naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

ドブロヴニク 【クロアチア】

旧ユーゴ一人旅 3日目 ドブロヴニクの猫

おまけ

ほんの少しの滞在だったのに、

ずいぶん何度にもわたったドブロヴニクシリーズ

いっぱい写真撮ったもんなー。

これで終わりです。

さいごにおまけ。




ドブロヴニクは猫がたくさんいる街。

ジジみたいですね。

特に朝によく遭遇したなー。

猫だけですが、どうぞ。


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カメラ目線
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朝食のお相手
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カメラを向けると近づいてきた
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ジジ
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おしまい。

旧ユーゴ一人旅 2日目 ドブロヴニクの人


今回の旅の最初の目的地。

ドブロヴニク。

そこで、一人の日本人旅行者に出会いました。

とても、印象的な人だったので。



夜行バスに同乗していた、数人の日本人旅行者のうちの一人。

3人の日本人がいて、一人旅の人と、バックパッカーっぽいカップル。

夜行バスだったので、ほとんど寝てすごしていたんだけど

長時間のバスの移動中、休憩時間に日本人同士で少しだけ話を。

終着の街に到着し、それぞれの宿へ分かれる際に、

「小さな町なので、また街中で再開するかもしれませんね」と話していた。


そうしたら、この旧市街を見下ろす山の山頂で再会。

彼は登山してきたので、下山はロープウェーを使うつもりのようだったが

徒歩下山の予定の私に付き合ってくれ

一緒に歩いて下山しました。



どこからが一番キレイな風景だろうと

街を見下ろしながら、ぶらぶらと歩き
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ぽつぽつと、それぞれの話をしました。




世界一周中という彼。
大学を休学して旅をしているそう。

今まで世界中を旅してきた話
これからどこへ行こうかという計画


現地に友人がいるが
情勢不安定から、未だ渡航を見合わせている場所があること。


私の生活も日々新鮮な発見だけれど
日々新しい場所へ移動し続ける
日々あたらしい景色を見続けていること

私の価値観にはない新しい話
とても新鮮でした。


南米からスタートし、西欧、東欧、そして中東へ。


一番美しかった場所は
ウユニ塩湖、サハラ砂漠、アイスランド
だとか。


いつでもいける場所
誰でも行ける場所ではなく
この旅だからこその場所をめぐりたいと。


ここは通り道だったからと。


この先、サラエボで大使館の人と会う予定だとか。



FBの連絡先を交換したのですが

私は、ボスニアヘルツェゴビナ、セルビア、再度クロアチアの別の都市へ行って帰宅予定。


彼は、この町のあと
私と同様の二カ国、そして、モンテネグロ、アルバニア、マケドニア、コソボなんかも巡っているようでした。

力強いなー。



もうひとつ、印象的だったこと

帰国したら何をする予定か問うと

もちろん大学生なのだから、学生生活を継続するんだろうけど

「この節約旅行で、よく宿で料理をします。料理にも興味があります。こんなことって、変ですよね」

と、照れくさそうに話していました。

日々、訪れる圧倒的な現実。

繰り返す旅の日々と計画。

自分の置かれている、非日常にうずもれることなく

自分を多大評価することなく


自分自身の体を形作っている、食事の大切さを実感し

たくさんの国と地域の食文化や食材に触れ

日本の食事を外から見つめ

食事や料理に興味を持っていると言葉に出来ること


すごく、地に足のついた若者だなと感心しました。



海外で、なかなか手に入らない日本食材。

大根に出会ったときの感激の話で盛り上がったのが、楽しかったなー。



21歳というと
もっとぺらぺらの子供みたいなイメージ。


中学生とあまり変わらないんじゃないかというくらいのイメージ。


しっかりした考えを持ち
ゆったりと穏やかな人柄

ずっと大人に見えました。


この先の、サラエボ、ベオグラードという旅程が同じとのことだったが
その後、彼に会うことはありませんでした。

もっと、いろいろな話を聞きたかったので残念。

とてもよい時間を共有できたことに感謝。


最後に一緒に記念撮影
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よい旅を!!





