naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

チロル 【オーストリア】

お土産シリーズ ノイシュヴァンシュタイン城


ドイツの名城 ノイシュヴァンシュタイン城

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ヨーロッパといえば、連想するほど、とても有名なので
なんとなく憧れていて行きました。

実際行ってみると、きれいっちゃきれいなんだけど、
歴史の重みの全くない

ディズニーランドと何が違うの??
という、ひとつしかないのに、イミテーションという言葉が合うような
そんな場所でした。



小腹がすいたので、ドイツといえばのプレッツェルと

ホットワイン。
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このマグカップ。
私は、レンタルでカップを返すバージョンにしたんだけど
カップを持って帰ってもよいという値段設定もありました。

カップだけ購入するより、ホットワインとセットの方が安かったです。
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あんまり、写真はないんですが
お城パズル。
他にもお城ポスター、ポストカード、写真集。

ひとつの城で、ここまで。というほど、グッズがたくさん売っていました。
観光地だなー。
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下の写真、右のおっさん。
このお城を作った王様。

この城は、中世に憧れた孤独な王様が、
最高に素敵なお城を作りたいと
費用も、実用性も全く無視して
作ったというもの。

人を寄せ付けず、このお城に、たった一人で住んでいたという。

あまり財政のよくない時代にこういう建築をいくつも作り
最後には、精神病院へ入れられ、謎の死を遂げた。

おとぎ話のようなお城とはかけ離れた生涯。


そんな彼の肖像画とか、本がたくさん売っていました。
有名な建物を作った人が、ここまで注目されている観光地ってなかなかないような。

スペインのガウディくらいじゃない!?
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かなり種類があった中で、ましなものを選んで買ったポストカード。
自然な風景写真はないのか。
どれもこれも、CGっぽいとか、合成っぽい、安っぽい写真でした。
まだ、グラーツに来たばかりだったし、いい記念だと何枚も買っちゃいましたが。
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ノイシュヴァンシュタイン城Tシャツ。

一体、誰が着るんだ。
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チロリアンハット。
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チロリアンハットといえば、緑と赤
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チロリアンというと、オーストリアのイメージだけど、
ここはドイツといっても、オーストリア国境のすぐ近く。
だからか、チロリアングッズが充実していました。
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服も
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食器も かわいいなー。
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なぜかたくさんの国旗 日本発見
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それと、チロリアンな民族衣装のエプロン。

学生時代、これの、マッチョバージョン。ビレッジヴァンガードで買って、持っていたなー。
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同じように、イメージだけで憧れている
ヨーロッパの観光地。
実際はどうなんだろうなー。


フランス モンサンミッシェル
ギリシャ サントリーニ島
スペイン 古都トレド
チェコ チェスキースロムロフ
エストニア タリン

あ、あと
モロッコも…。

チロル旅行 5日目

3/6から3/の10オーストリアチロル地方の旅行記です。

今日は最終日。


宿はこれでチェックアウト。

本当にすばらしい宿でした。

インスブルクから少し離れた町なので、公共交通機関では行けないのだけれど

車があるなら、いうことなし。


家族経営っぽいけど
全員とても穏やかで、親切。


いつもいる、メインで働いている息子さん。

彼には、とてもお世話になりました。

ホテルのフロント業。
そして、レストランのコックまで。

出かけるとき、帰ってきた時
朝食、夕食。

いつも顔を見せてくれて
今日はどこに行くのかい?
どうだった?
声をかけてくれました。

昨日は、ほとんど使わないからと油断していたら
プリペイドフォンの充電が切れてしまって
相談したら、どこかへ走っていって、自分の充電器らしきものを貸してくれたり。


英語が苦手なおかあさん。
いつもレストランにいて
お互いわかる言葉でゆっくり会話したこと。
いつもにっこり笑う働き者

足のわるいお父さん。
杖をつきながらも、
いろんなこと、気遣ってくれました。


部屋もすごく広いし
きれいだし

景色もよし

バスタブもついてて

レストランも美味しかったし。


最後には、息子さんと記念撮影までしました。

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時間があまりないので、朝食はあたたかいコーヒーだけいただいて

食べ物はサンドイッチにして、もらってきました。
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さよならー。
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Gasthof zum Stollhofer(ガストホフ ズム ストルホファ ホテル )
住所: Salzstrasse 6 | Inzing, 6401, Austria


