3/6から3/10のオーストリアチロル地方の旅行記です。

今日は別のスキー場へ。


Sölden(セルデン)
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北海道での大学生時代、スキー部員で基礎スキーをしていただんなさん。

スキー場でスキーインストラクターのアルバイトをしていました。

大学の卒業旅行は、スキーの本場オーストリアへ。

インストラクターの先輩達が、オーストリアでインストラクターの資格を取得し(オーストリアは、スキーのインストラクターは国家資格!!)

日本人からのスキー旅行の人を対象に、宿や現地での行動のマネージメント、スキー場のガイドをするという仕事をはじめ。

その第一号のお客さんとして、インストラクター仲間と行って来たそう。

その拠点となったのが、今日のスキー場

Sölden(セルデン)です。




彼の両親もスキー愛好家。

このガイドさん達に依頼し

全ての日程で同じ行動ではないですがこの旅行に同行したそう。

彼のお母さんは、病気で亡くなっていて

私達の結婚式には参加できませんでした。

この時にも病気は進行していたそうですが

数日間スキーをしたり、

昨日私達も行った、ノイシュヴァンシュタイン城へ観光に行ったり、

その旅行をとても楽しんでいたそう。



その場所に10年ぶりに私たち2人で戻ってきました。
(私は初めてですが)


まずは、エリアマップ。

感覚が麻痺していて
なんだが、シンプルで小さなスキー場に見えますが
とても、大きく、標高も高いスキー場です。
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ホテルから車で1時間くらい。

今日も快晴
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サンアントンは有料駐車場ですが、こっちは無料。
キャンプ禁止の看板。
しませんよ。

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子供に注意の看板
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エリアマップとリフト券
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日差しが強いので朝から影が濃い。日よけの、マスク必須です。
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サングラスのちびっ子
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サンアントンと同じく、夕方までにきちんと帰って来られるように

とりあえず、早いうちに、できるだけ高いところ

できるだけ遠くを目指して移動します。

さっきのエリアマップ
左上を拡大して切り取ってみました。
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エリアマップに山のピークがごろごろ載っています。
そして、標高がおかしい。
3774m 3309mって。

北海道で一番高い山 大雪山 旭岳 2290m
日本で一番高い山 富士山 3776m



では、まずゴンドラに乗って。


日本では、スキー場といえばみんなニット帽 
ときどきヘルメット

オーストリアでは

ヘルメット率がとても高い
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子供もかわいいヘルメット。
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ゴンドラ一本でこの景色
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展望台
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山の上のトイレ
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すごい景色の中、遠くを目指して滑ります
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ゴンドラで山を渡り
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3340mまで
足でちょっと上れるよと、
看板があったので、板を置いて上ってみました。
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のぼること15分くらい?
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最後はこんな感じの人も(笑)
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わぁ(´∀`*)
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知っていると思いますが
ここスキー場です。


ぐるっと360度の展望。
こっちにこれが見えますの説明が円形
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さらに向こうのスキーエリア
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鳥が飛んでいます。
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雪庇(せっぴ)に気をつけて
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あまりの気持ちよさに寝ころがる
うわー。
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どこらへんまで、このスキー場なんだろう。
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さっきリフトを降りたとこに、戻ってきました。
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進みます。

スキー場の中に、トンネル。
山を越えるための!!
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さっき見下ろしたトンネルの向こう側。


雪質も、景色も、天気も、広くて長い斜面も。
これ以上ないほど、最高です。


日本であんなに追いかけていたパウダー。
今年はほとんど滑っていませんが
いいんです。
別のベクトルでとても満足しています。
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ただ、ロープトウが長すぎます。
つかまって、ひっぱられる、小さいスキー場でたまーに見る、子供用のあれ。
苦手なのに、いったい何kmあるの??
途中でおちたら、やりなおしになるから必死でした。
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きっとロープトウに疲れて、休んでいる人。
違うか。
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3249m地点
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なのに半袖!!体温高いから??白人!!
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またまた、展望台。
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見下ろすと。
おそらくエリア外だけど、よーく見ると歩いている人の姿。
日本のように、境界のネットもないし、出てもしかられない。
けど、ここから進むということは
覚悟、準備、責任が付きまとうのだろう。

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展望台を引きで。すごい場所。
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10:00に下を出発。
途中、展望台の寄り道はあったけど
一応最短ルートで遠くに向かっての移動。
ここへ到着したのが14:00でした。
旅ですなー。


引き返しつつ、気持ちよく滑ろうと思います!!



日本ではあまり見ないリフト。
乗る直前は、ベルトコンベアで運ばれます
最近ようやく慣れてきました。
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左後ろ、斜面の中に見える、ぼこっとしたうっすら青いもの。
氷河です。
スキー場に、氷河があるのか…。
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そろそろ休憩。
レストラン。天気いいと、みんな外で。
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中に、人っこ一人いませんでした(笑)見事。
立ち入り禁止ではないです。
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オーストリアの人たちって、みんなスキー場でビール飲むから
すっかり私たちも。
日本だったら、スキー場で飲むことなんて、まずなかったのになー。
酵母の甘い香りのする、ヴァイスビア。これ、本当に美味しい。
この天気。外で飲むビール最高です。
一応小さいほうのグラスで注文。
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カレーソーセージ。ケチャップの上にカレーパウダー。
微妙な見た目ですが、美味しかったです。
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オーストリア料理
クヌーデルズッペ。レバーの団子のスープ。
意外とクセが少なくて美味しい。
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ぽかぽかしているからって、裸かい。
のどかだなー。
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さっき、見上げていた氷河に近づいてみます。

リフトで少し上がって

この下
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私は降りすぎちゃったけど、だんなさん。さわってます。
氷河に。スキー場で。
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ズームで。こんなやつでした。
けっこう急だったから、足元が崩れないか怖かったです。
スキー場だというのに。
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さー、もういい時間。
そろそろ帰らなくては。
見渡す限り、すべて滑っていい場所。
すごいなー。
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山が高いから、下のほうは日が当たらない。
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こんなちっちゃい子も
上手に下りてきていました。
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10年前とはだいぶ様子が違うようで
ゴンドラが増えていたり
お店も変わったりしていて
下界のことはわからなくなってしまったと。

スキー場の中は、覚えていることも多かったみたいですが。


スポーツクリニック。
怪我する人、多いんですかね。
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かつての宿泊先だったと思われる場所も見つけ
満足して宿へ帰ります。
(帰って調べたら、似てたけど違ったらしいです (;´Д`))
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この疲れた体

バスタブに浸かれることが嬉しい。



昼が遅かったから夜は軽めに。

ホテルの一階のレストランで。

宿のおばあちゃんが、私たちのことを覚えてくれたみたいで

「reservation」の札を置いておいてくれたり。
メニューは最初っから英語のやつを用意してくれたり。
ドイツ語で注文してみたら、こそっと正しい発音を教えてくれたり。

なんかちょっと嬉しい関係。


チロル地方。

私たちが来る前日まで雪だったようなのに

連日の驚くほどの快晴。

本当に毎日気持ちよくすごせて、いい旅行になっています。