*追加

魅力的な旅をしている彼。

けれど、まだ若い。

21歳の彼は、先日27才と間違えられたと落ち込んでいた。

社会人になって、会社に勤めてしまったらもう何もできなくなるから…。

大人になることを、とても恐れている、嫌悪している。

そんな気がしました。

なんだか説教くさくなるような気がして、相槌をうちながらだまって聞いていたけれど。


私は、社会人になって、結婚して。

いろんな人と出会って、たくさんの経験をして。

どんどん、行動の幅が、視野の幅が広がっている。

どんどん自由になっている。

そんな気がします。


21歳の頃の自分。

今が一番自由だと思って、楽しくすごしていた頃。

当時の仲間と今でも、付き合いがあって。

当時の付き合いとはもちろん違うし、当時の楽しみと今の楽しみは違う。

けれども、形を変えながらもいい付き合いが続いていること。

同じような道を目指して、同じように学んでいた自分たちが

それぞれ別の方向を向きながら

それぞれ、本当にとても活躍していること。

そんなお互いを尊敬していること。

そして、その経験を持ち寄って集まって、その経験を共有することや、

別々のフィールドにいることを忘れて、昔に帰る事ができること。


そうやって大人になっていく過程もとても面白く、いとおしい時間だと。

私は思っている。


大人になることも悪くないよ。


彼にも伝えたいし、21歳の自分にも。

旧ユーゴ一人旅 3日目 ドブロヴニクの朝


頭痛と軽い吐き気に襲われた昨日の夜。

早めに寝たら、すっきりと起床。

疲れていたんですね。


昨日の体調だと、朝の散歩は無理かとあきらめていたけど。

これなら行けそうな感じ。

8時にバスターミナル出発。

間に合うように、ちょこっとだけ。


窓からの朝の空
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急いで身支度。

パッキングは、戻ってからにしよう。

宿の前の小路
朝のしーんと少し冷えた空気がきもちいい。
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小路の隙間から覗く、徐々に明るくなってくる早朝の空
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夜は、ライトアップし、テーブルを並べていた通り。
静かな朝。

ぶらぶらぶら。
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読めない文字
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昨日は、にぎわっていたメイン通り。
だあれもいない。
しーんとしている。

なんだか、贅沢。
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昨日、時間切れで行けなかった要塞。
入場には、チケットが必要だけど、
行けるとこまで近づいてみよう。
場所がわかりにくい。

レストランナウシカの横を通り、海沿いを進みます。
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要塞
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階段の途中までは、上れました。
朝焼けと、旧市街。
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階段
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昨日、パン屋さんで買ったのに食べられなかったケーキ。
こんな甘そうなのが欲しいだなんて、疲れていたんだろうな。
100円ちょっとでした。
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階段の手すりに腰掛けて
旧市街を見ながら朝食
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お掃除のおじさん
こうやって街をキレイにしてくれているんだ
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城壁。門をくぐり街へ戻ります。
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日が出てきた。
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この小路に
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4つ星ホテル
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洗濯物を干すロープ
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部屋に帰ってパッキング。

窓から、近くを見ると、壁から花
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遠くを見ると
朝の街
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昨日の夜は、ライトアップされ、テーブルが並んでいた小路のレストラン。
朝日がさす。
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お掃除のおじさん。
好きな風景。
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日本人がたくさんくるのだろう。
久しぶりに見る、日本語。
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ろうそくやさん。
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街中の壁。


それぞれの風合いがある。
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朝日が昇ってきて、強い日差し。

まだ、静かな街。
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広場
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これは劣化を防ぐため?変だけど。
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さようなら。
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ターミナルまで、今度はバスに乗ります。
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前日、キオスクで買っておいたバスチケット。
運転手から買うとちょっと高い。

機械でがちゃっとやって、乗った証明にします。
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10分もかからずターミナル到着。
歩いたら30分以上かかったけど。
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キオスクあり。
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ATMあり
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ターミナルの向かいにカフェあり
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コーヒーの自販機
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エスプレッソを
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小銭がなくて困っていたら、知らないおじさんが両替してくれました。

