naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

マリボル 【スロベニア】

大人の修学旅行  隣国スロベニアへ。

このブログ、というか、

ブログというものはたいていそうなのかわからないんですが

書いている人は、管理画面で

アクセス数とか、アクセス人数、どんな検索ワードでここへたどり着いたのかがわかります。

いつもは、友達と家族くらいしか見ていないんだろうなという人数。

昨日は、飛躍的に多かったんですよね。

なんでだろ??

「大人の修学旅行」

という怪しいタイトルのせい??

別に、エロい話ではないです。最初に言っておきますけど。


最初は、naoko とかグラーツでしか検索されなかったこのブログ。

最近は、「ポーランド 一人旅」とか「オーストリア スキー場」

なんかでたどり着く人もいるようです。



では。




日本から夫婦共通の知人nao太郎さんが来ました。

音楽とスイーツを巡る一週間。

初のスタンダードなオーストリア国内旅行記です。

オーストリア、ヨーロッパの歴史にも触れ、修学旅行のような一週間。

「大人の修学旅行」。



グラーツ二日目。

ヨーロッパといえば鉄道の旅。


ただ、今回の滞在。

国内移動は、主にレンタカーの予定。

近場で、鉄道の旅を経験しておきたいところ。

お手軽に鉄道の旅を楽しめる場所。

グラーツから1時間で、隣国スロベニアの小都市「マリボル」へ。

グラーツとウィーンの中間にある世界初の世界遺産の橋 「センメリグ」へ行くという案もあったんですが、あまりに何もなさそうということで、マリボルが選択されました。

片道1時間 往復€20弱。

時間も、距離もとてもお手軽。

混んでいないし、そこそこ見るところもあって、隣国まで行けるというお得スポットなのです。

ちょっと地味ですけど。


前日にtime tableを調べておいて

今日は10:38分の電車で行くことに。

nao太郎さんは、昨日に引き続き、朝の散歩をしたようでした。

アクティブ!!


そして、我が家の庭で朝食。

優雅!!
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スーパーでサンドイッチ買ってました。

言ってくれれば、残りのカレーがあったのに。

私は、ここでカレーを食べました。



グラーツ駅。

冬の間工事していた、ホームが出来ていました。世界の車窓からですね。
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1時間。

テーブルもある席で、ゆったり。

あっというまに到着。



ヨーロッパの鉄道といえば、食堂車。

食堂車へ偵察に行ってみようかなどと思っていたのですが

あっというますぎて、行かずに到着してしまいました。


とはいえ、nao太郎さん

初のヨーロッパ鉄道の旅

満喫しているようでした。



ここマリボル

私は、グラーツに来た1週間後。1度観光に来たことがあります。



シェンゲン協定内なので、パスポートコントロールもなく。

うっかりしていると、気づかないような国境。

車掌さんの「人」と、「制服」が変わって

もう一度、チケットチェックがあるくらい。



マリボル観光。

ぶらぶらぶらと。

教会
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街角の小さなイースター市
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世界一大きなワイナリー。

グラーツもそうなんですが、この南シュタイヤマルク、そして、スロベニアは白ワインの産地。

小さな地区なので、世界的、というか、日本にはあまり知られていないと思いますが。

とても安くて、とても美味しいんです。

看板の大きな樽。

前回は、場所もわからなかった場所。

長さ3.5kmだかある巨大ワイナリー。見学もできるらしんですが、しまっていました。残念。

売店だけこじんまりとやっていました。
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前回は1月。

ここはスケートリンクだったんだなー。
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赤い屋根

んー、ヨーロッパ的。ここも旧ユーゴです。実は。
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そして、一番の見どころ!!!


世界最古。樹齢400年のワインの木です!!!



って、地味ですね。

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1月に来た前回は、つるつるの枯れ木でしたが、ちょこっと葉が出ていました。
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川には白鳥。
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ベビーカーを押すママ。のどかですね。
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青空市がやっていました。

いい笑顔のおじさん。

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アスパラが食べたいと思って、見ていたら話しかけて来ました。

どこから??

