naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

キッツビュール【オーストリア】

キッツビュールスキー旅行 後編


オーストリアアルプスを代表するスキー場。

西のサンアントン 東のキッツビュール

という言葉。


キッツビュールというスキーエリアに旅行に来ています。


本日2日目の朝。


セットしてあった、iPhoneの目覚ましで気持ちよく起床。

本日、快晴。

ベランダに出て、空と山を見て、冷たい空気はきもちいいと深呼吸。

朝食は昨日と同じく8時から。


焼きたてクロワッサンがさっくさくのほっかほかで美味しい!!
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どこのホテルにもある、スーパーでもどこでも売っている丸いパンがあるんだけど

それも、今まで食べた中でだんとつに美味しかった。


コーヒーは、ポットからセルフで注ぐんだけど

部屋に持って帰ってもいいというので

食後に1杯だけもらって、部屋に帰ります。

ベランダでそのコーヒーを飲んだり、スキーの準備。



昨日と同じいつもの朝。




と、思ったら。


アイフォンとプリペイドフォンの時間が違う!!!

えー!!

(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?


今日は3月30日。

3月の最終日曜日。

(旧ユーゴのブログが長引きすぎて、だいぶ前ですが)


そーなのです!!

今日から、サマータイム。

前日と同じ時刻に行動していたかと思いきや、

今日から1時間早まっているのです。

オーストリアは、3月の最終週の日曜日(混乱をさけるため週末なのかな)から

10月までサマータイムなんですよね。


賢いiPhoneは、サマータイムに合わせて時刻も寝ている間に変えてくれていたんです。

テレビの時間ももちろんサマータイムだし。

宿の朝食時間も。

スキー場のオープンも。


はー、気づかないものですね。



前にもちらっと書いたけれど

自分たちの感覚なんてあてにならないもので

世の中全部が変わってしまったら

そういうもんだと思って、何も気づかず

何も感じずにそのようにすごしてしまうのかもしれないなーと。

時間に限らないことですが。



今日も、スキー場まで送ってくれるというので、お願いします。

昨日より1時間早いから、雪もしまっているよ。と宿のおじさんが言っていました。



スキー場のレストランでひなたぼっこをしている人もたくさんいたけど

宿の前にもこういういすが。気持ちよさそう。

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旧ユーゴの疲労が抜けないのか、ぼんやりしている私。

家にニット帽を忘れてきたり。

今日は、ゴンドラの中にゴーグルを忘れてしまいました。

1周30分のゴンドラ。片道15分。

きづいて、係りの人に言ったら、下のオフィスに連絡してくれて、上まで上げてくれるように手配してくました。

はー、せっかく早くきたのに。待ちぼうけ。


ゴンドラのおじさんは

「覗いていてもまだまだ来ないよ。太陽の光をあびておいでよ!!」

と言っていました。

たしかに。外の景色をみて、ぼーっと待ちます。
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荷物を引く、バギーのようなもの。

どういうシチュエーションなのかな??

この山の上にホテルがあって、荷物を運んでいるとか??
不思議でした。

さー、ゴーグルも帰ってきたところで、出発です。

いい眺め。気持ちがいい!!!


本当にふしぎなんだけど、この天気なのに、雪がぜんぜんべちゃべちゃにならない。
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シロクマ
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奥もスキー場
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人工降雪機。迫力あります。
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日本って、クワットは、基本的に、足掛けバーとカバーは自然と降りてきて、

すごく天気のいい日なんかは、

同乗者がいたら「開けていいですか?」と声をかけてカバーをはずしたりします。
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ヨーロッパって、足かけも、カバーも自分でおろす方式。
足掛けはおろすけど、カバーはそうとう吹雪いたりしていないと、誰も下ろしていないかも。



さー、休憩。

SKY BAR
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ということは


みんな寝てますねー。


横も
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後ろも
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私たちも。焼けるなー(;´Д`)
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今日もいい眺めです。
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また、パラグライダー。はー、最高だろうなー。
上手にくるくると行き来してました。

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この景色に向かってすべる人々
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今日はこの後グラーツへ帰るので、ちょっと早めに下山。


下界には花
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チロルの旗。もうひとつはなんだろ??キッツビュール市の旗とか??
鯉のぼりみたい。

いつも、4月末とかに神楽みつまたで滑りつつ鯉のぼりをみていたことを思い出したり。

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ペイントされた家。チロルっぽいなー。今日も徒歩で宿へ帰ります。
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スキー場エリアマップ。

冬はスキー場のコース案内。

夏もリゾートなのか。登山とか、バイクとか、クライミングとかかな。それが並んで表示されているのって、面白い。
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宿に帰って、服に着替えて、出発です。

写真はないけど、宿のおばちゃんとおじちゃん、そして近所の人??