この地域のコーヒーって、エスプレッソもしくは、カプチーノ、もしくは、ネスカフェ。

コーヒー豆を直接沸かし、少量だけ飲むボスニアコーヒー。

その文化があるからなのかな。
普通のブラックコーヒーがない。

ネスカフェって!?
メーカーの名前だと思うけど

この地域では、カフェオレをそう呼ぶみたい。

何度か遭遇したので。


両替してくれたおじさん。左端の人。
何かのお店の人なんだろうなー。お店のレジ代わりの財布持っていたから。
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バスチケット。
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ボスニアヘルツェゴビナ サラエボへ向かいます。


8時発 14:30着  6.5時間の旅です。
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旧ユーゴ一人旅 2日目 ―ドブロヴニク2―


続きです。


BGMにどうぞ。


やはり紅の豚

「時には昔の話を」 私が愛してやまない曲



「さくらんぼの實るころ」



「帰らざる日々」





世界遺産。

クロアチア ドブロヴニクの旧市街。

旧市街を出て、外から街を眺めてみようと思います。

街中に、いくつもあったATM.
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国際キャッシュカードとか、クレジットカードで現地通貨を下ろすことが出来ます。

両替は手数料がかかるし、現金をたくさん持って歩くのは怖いので

これを利用するのはけっこういいのかも。

24時間対応でした。

聖ヴラホ教会
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レヴェリン要塞の方から出てみます。

橋の欄干から

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コンビニみたいなところをのぞきます。
野菜とかフルーツがけっこう売っている。

ドミの人たち、自分で料理出来そう。

ご当地ビールもチェック
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クロアチアにもラドラーあるのね。
レモネードでビールを割った、ちょっと甘いビール。シャンディガフみたいな。
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大学?
なんて贅沢な場所にあるのかしら。
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旧市街の向こう、東側の海から見る町並みがキレイという。


事前にネットで調べた誰かのブログ情報。

旅ノートを頼りに

そっちに向かって歩いてみます。


お、また工事。

夏の観光シーズンを前に、街の修復をしておくのだろうなー。
こういうの見るの楽しい。
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気持ちよさそうなビーチ
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この更に向こうの、excelsior駐車場付近、Grand villa Argentinaのホテル横の小道階段を下ったところからの眺めがいいと。

さらに進みます。


影が濃い
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バイク
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ナンバープレートにも、クロアチアのマーク
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宗教的なものかな
この星は
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影も。宗教的な意味があるのかな。
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このへんだと思うんだけど、海に降りられるような入り口がない。
夏だけなのかなー。


しょうがないので、しかられるかもしれないけど
ホテルに入って
スタッフに聞いてみます。

「すいません、この下の海から旧市街を見たいんですけど、降り方がわからなくて。どこから入れるかわかりますか」


ここはホテルだから、だめです。

と、言われるか、わかりません。

そんなことをイメージしていたら。

「周りの景色を見るんですね。だったら、このエレベーターで0階のフロアまで下りたらいいですよ」と。


明らかに、ガイドブックをもってうろうろしている、
宿泊客じゃない私に。
こんなに親切にしてくれるなんて。

ありがとうございます。

エレベーター降りたら、こんな感じ。
ここ業務用??
けど、言われたとおりに行ってみます。
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ホテルからも階段で下りて来られる場所なのかな?
誰もいなくて、独り占め。

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一番見たいのは上からの光景だけど
これはこれでいい雰囲気。
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ありがとうございました。このホテルです。あ、指。

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もう少し上からの景色を求め、ちょっと登ります。

緑が濃い
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さっきのホテルから、Kralja petra Kresimira 通りまで一本登り、

旧市街の方へ西に進むと、いえの駐車場がでっぱっているところがあります。

そこから撮るといいとの情報があり。

うむ。これこれ。
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これこれ
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こんな通り。
旧市街の方へ戻って、ロープウェーに乗ろうと思います。
次は山の上へ。
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緑の石畳
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ロープウェー乗り場の前 強い日差し
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*ロープウェー情報

料金    片道 50  往復87クーナ
運行頻度 30分おき 混雑するともっと頻回  3月だと30分おきでした
運行時間 3月は 9時-17時  夏場だと24時まで。夜景も見れそう。