今日は、グラーツに帰らなきゃならないので

いつもより早く切り上げる予定で、滑って帰ることにします。

スキー場は、初日と同じ、サンアントン。

滑れそうなエリアの半分くらいしか滑れていないので

今日は、残りの手前の方を。


エリアマップから。

グレーっぽいのが、車も走る公道。
道路をはさんで広がっているスキー場。
(といっても、スキー場の中の山道みたいなので、スキーで滑って横切るようなものだったかも)


緑が、ゴンドラ、リフトだけで移動できそうな範囲。
初日は左に広がる奥のほうへ行ったので
今日は、黄色でかこんだ手前の方をすべることにします。
標高も低いし、近いから、戻って来やすいし。
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近い範囲の地図拡大。
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このエリアマップ。

よく見ると、見慣れないマークがちらほら。

面白いのでちょっと拡大して紹介。
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日本だったら、なんだろー。
レストラン、リフト、ゴンドラ、滑走禁止とか??


ヘリスキー。
ヘリ飛ばしているの!?
ワイルドだなー。
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このスキー場の最高峰。2811m
その下に、滑走禁止エリアではないけど、滑落注意。
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1 6人乗りリフト
2 パークエリアかな??
3 ビーコンとスコップ
4 ロッククライミング (スキー場にそんなマーク見たことない!)
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このエリアは激しい!!

1 ジャイアントスラローム
2 クロスカントリー 
3 電車 (スキー場のエリアマップの真ん中に電車移動のマーク!!)
4 滑走禁止エリア (これは日本にもあります。)
5 滑落注意
6 キャンプ場
7 そり!!(そりもいいんだ!!)
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ということで、
標高、景観だけでなく。
盛りだくさんのスキー場ですね。



今日も快晴。
宿のそばの、田舎道。
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まずは、道路の向こうの小さめのエリアから。
ゴンドラ一本でこの景色。
テラス。
チャンスがあったら来よう。
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かわいい看板
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感覚が麻痺している私たち。
けっこう小さめのスキー場だね。こっちは。
なんて話しながら。
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谷の向こう側。あの山の向こうに、初日に滑ったエリアがあります。
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リフトおりば
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スキー場と反対側の景色

スキー場のさらに向こう側。

滑ったあとがある。
降りていく人がいるんだな。
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さっそく、上っていくひとたち。
全員エアバックしょって、本気です。
オーストリアでは、けっこう売っているからか
バックカントリーをする人は、ビーコン、スコップ、そしてエアバックの装備がマストのようです。
日本では、エアバックって見たことなかったけど。
これから、普及するんですかね。

空気のタンクだけ買い換えれば、再使用可能らしいです。
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パークもあり。
集団でボックスの練習。のどかな風景。
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「ズ」ではなく「ス」

どのスキー場にも、同じマーク。

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さっき覗いたエリア外よりさらに上と思われる場所。

滑落注意
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みんな行ってますねー。
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誰かが止めるということはなく
自己責任なんでしょうね。


彼らは、これからロッククライミングとか。
命綱のようなもの、セッティングしていました。

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本当にいい天気。
板を置いて、のんびり寝転がっている二人組。
贅沢な過ごし方。
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こっちのエリアは、これで終了。
最初にみかけた、ゴンドラおりばのラウンジへ。
天気もいいからか、混んでますね。
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スキー場を見渡しながら
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チェアは空いていなかったので、カウンター席で。
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やっぱ、ビールでしょ。
この天気、この景色。
最高です。
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影が美しい
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いったん、下におりて、

道路を渡って、向かい側のスキー場。

道路を渡る橋にも雪があって、スキーで滑って渡れる仕組みでした。便利です。

向かいの山から。

さっき、いた場所が丸の中。

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こっちが、初日に滑った方角。
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これにてスキー場は終了。

ちょっとお土産を買ったりして、グラーツへ戻ります。

雪山意識の日焼け止め。

日本だと、日焼け止めは夏に集中的に宣伝しているけど

グラーツのドラッグストアでは、一年中大きくコーナーを作って売っています。
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インスブルグ。
山に囲まれた美しい町でした。
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アルプスの山並みの中を走ります。
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自家用車で馬を運んでましたΣ(゚д゚;)
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日本って山は避けて、
山のふもとに家を建てるイメージ