(日本です)

おー、私は日本の札幌に1ヶ月住んでいたことがあるよ。

子供が一人、日本に住んでいるんだよ。

旅行かい??

そんなやりとり。

彼の子供のうちの一人は、イギリスにいて、リーマンブラザースに勤めていたが、会社が倒産してなくなったので、モルガンスタンレーに転職したとか。

来月はイスタンブールを経由して、カンボジアに旅行に行く予定だとか言っていました。

世界は狭いよとも。

たしかに。

すごくニコニコして、いいおじさんだったな。

500g単位でアスパラを売っていたけど、食べ切れなさそうというと、半分で売ってくれました。

こう見えても、おじさん。グッチのキャップかぶってました。


んー、出会いはいいですね。



そういえば、来る途中の電車の中でも。

オーストリアとスロベニアの国境に住むという、旅行帰りのおじいさんに話しかけられたなー。

おしゃれで、インテリジェンスの高そうな。

かつて日本に旅行して、東京、大阪、日光に行ったことがあると。

東京から大阪へ飛行機で飛んで、新幹線で帰ってきたと。

日光の話をしながら、聞かざるをジェスチャーでやってくれてました。かわいかった。

新幹線に乗ったけど、当時よりさらにスピードが速くなっているんだろ??とか

富士山が美しくて、写真をたくさん撮ったよと言っていました。



ぶらぶらぶら。

家の修理。床かな??コンクリートを流し込んでいるっぽかった。

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帰りの列車。

13:30の次は、16:30。けっこうあくな。

スロベニア料理のランチはあきらめて、早い列車で帰ってグラーツの観光をすることにしました。

かわりに、昼食は、マック。


日本にはなさそうなメニューを。

nao太郎さんは、クラッシックビーフラップサンド。

イメージ写真とだいぶ違ったと、落ち込んでいました。


私は、ベジバーガー。ベジタリアンのためのものなのかな??

ポテトをベースにした、さつまあげみたいなものでした。

劇的に美味しくもないけど、いい経験になりました。まずくもなくて、普通でした。
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乗り換え待ちもあって、15:00グラーツ到着予定。



国境の駅で、30分くらいかな、乗り継ぎ待ち。


本当に小さな駅で

次の列車の電光表示もない。

時刻表も貼ってあるんだけど、なんかよくわからない。


待っている人もいるし、列車は来るんだろう。


電波もないから携帯をいじるでもなく

どこかへ行くほどの時間もなく。


乗り継ぎの乗客10人程は



森の中の小さな駅にぽつん



静かに座ったり、椅子も少ないので立ったりして次の列車を待つ。


ホームも、4つくらいあるんだけど、


列車が来てから線路の上を越えてトコトコ歩いて行けそうなくらい小さな駅。




よくわからないし、何もない環境っていうのはちょっと不安にもなるんだけど


何もなく不自由なこと


って、



便利すぎるよりも贅沢な気がしています。


ぼーっとしていて、写真もないなー。




無事乗り継ぎ、予定通りグラーツに到着。




グラーツをぶらぶらします。

1番トラムはしっこの、マリアトロスト教会。

けっこう遠いのよね。森の中の細い道をくねくね走ったりして。

中央駅から30-40分くらい??

そして、降りてからも、小高い丘を、階段を上ります。

かわいい外観
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意外と華やかな内部
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天井も
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パイプオルガンも。
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あまり観光地ではないグラーツ。

そして、ちょっと遠いこの教会。

しーんとしていて、人がいない教会にぼーっと座る。

そんな時間がいい。


日本での共通の知り合いの近況を聞いたりなんかして。

あいつ結婚式するんだって。とか。


小高い丘の上。のんびりヨーロッパの田舎風景を眺める。
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歩き回って疲れたので、いったん解散。それぞれのホテル、家で休憩。



