人生の中でも、生まれて初めての、海外一人旅。
その行き先はポーランド、クラクフでした。
長距離バスで移動し、ドミトリーに宿泊し。
なにもかもが初めての、不安と興奮の旅行。
日没後の外出は怖いからと、毎日、宿の共有スペースで、ビールを飲みつつ、アイフォンのネットで翌日の予習をしつつ
各国からの旅行者の若者たちと、出身国と、これからの予定。
そんな情報を交換しつつ、交流したなーという記憶。
ポーランドは、ビールのラベルがとてもかわいらしい国でした。
ポーランド旅行記→こちら
OKOCIM (オコチム)
ここは、ドミの共用スペース。
冷蔵庫もキッチンも、ネット環境もあって。
隣には、管理人スタッフもいて。
なので、チェックインした人たちは、みんなここへ寄っていく。
にぎやかだけど、居心地のよい、そして安心感のある場所でした。
ポーランドのメインブランドのビール。
ポーランドのビールは、白地に赤と緑の絵のものが多い。
味比べをしようと思ったのに、味を忘れてしまいました。
おいしかったです。
TATRA (タトラ)
ここも、定位置。
コンビニみたいなところに、売っている、コールスローサラダが、すごいボリュームで、安くておいしかったなー。
いつも、ビールのお供にしていました。
ポーランド南部に位置するタトラ山脈に由来してつけられた名前。
別にタトラで作られているわけではないらしいです。
二人並んでネットをしているうちのどっちかの人。
ウクライナの人で、1週間の滞在のうち、ほとんど毎日顔を合わせていた人。
カタコト英語の私。
怒涛の勢いでしゃべる、南米人とか、チャイニーズなんかがいて。
いいところで、いつも手助けをしてくれる、親切な人でした。
このころ、ウクライナは、情勢がすごく悪かったはず。彼は、元気にしているだろうか。
zywiec (ジビエツ)
これも、かわいらしいパッケージ。
ポーランドビール。
ポーランドはあまりビールの国というイメージがないけれど、
買ったビールはどれもポーランドのローカルなものばかりでした。
北の国は、ビール文化がある。ということなんでしょうか。
ポーランドで、最も人気のあるビール。
ビールの裏ラベルは、適温になると文字が浮かび上がる仕組みだそう。
知らなかったので、見ませんでしたが。
これは、お店で。
せっかくなので、ぶらぶら気楽な観光の日、ランチで。
ビールグラスのデザインもかわいらしい。
ポーランドのローカルフード。
餃子のようだけど、中身は、肉とか、チーズとか、ジャガイモ。という、「ピエロギ」と。
ヘビーな内容の観光が多かったので、ランチビールはこの日だけ。
Litovel (リトヴェル)
これは、アウシュビッツ収容所見学の夜。
アウシュビッツへの道中に偶然出会った、日本人女子と一緒に夕食。
一人だと、夜の外出は怖かったので、相棒がいてくれての、唯一の夜の外食。
安くて、ボリューム満点、おいしく、楽しく、そして、日本人と日本語を会話できるということに。
ほっとする夜でした。
食べきれないくらいの量で、ビールも飲んで、一人600円くらいだったような。びっくり。
歩き方に載っていた。ご当地料理で人気のお店。
なのに、チェコビールでした!!
チェコもお隣だし、ビール王国だし、しょうがないことかもしれません。
このビールは、半年間で一度しか飲んでいないので、
いい機会だったのかも。
とても、おいしいビールでした。
これは、夫へのお土産に、グラーツへ買って帰ったビールたち。
パッケージがどれもかわいらしい。
右の2つはさっき紹介したものなので、それ以外を。
HARNAS (ハルナシ)
ポーランドビールです。
2003年に発売された割と新しいビール。
ポーランド、中世の騎士 ハルナシに由来する名前。
後ろの山は、ポーランドのタトラ山脈。一番右のタトラというビールの由来にもなっている、タトラ山脈。
ポーランドでは、スキージャンプの大会のスポンサーになっているのが、この会社。
なので、ポーランド人にとっては、このビールは冬の風物詩となっているらしいです。
味はわすれましたが、おいしかったです。
Łomża (ウォムジャ)
これも、ポーランドビール。
ポーランド語なんだろうけど、この表記で、ウォムジャとは読めないなー。
ポーランド人は、ドイツ人に負けないほどビール好き。
ほとんどのポーランドのビール醸造所は、200年前からビールをつくっているとか。
ジビエツのような、大規模でシェアの大きな工場以外に、ポーランドには、郊外に小さな規模だけれど、クオリティの高いビールを醸造しているビール工場がいくつもあります。
そのうちのひとつがここ。
ウォムジャ市で作られています。
黒い缶だから、黒ビールなのかな??
そんなすらことも、忘れましたが、美味しかったです。
おまけ
ポーランドで、有名なリキュール。
右:
はちみつのリキュールが有名で、けっこう高級なお土産を町中で目にしました。(一本1万円とか!)これは、小さな商店で見つけた激安商品で200円くらい。お土産屋より、地元の商店だな。
すごく甘くて、アルコール濃度もけっこう高かったです。冷やして、そのまま飲むと聞きました。
左:
ズブロッカ。
名前だけ聞いたことあるけど、ポーランドのお酒だったのか。
バイソンが食べる、草が入っているリキュールです。ほんのりと、草の香りがして、桜餅みたいな感じでした。
アップルとかフルーツのジュースで割って飲むと説明されました。
それ以来、ズブロッカが売っていると目に付くし、ポーランドのことをいつも思い出します。
知っていそうで、知らないこと。たくさんあるんだなー。