オーストリアは、山の上の眺めのいいところに家を建てています。
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自動車のメーター。
燃費が、L/100kmの表示。
日本のkm/Lと違うから、混乱します。
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9時ころグラーツ到着。

家に荷物を降ろして、空港に返却。

23時までに返却ってことになってたから、ちょっと早め。

鍵はポストに入れておいてね。と言われてたけど、まだ係員さんがいたので方法を確認しながら返却。

空港からは、電車でグラーツ中央駅まで。

これにて、旅は終了。


本当に、天気に恵まれ、すばらしい景色を楽しんだ旅行になりました。

これ、絶対日焼けしたな。


ヨーロッパの日差しは強い気がする。

気をつけねば。


チロル旅行 4日目

3/6から3/10のオーストリアチロル地方の旅行記です。

今日は別のスキー場へ。


Sölden(セルデン)
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北海道での大学生時代、スキー部員で基礎スキーをしていただんなさん。

スキー場でスキーインストラクターのアルバイトをしていました。

大学の卒業旅行は、スキーの本場オーストリアへ。

インストラクターの先輩達が、オーストリアでインストラクターの資格を取得し(オーストリアは、スキーのインストラクターは国家資格!!)

日本人からのスキー旅行の人を対象に、宿や現地での行動のマネージメント、スキー場のガイドをするという仕事をはじめ。

その第一号のお客さんとして、インストラクター仲間と行って来たそう。

その拠点となったのが、今日のスキー場

Sölden(セルデン)です。




彼の両親もスキー愛好家。

このガイドさん達に依頼し

全ての日程で同じ行動ではないですがこの旅行に同行したそう。

彼のお母さんは、病気で亡くなっていて

私達の結婚式には参加できませんでした。

この時にも病気は進行していたそうですが

数日間スキーをしたり、

昨日私達も行った、ノイシュヴァンシュタイン城へ観光に行ったり、

その旅行をとても楽しんでいたそう。



その場所に10年ぶりに私たち2人で戻ってきました。
(私は初めてですが)


まずは、エリアマップ。

感覚が麻痺していて
なんだが、シンプルで小さなスキー場に見えますが
とても、大きく、標高も高いスキー場です。
Solden-Piste-Map



ホテルから車で1時間くらい。

今日も快晴
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サンアントンは有料駐車場ですが、こっちは無料。
キャンプ禁止の看板。
しませんよ。

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子供に注意の看板
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エリアマップとリフト券
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日差しが強いので朝から影が濃い。日よけの、マスク必須です。
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サングラスのちびっ子
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サンアントンと同じく、夕方までにきちんと帰って来られるように

とりあえず、早いうちに、できるだけ高いところ

できるだけ遠くを目指して移動します。

さっきのエリアマップ
左上を拡大して切り取ってみました。
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エリアマップに山のピークがごろごろ載っています。
そして、標高がおかしい。
3774m 3309mって。

北海道で一番高い山 大雪山 旭岳 2290m
日本で一番高い山 富士山 3776m



では、まずゴンドラに乗って。


日本では、スキー場といえばみんなニット帽 
ときどきヘルメット

オーストリアでは

ヘルメット率がとても高い
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子供もかわいいヘルメット。
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ゴンドラ一本でこの景色
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展望台
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山の上のトイレ
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すごい景色の中、遠くを目指して滑ります
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ゴンドラで山を渡り
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3340mまで
足でちょっと上れるよと、
看板があったので、板を置いて上ってみました。
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のぼること15分くらい?
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最後はこんな感じの人も(笑)
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わぁ(´∀`*)
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知っていると思いますが
ここスキー場です。


ぐるっと360度の展望。
こっちにこれが見えますの説明が円形
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さらに向こうのスキーエリア
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鳥が飛んでいます。
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雪庇(せっぴ)に気をつけて
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あまりの気持ちよさに寝ころがる
うわー。
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どこらへんまで、このスキー場なんだろう。
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さっきリフトを降りたとこに、戻ってきました。
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進みます。

スキー場の中に、トンネル。
山を越えるための!!
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さっき見下ろしたトンネルの向こう側。


