートも、立ち見チケットがうまく入手できれば、5ユーロでウィーンフィルを聞くことも可能とか!!
さー、気を取り直して。
ウィーンの夜。
ウィーンというば、音楽、クラシカル、ザッハトルテ。
そして、日本ではそんなに知られていないかもしれないですが
「ホイリゲ」です。
ホイリゲというのは、二つの意味があって、「一年未満の新酒のワイン」とオーストリア東部にみられる「新酒のホイリゲをふるまう自家製ワインの作り酒屋」のこと。
ちなみに、ボージョレヌーボーのように、ホイリゲの解禁日も決まっていて、毎年11月11日らしです。
ウィーン郊外には、大都市でありながら、ブドウ畑が広がり、そのホイリゲが集まる地区があるとのこと。
ホイリゲはあくまで、自家製ワインと手作り料理をふるまうところなので、ビールはなく、ワインだけ。
ウィーンにあるものなので、グラーツ郊外にあるのどかなものとは違って(行ったことまだないけど)、観光客向けの要素もあるのだろうけど
面白そうなので、行ってみます。
場所は、ウィーン北部にある、「グリンツィング」
行きかたは、地下鉄U2 ショッテンアートから38番バスに乗るか
Sバーンのハイリゲンシュタッとからバス38番に乗るか。
私たちは、ハイリゲンシュタッと寄りのホイリゲに行くことにしたので、Sバーンでハイリゲンシュタッとへ向かいます。
そろそろ暗くなる時間。
ハイリゲンシュタットは、ベートーベンが住んでいた家が点在する地区。
(ベートーベンは、楽器の演奏や人柄のせいでトラブルが多く、生涯40回も引越ししている!)
ベートーベンが聴覚を失って、絶望して遺書を書いたというのもこの土地。
ピアノを習っていた子供なら「ハイリゲンシュタットの遺書」って聞いたことないでしょうか??
ホイリゲに行く前に、周辺散策。
銅版で出来た地図。時々見かけるな。一点ずつ大きな銅版を、凸凹加工して作るのだろうな。
ぶらぶらぶら。
大都会の人ごみから一転。
落ち着いた町並み。と夕暮れ。
ベートーベンが住んだことのある家 ベートーベンハウス
細い小路
ここもベートーベンが暮らしていた家。
「ハイリゲンシュタットの遺書の家」。ここは、記念館になっていて、遺書やデスマスクなどが展示されているそう。
もう遅いので入れませんでしたが。
さー、目的地のホイリゲへ。
「マイヤー」
ここも、ベートーベンが1817年に住んでいて、交響曲「第9」を作曲した家だそう。
歓喜の歌のあれ。
そこをホイリゲにするなんて、観光客狙いのにおいがプンプンしますが、つられて行ってしまいました。
入り口。地球の歩き方に、「団体客が多く、予約が望ましい」とあったけど、すいてそう。
しかもいい雰囲気。
隣のテーブルでは、おじいさんがアコーディオンを演奏し、お客さんがみんなで歌っていました。
すごい歌上手。
観光客というより、地元っぽいなー。
楽友協会の件で落胆していたnao太郎さん。
笑顔が戻っています。しかも、英語でばっちり注文。
それと陽気な店員。
ホイリゲって、1/4L(250ml)で3ユーロくらいのすごくリーズナブルなワインを提供しているイメージ。
そういうのもあったけど、せっかくなので、ちょっといい(といっても1/8Lという普通のグラス一杯で3ユーロくらいのワイン)ものをお店のお勧めで注文。
びっくりするくらい美味しかったです!!!ドライ、セミドライだったかな。
グラーツで飲むのも美味しいといつも思うんだけど、今までで一番美味しいワインだったかも!!
ただ、私あまりワインに詳しくないのと、グルメじゃないので、何がどういいとか、芳醇な香りとかそういう解説は出来ないですが。
美味しかったなー。
食事も。そんなに高くないのに、もー、美味しかったー。
ローストポーク
オーストリアのスープは重厚で美味しい。
ライ麦のパンに何か塗ったやつ。
フライドマッシュルーム。天ぷらでした。初めて食べたけど、美味しかった
他のテーブルでも。演奏してますね。
アコーディオンの音の響く店内。すごくいい雰囲気。
どういうシステムだったんだろう。
お金を払って呼んだら、テーブルで演奏してくれたのかな?こういうのあったし。
オーストリアの飲み屋にいると、いい時間になると、お花屋さんが花を持って現れる。
その場にいる人にプレゼントしたり、お土産に買ったりするのかなー。
札幌にいたころ、よく行っていた飲み屋さんで、朝方になるとパンやさんがパンを売りに来ていたことを思い出す。
カラクリブタイという小さなバーみたいな店。だったなー。
どうでもいいけど。
あれも美味しかったけど、風情が違いますね。当たり前か。
ここまでは、駅から歩いてきたけど、帰りはバスで駅まで戻ります。
そして、また電車に揺られ、ホテルへ。
はー、いい一日でした。
いつもあまりアルコールを摂取しないnao太郎さん。
今日は美味しいとワイン飲んでいたけど。感激して、ワインをボトルでも買ってたけど。
(1本13ユーロだったかな。いつも私たちが飲むものよりだいぶ高価だけど、日本で考えたらずいぶんお得だよな)
明日は大丈夫かしら。
明日も観光です。就寝。