数人でいすを出して、飲み物を飲みながら日向ぼっこしてました。

ありがとー!!と声だけかけて出発しました。

いい宿でした。


アルプスのかっこいい岩山をみつつ、レンタカーで帰ります。

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旧ユーゴから帰宅後、体力回復しての、この旅行。

明日から、本当に休息です。

そして、ユーゴの膨大なブログにとりかかるのです…。

時間が現在じゃないから、へんな感じですね。

キッツビュールスキー旅行 前編


オーストリアのスキー番付。

西のサンアントン 東のキッツビュール

という言葉があるそう。

アルプスにまたがる山岳地帯。

その周辺に広がる、数々の巨大なスキー場。

その中で、トップを争うスキー場として有名なのがこの二つだそう。

(私は、どっちも知りませんでしたけど)


サンアントンは、2月に旅行で行ってきて、とてもすばらしいスキー場でした。



今回は、もう春ですが、まだまだ山の上のスキー場は営業中。

春のスキーは、天気もよく、ぽかぽかと暖かく手気持ちがいい。

それに、春めいてくる景色がきれいだったり、雪解けや芽吹きを感じることもできる。


ということで、行ってきました。


先日まで、連日更新の嵐となっていた、旧ユーゴ旅行。

それよりも、このキッツビュール旅行が先に計画されていました。

その合間を縫って、間に合うようにと

旧ユーゴへ大急ぎで準備して、行ってきたんですよね。



旧ユーゴ旅行から帰ってきて数日。

この旅行に備えて、私はひたすら休んでました。

一日中ごろごろと。




この旅行は、完全にだんなさん企画。

すべて、おまかせで、気楽に参加してきます。


場所はこの辺

こないだの、サンアントンの位置も残しつつ

オーストリアの中では、全体に西側ですが、山岳地帯では、東西という存在のようです。
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今回は週末2日間+前日夜に現地へ移動。


今回もレンタカーで。

だいぶ慣れてきました。


ヨーロッパは日本と反対の右側通行。左ハンドル。

そして、車のほとんどがマニュアル車。もちろんレンタカーもマニュアル車。

一応レンタカーにオートマもあることはあるようなのですが

数が少なく、価格も数倍。




一応マニュアル免許を持っている私

しかも、国際運転免許も取得している私

ですが、

最初に普段オートマしか運転していないため、完全に初心者。

マニュアルを運転しようと思うと、混乱しすぎてブレーキがどっち側がわからなくなるほど。

しかも、左ハンドル。

これは、無理だ。


ナビに徹します。

今回も、ナビ付き希望してないので、追加料金はないのですが

ナビがついている車でした。ラッキー。

USBで携帯の充電できるし、音楽も聴けるし、すごく快適。
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これが本日の宿。
Gästehaus Senoner 


スキー場から徒歩10分くらいの宿。

オーストリアの宿は、ホテルではなく、こういう個人経営っぽいログハウスというのかな??

こういう山小屋みたいのが、多い。山の斜面に山小屋がぎっしりと建っている風景も好きだったりします。
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ペンキで色を塗った、ピンクの建物。日本ではまず見ないけれど、こっちではよく見ます。


この宿、バスタブはなかったんですが、すごく快適でした。


部屋

木の柱、暖房もあたたかく、ベランダもあり。

玄関スペースには、スキー道具を乾燥させるスペースも。
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もうけっこう遅いけど、中心部をぶらぶらして、あいている店で食事。

こういう機会でもないと、オーストリア料理を食べないので、

食べてみます。

何かよくわからないけど、おいしかったもの。

チロリアンなんたらというメニュー。

ビーフシチューのような何かがかかった、パスタのようなごろごろしたもの。

おいしかったです。
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サラダ
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スープ