雪質も、景色も、天気も、広くて長い斜面も。
これ以上ないほど、最高です。


日本であんなに追いかけていたパウダー。
今年はほとんど滑っていませんが
いいんです。
別のベクトルでとても満足しています。
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ただ、ロープトウが長すぎます。
つかまって、ひっぱられる、小さいスキー場でたまーに見る、子供用のあれ。
苦手なのに、いったい何kmあるの??
途中でおちたら、やりなおしになるから必死でした。
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きっとロープトウに疲れて、休んでいる人。
違うか。
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3249m地点
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なのに半袖!!体温高いから??白人!!
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またまた、展望台。
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見下ろすと。
おそらくエリア外だけど、よーく見ると歩いている人の姿。
日本のように、境界のネットもないし、出てもしかられない。
けど、ここから進むということは
覚悟、準備、責任が付きまとうのだろう。

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展望台を引きで。すごい場所。
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10:00に下を出発。
途中、展望台の寄り道はあったけど
一応最短ルートで遠くに向かっての移動。
ここへ到着したのが14:00でした。
旅ですなー。


引き返しつつ、気持ちよく滑ろうと思います!!



日本ではあまり見ないリフト。
乗る直前は、ベルトコンベアで運ばれます
最近ようやく慣れてきました。
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左後ろ、斜面の中に見える、ぼこっとしたうっすら青いもの。
氷河です。
スキー場に、氷河があるのか…。
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そろそろ休憩。
レストラン。天気いいと、みんな外で。
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中に、人っこ一人いませんでした(笑)見事。
立ち入り禁止ではないです。
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オーストリアの人たちって、みんなスキー場でビール飲むから
すっかり私たちも。
日本だったら、スキー場で飲むことなんて、まずなかったのになー。
酵母の甘い香りのする、ヴァイスビア。これ、本当に美味しい。
この天気。外で飲むビール最高です。
一応小さいほうのグラスで注文。
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カレーソーセージ。ケチャップの上にカレーパウダー。
微妙な見た目ですが、美味しかったです。
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オーストリア料理
クヌーデルズッペ。レバーの団子のスープ。
意外とクセが少なくて美味しい。
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ぽかぽかしているからって、裸かい。
のどかだなー。
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さっき、見上げていた氷河に近づいてみます。

リフトで少し上がって

この下
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私は降りすぎちゃったけど、だんなさん。さわってます。
氷河に。スキー場で。
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ズームで。こんなやつでした。
けっこう急だったから、足元が崩れないか怖かったです。
スキー場だというのに。
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さー、もういい時間。
そろそろ帰らなくては。
見渡す限り、すべて滑っていい場所。
すごいなー。
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山が高いから、下のほうは日が当たらない。
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こんなちっちゃい子も
上手に下りてきていました。
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10年前とはだいぶ様子が違うようで
ゴンドラが増えていたり
お店も変わったりしていて
下界のことはわからなくなってしまったと。

スキー場の中は、覚えていることも多かったみたいですが。


スポーツクリニック。
怪我する人、多いんですかね。
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かつての宿泊先だったと思われる場所も見つけ
満足して宿へ帰ります。
(帰って調べたら、似てたけど違ったらしいです (;´Д`))
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この疲れた体

バスタブに浸かれることが嬉しい。



昼が遅かったから夜は軽めに。

ホテルの一階のレストランで。

宿のおばあちゃんが、私たちのことを覚えてくれたみたいで

「reservation」の札を置いておいてくれたり。
メニューは最初っから英語のやつを用意してくれたり。
ドイツ語で注文してみたら、こそっと正しい発音を教えてくれたり。

なんかちょっと嬉しい関係。


チロル地方。

私たちが来る前日まで雪だったようなのに

連日の驚くほどの快晴。

本当に毎日気持ちよくすごせて、いい旅行になっています。

チロル旅行 3日目

3/6から3/10のオーストリアチロル地方の旅行記です。


今日はスキーはお休み。

観光の日です。

ヨーロッパにいる間に行ってみたいとの私の希望。

眠れる森の美女の城のモデルとなった

「ノイシュヴァンシュタイン城」へ。

(調べていたら、シンデレラ城のモデルという話もあったけど、どうなんだろう??)