ロープウェイ。ここを上る。
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乗り場
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チケット

50Kn(クーナ) 片道1000円くらい
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乗り場はwifiありました。
ネットチェック出来て便利。
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ロープウェーの上からの眺め  ロープと鉄塔が邪魔
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ロープウェーがすいていたので上る様子を動画で撮ってみたけど
すごくきれいだったなー。


山頂に着くと、バスで一緒になっていた
日本人の旅人に再開。



彼はロープウェー下の登山道を徒歩で登ってきたらしい。
疲れたのでロープウェーで下山するつもりだったようだが
徒歩下山の私に付き合ってくれて
一緒に徒歩で下山しました。


山頂に、紛争の際に破壊されたという建物。
ロープウェーが再開されたのも、数年前とか。
資料館もあったけど、有料でけっこう高かったのでスルー。
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山頂。
ナポレオンから贈られたという十字架。
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鉄塔のないところにへ少し下る。

この景色(´∀`)

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ヘビに遭遇
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山頂から10分くらい下ったところの風景

旅人に撮ってもらった写真
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下界で買っておいたビール。

絶景にビール 最高。
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夕方なので逆光。

午前中だともっと鮮やかなんだろう。

こういう渋いのもまたよし。 空と海の境界がわからない
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下山道。けっこう遠くまでぐるっとまわる。
遠くから見た市街地。
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旅人と歩く
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小さな集落
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また海沿いへ。

旅人にまた撮ってもらった。

潮風と夕暮れの日差しがとても気持ちよい。
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夕方の街をぶらり
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石畳の小路
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ちょっと変な顔
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最後に旅人と記念撮影
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よい出会いでした。




いったん宿に戻ります

小路のパン屋さん
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おそのさんではないけど
ぐーちょきぱんやではないけど
今日の夜宿で食べるもの、明日の朝食を購入。
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「SOBE」
この地域の宿泊システム。
民家の一室を借りて宿泊するというもの。
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こっちはアパートメント
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窓からの夕焼け
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上を見ると。
さっき、歩いていた城壁
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夜の町並みを見にちょっとお出かけ。

坂を下ればすぐな贅沢な環境。

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大理石の床が反射してキレイ。
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このくらいの時期 このくらいの人 混みすぎてなくちょうどいい。
この旧市街に宿泊出来る時期に来れてよかった。
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小路にテーブルを出して、たくさんの飲食店。
人気の観光地になって、物価が高騰しているらしい。
アドリア海の魚介は魅力的だけど、疲れてもいるしやめときます。
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部屋に戻ると、すごい疲労感。

頭痛も。

こんなところは、キキに似てなくていいんだけどなー。

夜通しのバス移動、強い日差しの中歩き回って。

疲れたんだろう。


FBでだれかがシェアしていた、小沢健二がいいともに出ていた映像をみて

たもさんおつかれさまと思いつつ


今日は、早めに就寝にします。

おやすみなさい。



旧ユーゴ一人旅 2日目 ―ドブロヴニク1―

2日目です。


昨夜、グラーツを出発。
クロアチアのザグレブで乗り換え。
夜行バスで夜を明かし

朝、クロアチアのドブロヴニクに到着しました。

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当初、ザグレブからドブロヴニクの直行のバスがあると知らず
スプリットで乗り換えが必要かと思っていました。
バスは遅れることが多いし
一体何時につくんだろうと心配していました。

お昼過ぎ、夕方に数時間ふらっと散歩できればいいかなとすら思っていたくらい。
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日の出後、時間通りの9時半に到着。

これから、一日使えます。



ちなみに、ちょっと解説。
この6つ(+コソボ)が旧ユーゴ諸国。
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西洋に近く、西洋文化のスロベニア。
人種も、ほとんどがスロベニア人。
独立の際はほとんど揉めることがなく
たった10日間の戦争で、終了したそう。