日本で、スープというとおまけみたいな。あまり存在感のない、ただの水分というイメージ。
安いものというか。

スープバーとかファミレスにあるくらいだし。

オーストリアでは、スープの存在がけっこう大きい。

どっしりと重たく、とても美味しい。

ひとつのメニューとして確立しているし、頼みたくなる存在。

パンの入った、オニオンスープ。美味しかったです。
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量が多いので、これを二人で分けます。


と、もちろんビール。

最近気に入っていて、あると必ず頼むヴァイスビール。という小麦の白ビール。

と、普通のビール。

このカイザーというの、すごく美味しかったなー。
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テーブルにチューリップ。

たとえ、スキー場内のレストランであっても(今日は普通のレストランだけど)
テーブルにチューリップが飾ってあったりして、そういうのもいいなーと思う。


今日は、もう寝ます。



翌日。

朝食付きの宿。

朝食は8時から。ご飯食べたら、滑りに行きます。

オーストリアのホテルの食事って、メニューが決まっていて

パン、ハム、チーズ、シリアル

牛乳、フルーツジュース、チーズ、フルーツは皮ごと


要望に応じて、暖かいコーヒーや紅茶を持ってきてくれる。

パンは焼きたてのことも多い。


というのが、一般的。



焼きたてパンは美味しいし、私はけっこうそれでも満足していたんだけど、

ここは特にすばらしかった。


ほぼセルフサービスのこじんまりした食堂なんだけど


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焼きたてクロワッサン
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たっぷりの野菜とフルーツ!!野菜だ!!
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しかも、卵を希望の形式で出してくれる。
今日はベーコンと一緒に焼いてもらいました。
あったかいものを手をかけて出してくれるのは嬉しい。
体格のいい、元気なおばちゃんがみんなの希望を聞いて、すぐに作ってくれるのよねー。
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スキー場には、徒歩10分くらい。

荷物もあるので、宿のおばちゃんが車で送ってくれました。

同じ宿に宿泊していた、ポーランド女子2人組も一緒に。

すごく陽気な二人で

朝食中

「ボーイフレンドがね」

「ん?どっちのボーイフレンド??」

なんて話をしていたり。

ポーランドから車で来たらすごく遠かった!!10時間もかかっちゃった。今度からは飛行機ね。ははは。

なんて話していました。陽気だなー。



キッツビュール。

欧州スキーアルペンワールドカップ開催地で世界的に有名な場所らしいです。

ワールドカップの時の写真だろうな。
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スキー場エリアマップ

やはりいくつもの山にまたがっています。
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春になり、雪が溶け、もう滑れないエリアも増えているようです。

ここは、もう滑ることができないエリアなんですが

アイスクライミングみたいなマークが。スキー場だよな。ここ…。
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とりあえず行ける所まで。今日のうちに、出来るだけ遠くを制覇しておくことにします!!

サンアントンの時は、けっこうがつがつ攻めた気がしますが

今回は、わりとのんびりすごしたスキー旅行です。



ゴンドラに乗る前。

そういえばニット帽をうっかり忘れた私。疲れているのね。やはり。

買えないかなとふもとの小さな店をぶらぶら。
恐ろしく高くて、やめました。

スキー用ではないんですが、普段からかぶっているつば付きのニット帽。

前後さかさまにしてかぶりました。

派手なサングラス。
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かわいいそり
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エリアマップの横に、こういう表示。
AVALANCHE TRAINING CENTERと。
雪崩対策に何か力を入れているのかしらね。
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かわいい看板
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海外のスキー場

チケットは見せるのではなく、ピッとセンサーで感知するやつです。

明日も滑るので2日券
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さー、出発。ゴンドラ降りたところの眺め。

向かいの山もスキー場だろうなー。
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近くで見たら、後ろのオフピステの斜面の、雪崩リスクを表示しているっぽかったような。

下の丸いところは、ビーコンの作動チェックのマシンっぽかったです。

すごいなー。スキー場にこういうものが設置されていることが。
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ちなみにこの斜面。準備のない私たちは、もちろんコースしか滑っていません。
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どんどん進みます。