このお城。ドイツにあるんですが
オーストリアとの国境ぎりぎり。
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宿からもそんなに遠くない。
車で2時間くらい。
ヨーロッパの中って、入国審査なしで簡単に出入りできるので、
日本の県境のように、気軽に国境を越えてしまえます。
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ちなみに、ヨーロッパといっても
パスポートチェックなしで、自由に出入りできる国は、
シェンゲン協定というのに加盟している国。

EUの加盟国とちょっと異なるのでややこしい。
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ノイシュヴァンシュタイン城について

ドイツのロマンチック街道の終着点。

ロマンチック街道は、ドイツ南方にある、中世都市や美しい城の連なった観光街道。
ヴュルツブルクからフュッセンまでの366km。ドイツには、このような観光街道(古城街道)などが、150も指定されているそう。

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水曜どうでしょうでも、「ヨーロッパ21カ国完全制覇シリーズ」で、巡っていて。
大泉と藤村Dの陰謀で、ミスターが寝ている間にルートを変更したことで、行けたようでした。
ノイシュヴァンシュタインのあと、ドキドキする国境が出てくるあたり。
出演陣は、ノイシュヴァンシュタインにも、オーストリアにもあまり興味がないらしく、さらっと過ぎていっていましたね。

帰宅後、you tubeで確認しました。



ディズニーがモデルにするくらい素敵なデザインのお城。
ばりばり中世の、歴史あるお城かと思ったら違うんですね。

中世に憧れた、それ以降の時代の、
変わり者の王さまルートヴィヒ2世。
実用性も費用も無視して
最高に素敵なデザインのお城を作った。


そういう経緯。

政治が、政治の駆け引きが嫌いで、それに疲れ果ててしまった王
戦争に負け、権力を奪われ、王の地位と王との権力がかけ離れてしまった王
人が嫌いで、いつも一人で食事をしていた王
幼少期から中世の騎士の世界に憧れていた王。


絶対君主制の下、王権の偉大さを表すために建てられた「ヴェルサイユ宮殿」。
「ノイシュヴァンシュタイン城」は、王自身の魂の救済のために建てられた「理想の世界」とも言われている。


このルートヴィヒ2世
あまり財政のよくない時代に
他にもたくさん豪華な建築を続け
お金を使いすぎて
大臣たちに、精神病院に入れられ、最後は病院の池で謎の水死。
そういうディズニーらしからぬ背景のある城。

しかも、ルートヴィヒがなくなったため
お城の建設は途中で中断。
未完の城らしいです。

本当は中庭に高さ90mの天守閣、西側テラス等の計画があったらしいですが
今の形で十分美しいと思います。

やはり、このくらいぶっとんだ人が
後世まで残るようなものを作れたりするんですね。



さて。

昨日と同様にホテルの朝食を食べて出発です。

ドイツの国境に向けて走ります。

今日も快晴。


google mapでwifi環境があるうちに、ルート設定しておくと、wifi環境でなくなっても
ルート案内を継続してくれるので、とても便利です。


アルプスの山道。
徐々に高度を下げ、のどかになっていきます。
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途中にあった城。
ヨーロッパの城は、こういう不安定な山の上にあるものが多い。
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2時間くらいで到着。


そろそろ城という時。


遠く山の上

もやの中うっすらと城出現。
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ご近所のもう一個のお城も霧の中に。
こっちは、ルートヴィヒが幼少期に過ごしたお城。

大泉洋は、ラブホみたいって言ってましたけどね。
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冬だからか、あまり人がいなくてすいています。

外国だなー。有料トイレ。
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標識

ノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein)は左。
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お城の外観を見るだけなら無料。
中の見学は1500円くらい。

山の下の売り場でガイドツアーのチケットを購入し(山の上での販売はなし)、
山の上までは、30分くらいかけて歩いていくか
有料のバスか馬車にのります。

お城の前に、ツアーの時間が表示されるので
表示されているうちに入場しないと
入れなくなってしまうという仕組み。

観光客が多いので、こうやって人をさばいているのですね。

なんとなく、制約がつくとゆっくり出来ないし
見たいのは城の姿。
中は別にいいや。

ということで、チケットは買わず。


チケット売り場
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まだ、朝早いからかそんなに混んでいない。
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こうやってチケット購入可能時間が表示されている。
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お城の姿は
少し遠回りになるけど、川を少しさかのぼったところにある
マリエン橋からが美しいよう。
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ここからは自動車進入禁止
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馬車は可能
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マリエン橋に向かうため
看板にしたがって
メインの通りからそれて上ります
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まだ朝早い。
葉っぱが凍りついています
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日差しは強いから、すぐに溶けるのだろうけど
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花が咲いていたり
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雪が残っていたり
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春と冬の境目。