一方クロアチア。
次の独立だったのですが
人種が、スロベニアよりもちょっと複雑。

5年間も戦闘が続いたそうです。

このドブロヴニクも例外ではなく

世界遺産に指定されていた、美しい町並みも多くが破壊され
一時は「危機にさらされている世界遺産リスト」に挙げられていたそう。


現在は、かなり復興が進み、
美しい風景を取り戻しているということ。


では。

BGMにどうぞ。

スマホだと、途中でページ変わるからだめかな。
パソコンだったらきっと出来るはず。

明るく「やさしさに包まれたなら」



大人に「海の見える町」






バスターミナルに到着しました。

さっき、休憩で話した長髪の日本人バックパッカーの彼。

バスの中で、クロアチア人と韓国人と仲良くなったそう。

クロアチア人は、出発地のザグレブ在住の大学教授だとか。(若いのに!)

けどこの町にも詳しいから、旧市街まで案内してくれると。

「歩いて15分みたいなんで、一緒に行きませんか?」


ありがたい。

本当はバスを利用するつもりだったけど、一人は心細いので

ご一緒させてもらうことにしました。

もう一組の日本人カップルは、ここで宿を探して、家主と一緒に移動するとのことで

連絡先だけ交換してお別れしました。



一行は、それぞれ翌日の移動手段を確認

バスチケットの窓口に、時刻表が張ってありました。
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サラエボ(SARAJEVO)行きは、8時と15:30.
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チケットを購入してから出発です。
156クーナ 3000円弱かな。

私も、慣れないチケット購入。

旅慣れた日本人がいてくれて心強かったです。



*ドブロブニクのバスターミナル情報

・チケット窓口 24時間かどうかはわかりません。けっこう夜遅くまであいているらしいけど。
・購入通貨 現地通貨クーナ(Kn)のみ クレジットカード不可  ユーロ不可
・ATM あり
・両替 あったかな?あるはず。
・サラエボへのバスの時間  8時 15:30発

ドブロヴニク発長距離バス時刻表
ドブロヴニク市内バス情報

ドブロヴニク周辺バス情報

さー、出発。

きれいな海を横目に歩きます
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登りが多く、結局30分以上歩いたんじゃないかな。
誘ってくれたバックパッカーさんは、
こんな過酷だと思わなくて、誘ってすいません。
と何度も私に謝っていました。


一人では歩かなかっただろうから、
歩けてよかったけどなー。
たしかに、けっこうきつかったですが。


日本人バックパッカー(左)
コリアン(右)

コリアンの彼は、どんな日程の旅行で、何を持っているのか気になります。小さい荷物。

それに比べてバックパッカーさんの荷物!!
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城壁への入り口。
ピレ門。

私は、坂の上の宿で、
宿からメールで教えてもらった
あまり階段を上らなくてもよいルートを通るため
別の門から入るので、ここで彼らとはお別れ。
小さい場所だから、また会うかもねと。
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左が外界
右側城壁の中
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しばらく坂を上り、私はブジェ門から入りました。
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最も高い場所だと25mにもなるという城壁。
ピレ門から入ると、そこを中心に、街が窪んでおり
両側へ上っていくように、細い小路が広がり
階段で上るような形。

入ります
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小路を見下ろし 下らずに、横へ進みます
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窓から窓へ渡すロープに洗濯物。
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少し迷って少し下ってしまったけど、この通りに宿があります
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これが本日の宿泊予定の宿のドア
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booking.comで事前に予約していた宿。

ゲストハウス ルームズ マテオ


ネットの情報は、人気の夏の情報が多い。
予約は数ヶ月前にしないと、ほとんどの宿が満室になってしまうというほど小さな地域。
旧市街の宿泊は困難で、その外のだいぶ離れた地域に宿泊し、
旧市街へは、バスで移動するとどこかに書いてあったような。


空室検索してみると、けっこう安い宿もあります。


前回の経験から
大部屋のドミトリーは安いけど、緊張して疲れるので
共同トイレとかでもいいから、
部屋だけは、個室がいいなーと検索。


1泊20ユーロで発見。

ドミでも、1泊15ユーロという地域だったらしく、ラッキーでしたね。



ドブロヴニクの旧市街。
青い海と、白い壁、赤い屋根。坂の町。
そして、街がぽっかりと海に浮かぶような形状。
魔女の宅急便を連想するような光景です。


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魔女の宅急便は実際には、ストックホルムが舞台らしいんですが。
これが、ストックホルム。たしかに。
魔女の宅急便 ストックホルムの街