夜には、夫と合流。

みんなで、教会コンサートに。

GRAZの毎日の行事予定を記載してるホームページから、「音楽」の欄に載っていたもの。

教区マリア教会。「情熱のモテット」。

何回か参加した、教会コンサートがなかなかよかったので、彼も連れていってあげることにしました。


この教会
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モッテトというのは、声楽曲のジャンルのひとつ。一般的に、中世末期からルネサンス音楽にかけて成立・発達した、ミサ曲以外の宗教曲を指すそう。

よくわからないけど、宗教的な曲を聞けるのね。
コンサートかなと。

行ってみたら、本格的な宗教行事でした。


ドキドキ。
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素敵な教会で、念願のパイプオルガン。

ちょっと失礼だけど、信者ではないのに、この場所に立ち。

パイプオルガンの音。教会内の人々のそろえる声、歌に包まれる。

教会はとても音が響く。

本物というのは、なんでも迫力がある。


日本の法事より、心地よい。

神父さんの前にみんなならんで、無味のおせんべいをぱくっと食べる儀式をやっていたけど、私たちはこそっと出てきました。

ポーランドへ行ったとき、クラクフの教会では、ぱくっと食べたけど。


みんなで夕食。

今日は、山の上のレストランへ。

昨日の上った、グラーツのシンボルの時計塔。


これは、いつかの昼間の写真。
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眺めがいい場所です。
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昨日見たのととは、違うレストランへ。
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なんか、おしゃれで、美味しかったなー。

私たちは恒例のビール。

nao太郎さん。調子よく、ワイン飲んでます。大丈夫かねー。
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シュタイヤマルク特産のかぼちゃを使った、ラムの一皿。

値段の割りに豪華!!しかも、すごい美味しかったー。
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とか、
アスパラのスープとか。
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店を出て、山の上からの夜景。

私の好きな教会だわ。

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時差に苦しむnao太郎さん。

眠くて死にそうになっていました。

明日へ続く。

週末 スロベニア マリボルへ その2


さて、いよいよ出発です。


グラーツ駅は、やたら芸術的でこんな天井。


10:38 グラーツ発
11:38 マリボル着 (リュブリャーナ行き)
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電車は、ちょっとレトロ。


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自由席で、車内はこんな感じ。普通ですね。

これは、隣の席の知らない人。私ではないです。

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天井には、飛行機みたいなライト

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マリボルは、スロベニア第二の都市。人口11万人。



少し田舎で、あまりキレイではなかったとの評判もあり、あまり期待せずに到着。


スロベニアは、元社会主義国家らしく、国境を越えると、町並みが社会主義っぽかったなんて感想も聞きます。

社会主義っぽい町並みって??



よくわからないけど、車窓からは、のどかでキレイな風景。



ちなみに国境には、駅があって、一旦停止するんだけど、何のチェックもないから、全然わかりませんでした。


車内で切符のチェックをする、車掌さんの人と服装が変わるくらい。



駅に到着して、まずこのオブジェ。

なんだか怪しい雰囲気。


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前夜に付け焼刃で調べた私達。

街の位置関係も全然把握していません。


街の地図は、駅の小さなインフォメーションでもらえました。


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詳しい説明は、街中のインフォメーションで。


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まず、大きな通りに出ると


フランシスコ教会。
ちょうど12時で鐘がなっています。
期待していなかったけど、なかなかいい雰囲気。

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中は、スピーカーが沢山あって、教会音楽がなっていました。
静かな教会が多いから、めずらしい


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初めてみた、懺悔の部屋。
本当にあるんだこういうの。

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マルボロの看板。

マリボルなこと、意識してなのかな。

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左がマリボル城。あまりお城という感じはしませんが、広くて気持ちのいい広場。

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子供達が、スケートリンクで、スケートしたり

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大人は、ホットワイン

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中心部の広場

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たしかに、グラーツと比較すると、豪華な雰囲気は少なめ。



建物も、手入れが十分ではなく、補修したほうがよいのでは?という箇所も。


壁がはがれて、レンガが見えるなんて、本当にあることなんだ。

舞台の演出みたい。

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ただ、その不十分さが素朴で好きだったりしました。


味のある小路


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落書きもかわいいと許せる

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かわいい看板 本当にこんなものが、まだ使われているのだ

床屋さん


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これはなんだろ?