グラーツは夏のような陽気なのに、まだまだスキーシーズンですね。
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紐でつながれた、練習中のちびっこ。日本でもたまに見かけます。
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紐は要さないちびっこ。
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スキー場にいつもある、かわいい看板。
炭酸飲料なのかな。飲んだことないけど。
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数十人乗れそうな巨大ゴンドラで、山を渡ります。

ロープウェーではないので、さくさく進みます。

ロープウェーだと、1機ずつ行ったり来たりなので、とても時間がかかります。
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この先へ。
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もう雪のない斜面。これはこれで、のどかでいいですね。
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点在するこういうバー。
景色がいい。
天気もいい。

州の旗とか、国旗とか。

日本のスキー場の山頂には、日本の国旗ってないよなー。
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しばらく滑って


私たちも休憩します。

眺めのいいレストラン。
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スキー場に限らず、割と眺めのいい場所のガラスには、

たいてい鳥のプリントがしてある。

うちの近くの教会の周囲にも。
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気持ちよさそう。

例のごとく、建物の中は、がらっがら。誰もいませんでした。
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ウィンナーとポテト。
カレーソースとカレーパウダー。見た目は汚いけど、けっこう美味しい。
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とビール
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食器は、スタッフがこういうので片付けてくれる。
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犬!?眺めだけ見に来れる場所なのか!!
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トランプしている人(笑)
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では、午後の部。

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パラグライダーの人

これ、絶対気持ちいいよなー。
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下界。春だなー。アルプスの景色だなー。

今回、雪の写真が少ないなー。
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といっても、いい雪です。
こんなにぽかぽかあたたかくて、日差しも強いのに。
朝には、硬いくらい。

本当に不思議なんだけど、オーストリアのスキー場の雪はとても硬くしまっている。

朝一は硬すぎるくらいで、だんだんやわらかく、滑りやすくなってくる。

午後にたくさんの人が滑って荒れるということがない。

そして、すごくスピードが出る。



だんなさんの先輩で、オーストリアで指導者をしていた人。

たまに、帰国すると

(日本では、十分しまったバーンで、スピードも出ているのに)

「日本の雪は柔くてスピード出ねぇよ!!」

と言っていたことを思い出した。と話していました。

たしかに。


同じ、水から出来ている、空から降って来る雪。降り積もったあと、春のコンディションがこんなにも違うなんてなんだか驚きです。


遠くに見えた山小屋。
ハイジの家みたいですね。ズームで撮ってみた。
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遠くに見えた岩。

オーストリアは、こういう大きなごつごつした岩がかっこいい。

この風景に、向かってびゅーんとすべる。とても気持ちがいいです。
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今日はこれにて終了。


少ない雪ながらも、一番下まで滑って降りてくることができました。


ゴンドラ乗り場の前。

民族衣装を着たおじさんたちが、民族音楽を演奏。

それを聞きながら、みんなビールやワイン。

人がひしめき合って、大きな声で肩を組んで歌を歌っている光景をいつも見るので
今日はちょっとのどか。
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疲れたのと、節約と。

今日は、スーパーで食べ物を買って、宿で食べることにしました。

ハムとかサラダとか、パンとか。



スーパーにて。

いつものかわいい看板のジュース。と、定番のスプライトとファンタ。

日本のペットボトルドリンクって、常に新商品が発売されているし、種類もたくさん。

こっちは、本当に限られたものがずっと売られているという感じがします。

それで、いいんだよなー。
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キャビア。2.79ユーロ。500円とか。
うそだろー。
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スキーバスに乗れば、宿のすぐ近くまで帰れそうだったんだけど、

ちょうどなかったようで、徒歩10分だし、ぶらぶら歩きます。

オーストリアって、かわいい看板で有名らしいです。

たしかに、かわいい。
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この地域は、ペイントされた家の壁というのも有名らしい。
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イースターですね。

街角のウィンドウ
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宿のフロントにも
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キッツビュールのオリジナルビール

この動物のマークがキッツビュールのマークのようです。
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宿の部屋番号表示。陶器でできていてかわいい
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また、明日もあるし。

おやすみなさいー。
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