私の初めての一人暮らし。
大学に入学した時。
とても狭い、ワンルームマンション。
大きな出窓があって、通りの先に、藻岩山がきれいに見える
エレベーターのない小さなマンションの3階。
1階には個人の小さなパン屋さん。
朝は、パン屋さんの機械の音と、ふんわりと暖かい温度、ぱんのにおいで目覚めるという環境。
店舗はなく、飲食店に出荷するだけの小さい工場。
よく、おじさんから100円とか200円で焼きたてのパンを売ってもらっていたあの頃。


なんだか魔女の宅急便みたいだと思ったりしていたのでした。
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今回の宿。
安いのと、個室。
という理由だけで決めましたが、
この街に宿泊するならこんな宿がいいと思っていたような宿。


美しいアドリア海に面した人気の観光地。
オーシャンビューのリゾートホテルももちろん素敵なんだろうけど


坂の上にある小さな家
その上の部屋を一部屋間借り。
階段の先にある、天窓のある行き止まりにある、
屋根裏の小部屋。
部屋はこじんまりとしていて、ベッドと小さな机があるだけ。
部屋の窓からは、絶景ではないけれど
きれいな街が少しだけのぞける。

そんな部屋。


これも後から知ったことなんですが
この地域には
「SOBE ソベ」というシステムがあり
民家の一室を、旅行客に貸すというもの。

悪質なものだと、居間のソファーとか
怖いおばちゃんがなぜか添い寝(笑)というものも

駅前で、家主が旅行客に声をかけて
うち来ないかい?と客引きしたりするものらしい。

バスで出会ったカップルはそれを利用したのだろう。

booking.comにSOBEが載っていたことにもびっくりですが

この素敵な街の、民家の一室をお借りできるなんて
素敵な状況です。


部屋の中。

おうちの階段の突き当たり
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ドアを開けると

ほんとうにこじんまりとした個室。
新しくもないし、派手さはないけど、小さくて落ち着きます。

シングルで予約していたんだけど
この時期お客さんが少なくて、本日のお客は私だけ。
(もともと3部屋しか貸し出しの部屋がないみたい。)
共同というシャワーとトイレも貸切。

ダブルの部屋になってました。シングルよりちょっと広そう。
ベッドが二個あると、荷物を置けて便利。
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小さな窓
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窓からの眺め

赤い屋根と、街が少しだけ見えます。
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旅の間に腐ったら困ると、家から持ってきたりんご。
こないだ、広告媒体としてもらったやつが残っていたんだった。
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鍵は昔ながらの。
このキーホルダーちがうよね?(笑)
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朝食用にと、グラーツのスーパーで買ったおいたパン。
大きくてまだ残っていたので、それを昼食に食べて出発します。


ここが中心のストリート。
大理石の地面が光る。
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まずは、これからの動きの確認。
インフォメーションで地図をもらって

明日の朝にバスターミナルまで行く
バスのバス停の位置とバスの時刻の確認。
8時のバスだから、7時前には宿を出ておいたほうがいいかななどと考えながら。
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さっきの旅人達と別れたピレ門。
かつて要塞であった、この街は
高い壁で囲まれ、入り口は3つしかありません。
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ドブロヴニクの観光。
やはり、高いところから街を眺めるのがいいですよね。

2大人気眺望。

その1 城壁めぐり 
 高さ25mもあるという、街をぐるりと囲む城壁を歩いて街を眺める

その2 スルジ山の山頂から
 登山も可、ロープウェイも。


城壁めぐりが15時までということなので、先にまわってしまいます。

入り口。飲食と水着が禁止なのか。
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戦災からの復興。
観光客が戻るとともに、物価や入場料がどんどん上がっているようでした。