鶏と金の卵。

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煙突掃除

煙突が使われていて、もくもく煙が出るのもみたなー。

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そして


この街の見所といえば、これ(o^∇^o)ノ



じゃーん。

って言っても。



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ぱっと見は地味ですが。


樹齢400年。

最古のブドウの木としてギネス認定されているという木があるのです。

この木の描かれた絵がグラーツのシュタイヤーマルク州博物館にあり、描かれた年代は1657年~1681年だそう。


夏は葉っぱがふさふさになり、ブドウの収穫も出来るそうなのですが、今は枯れ木みたいですね。


これが、見れて満足(・∀・)




スロベニアは古くからのワインの産地。

そのほとんどを現地で消費するため、日本では目にする機会はあまりないかもしれません。




この建物は、博物館になっており、ワインについて色々展示してありました。

ドイツ語なんで、全然わからなかったです。



ミニワインセラーもあり、ワインの試飲も。

セミドライ、セミスイート、スイートの3種類をチョイス。

あさっりしつつも、香りがよく、とても美味しいワイン。


もともとワインはよくわからない。と思っていたのですが、こっちに来て、白ワインがとても美味しい。


一番右のセミドライを1本購入。たしか6ユーロでした。

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本当は、この街には、世界一大きなワインセラーもあり、見学したかったのですが、今日は開いていないとのこと。

残念。

長さ2.5kmという巨大ワインセラーだったらしく、楽しみにしていたのですが。

思いつきの行き当たりばったり旅なので、しょうがない。



気を取り直して、またぶらぶら。



さっきの広場で、暖をとりつつ、グリューワイン

グリューワインとは、ワインに香辛料を加えて、暖めたもので、赤ワインで作るのが一般的ですが、ここでは、白。

めずらしいみたいですね。

初体験でしたが、美味しかったー。ほかほか(*´∇`*)

しかも、コップになみなみで、1杯1.5ユーロ。

安い!!

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赤い屋根の町並み



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もう一つの教会。洗礼者ヨハネ大聖堂。

シンプルなステンドグラスが印象的でした。


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マリボル大学。おしゃれ。

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昼食は、インフォメーションで教えてもらった公園の奥にある、スロベニア料理。


地元の家族が集う、落ち着いた雰囲気のお店

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11ユーロくらいのランチコースを選択。

クルトンのスープ。クルトンたっぷりのスープはこのあたりの料理。
ガーリックたっぷりでした。

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と、平たい麺のトマトスープ。

麺入りのスープ:ヌードルズッペもこのあたりの料理。

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サラダ。写真では、わかりにくいけれど、すごい量。
カレー皿にあふれんばかりの量。
これから、メインが来るというのに。

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そして、メイン。

豚肉と、ウィンナーと、ポテト、ザワークラフト。

うまーい(´▽`)

けど、多いです。うっぷ。


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こっちは、魚。トラウトです。

海なし国なので、魚は高め。こっちの方が軽めです。

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もー、おなかいっぱい。

と思ったら、デザート。

クレープに包まれたアップルペースト。これも、ご当地料理。

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と、なんだろ。ザッハトルテでもないけど、とにかく巨大なチョコ+ベリー+生クリームのケーキ。

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どれも、とても美味しかったのに、残してしまった。

ごめんなさい。



電車まで、時間があるので、ブドウ畑の山に登ってみました。

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だんだん日も暮れてきて。


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よい腹ごなし。



さー、帰ろうとホームで待っていたら、電車が来ないΣ( ̄ロ ̄|||)

というか、もう行ってしまったΣ( ̄ロ ̄|||)



きっと、さっきまで、向かいのホームに停まっていたやつだ。

絶対そうだ。

予定の行き先が表示されていたし。

予定通りの時間に出発したから。

あーΣ(´д`;)



時間通りに出発することで、有名なスロベニアの鉄道。

ホームは違うことがあるのね。勉強になりました。


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時間があまったから、乗継して、一本早いので帰ろうとしたけど、結局、予定通りの列車に。

1時間駅で時間をつぶす。



さっきのことがあったから、用心して。

私たちが乗る予定の3分前に出発する列車の表示がまだ消えていないけど、どうなんだろ??