例年はまだ、もっともっと寒いそう。
あまりに雪が積もると、橋が閉鎖されるそうなんだけど
この程度なら今日はきっと大丈夫。


森の中。
気持ちのいい運動。
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バスで来る人たちの停留所まで来ました。
行けない時は、この看板で道をふさぐのだろうな。
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この看板とかも。
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まっすぐ行くと橋
左は城か
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橋です
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いよいよ。







うわぁ(´∀`*)


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自然と、地形と、お城と。

天気もいいし、最高です。



お城と自然がそれぞれのよさを高めあっている感じ。

お城があるから自然のよさも引き立つし

お城はこの風景の中にあるからいいのだろう



真っ白な雪の季節や、夏の緑が深い時も
いいのだろうな。


うれしくて何枚も。


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お城のむこうのに広がる平野もきれい。
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ちなみに、お城に入ると
この橋がこんな風に見えるらしいです。
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この先にも進める道がありましたが
右に「3h」の表示。もちろん、進まずに引き返します。
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ツアー客がたくさんくる時期、時間帯は、
橋が落ちるのではないかと思うほど、人であふれ、
写真を撮るのもやっとという状態になるらしい。
今日は、こんなもんでした。
わいわいして、にぎやかな雰囲気。
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さっき下から見ていたお城。
「ホーエンシュヴァンガウ城」
これも、景色に溶け込みますね。
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昔は、こっちがシュヴァンシュタイン城だったそう。
そして、ノイシュヴァンシュタインを作った時に
neu(ノイ:新しい)と付け、
ノイシュヴァンシュタイン城(Neuschwanstein)と命名。
もとのお城は、「ホーエンシュヴァンガウ城」
となったそうです。

へー。


ぐるーっと歩いて
いろんな角度から
ノイシュヴァンシュタインを見上げます。
アラフォー4人組。
「sex and the city」みたいな雰囲気でとても楽しそう。
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あー、こんなポーズをするアジア人は…。
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入場のための表示。
完全に観光地ですね。
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そういえは、このお城。
去年の夏まで
13年にも及ぶ補修工事をしていて
ずっと足場が組まれていたらしい。
今はとてもきれいな姿。
ラッキーでした。
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ドイツといえばプレッツェル。
と、グリューワイン発見。いい香り。
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これが、ルートヴィヒの顔。
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下山。

昼前になって混む馬車乗り場。とチケット売り場。
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ドイツらしいかわいいお土産。
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オーストリアでは、普通にかぶっている人が意外と多い。
この帽子。
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いったい誰が着るんだ。
というTシャツ。
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ドイツといえば、やはり本場のビール。

さっき、グリューワインも飲んだくせに、迷ってやはり飲んじゃいました。
小さめグラスで。

美味しかったなー。
甘い酵母の香りのする ヴァイスビア

飲み込んだあとに、
香りがどこを通り抜けていくを感じることができる。

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遠くから見上げても美しい。

さようならー。

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このお城のいいと思うところ。
人気のお城だけれど
直近まで、車やバスで行ってしまうのではなく

遠くから姿をみて
ふもとから見上げて。

細い道、森の中を

少しだけ時間をかけて

ゆっくりと近づいて

その姿を見られるところ。


最後も

自分の足で下りながら

余韻を感じて

ゆっくりと去れるところ。


まだ時間があるので

インスブルグに向かいます。


天気がいい。

自転車気持ちがいいだろうなー。
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下調べもなく、ぶらっと観光。

道を間違えたら、街を一望出来ました。

山に囲まれた街。
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インスブルグ空港。というものもあるそう。

この眺めを見下ろしながらの離着陸。
飛行機からの眺めはいいのだろうな。


スキーの本場チロル。

私が生まれる前にですが。
このインスブルグで
冬季オリンピックが二度行われた過去があります。

スキージャンプ台もあります。
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意外と世界中にあるという

凱旋門
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アルプスの山並みを借景にしたような
町並み。



Tirol アウトドアグッズのショップ。
http://bergwinter.tirol.at/
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だんなさんのキーホルダー。
大学の卒業旅行でここへ来たときに買って、今だにつけていたもの。
10年ぶりの来店で、新調していました。
店舗ってここしかないのかな。

