日本人の鬼塚雅さんが、日本人初、そして史上最年少の16歳で優勝したそうです。
ニュースで何度も報道されていました。
趣味でスノーボードをする私は、「へー」っと、少しだけ興味を持って見ていました。
ただ、彼女のような大技をする訳ではなく、スキー場で滑る程度の私は、この大会についてそれ以上の情報も関心もなく、ただぼんやりとニュースを見ていました。
で、
「あれ!?」
このキッカーに書いてある文字。
「ÖBB」
って、「オーストリア連邦鉄道」の略称じゃない!
オーストリアでの大会だったんだ。とちょっと嬉しくなって。
さらによく見ていると。
表彰時。
彼女の後ろの看板。
緑の部分。
「Steiermark」 (シュタイヤマルク) と。
シュタイヤマルクは、私たちが暮らしていた、GRAZのある州なのです。
あの文字、あの緑、あのハートのマーク。
あの半年間、何度となく目にしたもの。
スキー場はどこだろうと、調べてみると。
「Kreischberg」 (クライシュバーグ) と。
あらー、ここ行ったことある場所じゃない(*´∇`*)
グラーツに着いて、2度目の週末。
ちょうど、去年の今頃。
グラーツで初めて知り合いになった、日本人さんのご主人が車に乗せて、連れて行ってくれたスキー場です。
GRAZから車で1時間くらいだったか。
天気は曇りだったけれど、やわらかい雪で、のびのびと気持ちよく滑りやすいスキー場でした。
詳細は→こちら
ログハウスのようなレストランで食べたランチが、おいしく、楽しかったという記憶。
お気に入りの一枚。
そのほかにも。
鬼塚さんのブログを見てみると、Red Bullが至るところに。
というのも、Red Bullはオーストリアのメーカーのドリンクなんですよね。
このスキー場の近くに「レッドブル・リンク」なんて名前のF-1サーキットがあったりもします。
滞在中のF1の大会記事は→こちら
スキー場のレストランの中もこんな感じでした。
大会ゼッケンも。
「BLUE TOMATO」
位置づけはよく知らないけれど、現地のローカルスノーボードショップ??
グラーツの中心部に、3階建てのスノーボードショップであるこのお店があったことを思い出したり。
大会のスポンサーも見てみると。
見えにくいですが…
私にはわかる!!
「Murauer」 (ムーラウ)
このスキー場の近くにある醸造所のビールなんですよね。
このスキー場でも飲みました。
ひとつひとつが、嬉しい。
知らなければ
「ふーん」
で終わったしまったニュース。
一度行ったことがあるというだけで、ちょっとしたひっかりがあることで、ぐっと身近になり、
懐かしく、愛おしい気持ちになる出来事でした。
写真は上村愛子さんブログ、鬼塚雅さんブログより