以前は50クーナだったのに。
地球の歩き方では、70と。
そして、行ってみたら、100クーナでした。
2000円か。
高いけど、せっかくここまで来て、ここでケチってもしょうがないので、払います。
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これで、城壁をめぐるのと、近くのロヴリイエナッツ要塞も入場可と。

階段を上って
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巡るのは、一方通行です。
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私は、ピレ門側から入ったので、低い方からぐるっと回る形になります。
わくわく。

日本人観光客団体っぽいな。しゃべらなかったけど。
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旧市街の中心。
プラツァ通りを見下ろして。
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こんな感じで進んでいきます。
行ったことはないけど、万里の長城のようなイメージ??
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壁に穴が開いていて、覗いたりも。
かつては、こうやって見張りをしていたのだろう。
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クロアチア国旗。
チェックがかわいらしい。
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時々建物もあり
階段を登ったり
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また覗いたり
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有名な風景
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隣の要塞で。これは一体…。
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山側が見えます。
あとで、あちらにも行くのだな。
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海側は、城壁の外側は海。
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洗濯物。
ここで人々が生活しているにおいがするというのは、なんともいいです。
ただ、洗濯物が素敵すぎる気が。

観光用に、素敵な洗濯物を干すこと!という条例でもあるんじゃないか。
そう思うほど、雰囲気がよかったです。
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このチケットで行けるという
ロヴリエナッツ要塞が見えます。行けるといいんだけど。
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城壁からタンポポ。
生命力が強いなー。
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見張りの場所かな。
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大砲もあちこちで見かけました。
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夏はどこも人でごったがえしているのだろうな。
あまり人が多くなく、きれいな写真が撮れるのがいい。

天気もいいし
海風がとても気持ちいい。


また洗濯物
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地面の石畳。
新しい感じがします。
ここも、一時は戦災にあったものを修復したのだろう。
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バスケ?
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壁の修復をするおっちゃん
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足元。こわっ。
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海側。
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子供達がサッカーしていました。
上に登るから見える光景。
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また洗濯物
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まだ修復されていない場所もあるのだな。
見ないふりも出来るくらい少しなんだけど。
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街全体を見渡すと、同じ赤い屋根でも色が微妙に違っています。
破壊されなかった以前からの屋根と
修復した、まだ新しい色鮮やかな屋根。
ここも、右と左で大きく色が違います。
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山を見上げます。
これから、あそこへ行って、見下ろすのか。
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教会
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洗濯物
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ここで海も終わり。
港です。

紅の豚を思い出します。
ポロコの飛行艇はないですけど。
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青い海に浮かぶ、白い船。
景観のための飾りかと思ったら
漁の網を持っている、本物っぽい漁師さんがいました。
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教会を上から
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時々ある、廃墟
それはそれで、風情があるんだけど。
経年劣化ではない理由を知っていると、なんだか悲しくなったり。
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山側に来ると、風景が変わる。見下ろすように。
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小路
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通りの数と位置から考えて、このへんが私の宿。
左の屋根にある小窓。
三つ並んでいるもの。
その真ん中がおそらく私の部屋。(写真の中央下方にあたる部分)
そういう、部屋から、下から、上から。
いろんな方向から街を見る作業というのはとても楽しく、嬉しい。
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ここが一番奥
一番高いところ。
ミンチェタ要塞
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近くからだけど、街を一望。
この高さ、太陽の光、海からの風。
ほんとうに気持ちがいい。
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要塞の出口から覗いて
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あと少しで一周終了です。

家庭菜園
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真ん中。おっちゃんたちが、屋根の修理をしています。
それもまた絵になるなー。
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こんな場所に展望スペース。カフェかな
さぞ、いい眺めだろう。
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これにて、城壁めぐりは終了。
登ったのと同じピレ門から下ります。


人によっては3時間くらいかけて歩く人もいるよう。

私は、今日一日の滞在なので
少し早足。
1時間ちょっとでまわりました。


教会
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アイスやさん
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私もひとつ。
200円くらいだったかな。
チョコミントを。

学生時代の親友は、チョコミントが好きだったなとか、食べながら思い出す。
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では、旧市街を出て、少し高いところ、
少し離れたところを目指して。
街を見下ろすことにします。



長くなったので、また。
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