フリーペーパーとか、もらってきたけど
ナチュラルで、アースな感じ。
いい雰囲気のお店でした。



ぶらぶらぶら。

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うぉ
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ぶらぶらぶら

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ハム
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今日もいい一日だった。


バスタブにゆっくり浸かって

明日に備えます。

明日の天気予報も晴れ。

チロル旅行 2日目

3/6から3/の10オーストリアチロル地方の旅行記です。


今日は、夫の念願のスキー場

sankt Anton(サンアントン または サンクトアントン)

宿からは、車で1時間くらい。
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クラクフの疲労がとれていないせいなのか

春めいてきて、植物の花粉が飛散しはじめたのか

鼻がぐずぐず。くしゃみも。

これから旅だというのに、体調を崩すのはまずい。

旅行には、いつも最低限の各種常備薬を持ち歩いているのですが、今回はこれを。

グラーツに行くことが決まったときに、実家の両親からぜひにと渡されたもの。
私の実家に、なくてはならない薬。

「カンボーエース」

普通の総合感冒薬っぽいのですが、白樺の花粉症の父は、花粉時期の愛用品。
飲んでみました。

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ホテルの朝食。
ヨーロッパの朝食って、たいていこういう感じ。

チーズ
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ハム
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ミルク
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あとは、シリアル、ジュース、フルーツ、紅茶。

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派手さはないけど、美味しい朝食。
席についてから、挽きたてコーヒーを保温ポットに入れてきてくれるのもうれしい。
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さー、出発。
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今日は、天気がよさそうだ。
画質は悪いけど、宿から見えた気球です。
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栄養ドリンクってオーストリアにも売っているのかな?
わからなかったので、エナジードリンクをとりあえず。
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スーパーに売っていた
スキー型板チョコ。1500円。
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サンアントン到着。
スキー場周辺の駐車場がわからなくてしばらくうろうろしてしまった。
満車だった駐車場のおっさんが、ドイツ語と、ジェスチャーと真心で空いていそうな駐車場を教えてくれました。

おそらくドイツ語がわかったのではなく
おっさんの真心だな。


空の青が濃い。
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これが、高級ペンションか…。
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ここも本当に大きなスキー場。

日本だと、
とりあえずまず山頂行こうか。
で、何度か下まで降りて。とか、好きなコースを何度か滑って。
そして、下で昼食。
というイメージ。


オーストリアでは、まず山頂を目指そうか。
じゃないと、遠すぎて最終リフトの乗り継ぎまでに帰ってこられなくなるから。

そんな感じ。

ということで、一番高い場所と、一番遠くを目指すことにします。


1日券のリフト券で滑れる範囲なのに、リフトだけでは移動しきれないという規模。
スキー場のエリアマップに、リフト、ゴンドラ、そして電車のマーク!!
スキー場のエリアマップに2700mとか2800mのピークがごろごろと記載されています。

ちなみに、北海道で一番高い山。
大雪山の旭岳で2291m


とりあえず、リフトとかゴンドラで移動できる範囲が黄色のマルの中。
手前の4つのエリア。

①スタート地点
②一番高いところ
③一番遠いところ
St-Anton




観覧車みたいな不思議な構造のゴンドラに乗って
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そこからロープウェイで高い場所をへ。
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見えてるあの高い場所まで一気に。
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ロープウェイから。
すごい景色。

見渡す限りスキー場。

さすがにここは違うだろ。と思う場所も、目を凝らすとリフトがあったり、人がいたり。

スケールが違うなー。
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まだ、滑ってないですが
もう、帰ってもいいくらの満足感。
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これより上の展望台へも、ミニロープウェイで登れるようだったんですが
ロープウェイって、ゴンドラと違って、一機ずつしか動かないし、たぶん4人乗りくらい?
すごく並んでいて、ぜんぜん進まないし
ここでも十分な景色。

時間をかけて高いところへ行くか。
それをあきらめて、一番遠くを目指すか。

私たちは、遠くを目指すことにしました。

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ここwifiあり??
試さなかったですが。
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「1films」のステッカーをヘルメットにつけている外人。
私がこよなく愛する北海道のボードDVD「car danchi」の会社。
海外のDVDもあるのかな??
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紹介動画、最後に載せときます。