駅員さんに、聞くと、今停まっているのが、私達の乗る予定の列車と判明。

恐ろしー(((( ;゚д゚)))

また、乗り遅れるところだった。



帰りは、用心深く、国境駅もわかった。

なぜか、ぐにゃぐにゃにゆがんだホーム。


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写真を撮っていたら、俺も。

と、写りこんできた、フレンドリーな車掌さん。

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さー。

帰宅して、日曜の計画会議です。


週末 スロベニア マリボルへ  その1


先週の月曜夜にグラーツに到着。

火曜日から活動開始。


グラーツへ来て、最初の週末です。


「せっかくの週末だから、どこか遠くへ観光へにきたいね」と。
まだ、市内観光もしていない夫からの言葉。


これは、金曜日の夜のこと。


知識も経験もない私達が、これから準備して行けそうな場所。



候補に、お隣の国、スロベニアのマリボルという都市があがりました。


隣の国なんですが、お互い国のはしっこ同士でけっこう近いのです。



まず、位置関係ですが


グラーツは、オーストリアの南方にあります。

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そして、


スロベニアは、オーストリアの南方。

マリボルは、スロベニアの北方に位置します

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両国の位置はこんな感じ

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近い!!


グラーツからは、ウィーンよりも近く、電車で1時間程度。



シェンゲン協定国内なので、出入りも楽々(´∀`)




ちょっと難しい話になりますが


ヨーロッパ内には、国境での審査なしに、出入国を許可する協定を結んでいる国があります。


それは、シェンゲン協定というもので、だいたいのEUの国々が参加しているものです。

なかには、EUだけど参加していない国もあるし、EUではないけれど、参加している国もあります。

それぞれに、メリット、デメリットがあってのことなんでしょうけど、詳しくはよく知りません。


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シェンゲン協定内は、入国審査がないので、電車も、自動車も、飛行機も審査なしで、普通に入国出来ます。


シェンゲン国から非シェンゲン国への出入国の時のみ、チェックがあるそうです。


なので、シェンゲン内の旅行はとても気楽なのです(^_^)



グラーツ→マリボルの、電車は10時半発。

帰宅は、マリボルを18:30発。


朝ものんびりで、時間もなんだかちょうどよさそう。



というわけで、ここに決定。!!




土曜日


まず、駅でチケット購入。


なんだが説明ばかりになっていますが、


オーストリアには、VORTEILScard 【フォルタイルスカード】というものがあり、これを持っていると、電車代が最大半額になるというものです。

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持つ人の年齢によって、カードの購入料金が変わるんだけど、私は大人なので、クラシックというタイプで99ユーロ(現在1ユーロ142円)


26歳以下とか、シニアだとすごく安く20ユーロとかで買えてしまう。


まずは、手続きして、これを購入。

購入には、パスポートが必要です。
以前は、パスポートサイズの写真も必要だったと思うんだけど(地球の歩き方にも書いてあったし)、提出を求められませんでした。変わったのかな??







恒例の、ここを埋めてください。の項目がドイツ語なので、よくわからなく、またスタッフにべったりでなんとか記入。



そして、マリボルまでの切符もVORTEILScard 【フォルタイルスカード】を早速使って、安く購入。


海外への電車でも、国内分だけ安くしてくれるのです。


往復で14ユーロ。2000円弱。

札幌ー千歳間程度です。



電車の切符がこれ。

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VORTEILScard 【フォルタイルスカード】も、最初にもらったのは切符とそっくりな感じ。ぺらぺらの紙です。数週間で、上の写真のような立派なのが届くはず。



なんだか、前置きだけでずいぶん長くなってしまいました(;´Д`)

出発してからは、また続きに。




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