びゅーんと
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たぶんこれから、正面に見えている山くらいまでは行きます。
見えてないその向こうまでは行かなかったはず。
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ゴンドラで隣の山に移動したり
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下ったり
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この、もこもこした山の感じって、見慣れないな。
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滑って移動するたびに

リフトでピークを超えるたびに

どんどん景色が変化していきます。

それにしても、雲ひとつない空。

スキー場という場所で

板という道具を使って移動しながら

移り変わる景色を見ている旅。

そんな感覚。

おじいさんも頭にGopro着けちゃう気持ちわかるよ。

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漢字
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日差しが強い。
影がくっきり。
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ここが一番奥です。
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一番奥から、さらに登山している人もいます。
ニセコの山頂に登る感覚??

うっすらと足跡のラインが見えるはず。
私たちはここまでで、引き返しました。
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こんな場所にもレストラン。
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遠すぎて時間がよめないので
私たちは
もう少し戻ってから休憩することにします



振り返ると
ちょっと前に,
ここへ向かうとき滑っていた場所。
そこをリフトで上って、その山のずっと向こうへ帰ります。
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右から、チロル州の旗、リヒテンシュタインの旗?
オーストリア、EU.
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このへんで休憩。

日本のスキー場の食堂って、大きい建物にみんなぎっしり。

こっちって、点在している小さな山小屋の外にぎっしり。
天気がいいとみんな外。
私たちも、最近は外で食べてます。

スキー場が大きいから、決まった食堂というのがないのでしょうね。
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オーストリアはスキーの国。
ソチオリンピックでも、アルペンだけで金3、銀4、銅2の計9個のメダルを獲得しています。

前々回は、アルペンだけで14のメダルをとったそう。

おいてある板がスキーばかり。
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これだけ広くて、これだけたくさんの人とすれ違った一日。
スノーボーダーは10人くらいしか見ていないのでは。

パーセントでいうと、0.何パーセントということか。

日本と大きい違いです。


いろんな国の人がこのスキー場を利用しているんですね。
エリアマップが、4ヶ国語分。
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トイレットペーパーが変わっていました。
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オーストリアに来てからというもの、レストランにお冷がないので。
そして、たいていみんなスキー場でお酒を飲んでいるので。
こんなに天気もいいし。
私たちも。毎回飲んでますね。

酵母の香りの、白ビール。ヴァイス。うまいっ!!
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ベーコンを巻いたソーセージ。よくみかけます。
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あまりに最高の雰囲気に「くゎー」といっている私。
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この真っ赤なおじさん。日焼け?お酒?
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さー、帰ります。

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帰路も美しい。
みんな帰るから混みますね。
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上の写真。空のなかにぽっかり浮いているように見える小さいもの。

これ、朝乗ったロープウェー。
こんな高いところを通っていたのか。
どおりでいい眺めなわけだ。
ロープウェー。長距離移動すぎて、スタートとゴールの山が写ってないですね。



今日見た唯一の雲は、飛行機雲
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下界へおりてきました
レストランの看板がビールです。
みんな飲むんですね。
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日本だと、滑り終わったあとさっさと帰ります。
オーストリアの人は、滑り終わる前に、レストランで飲んでます。
そして、みんなで肩を組んだりして歌ってます。
遠くから聞こえるくらいの声で。
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宿へ帰ってきました。
美しいアルプスの夕映え
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今日も1階のレストランで。
ほとんどドイツ語しかしゃべれないおばあちゃんとも仲良くなってきました。
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ヴィーナーシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)
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マッシュルームのリゾット
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家では野菜中心だけど、外に出ると肉が多くなりますね。

明日もいい天気のようです。




「1 films 」のDVD
car danchi シリーズの予告動画です。

滑りがどうとかではなく、とにかく楽しそう。
車に寝泊りしつつ、朝市の最高のパウダースノーを滑ろう。
そんなプロボーダーさんたちの生活。

見野雄祐のせりふの楽しさ。
植村能成のすべりのかっこよさ。

car danchi 7 最新作 こういう雰囲気いいです。



car danchi 3 昔のもわいわいしていて楽しそう。


car danchi 2


car danchi 6


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