naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

パムッカレ 【トルコ】

トルコ一人旅 5日目 トルコの日本人妻に出会った

トルコの一人旅の記録です。



トルコで知り合った一人の日本人。



カッパドキアからパムッカレへ。

長距離バス王国のトルコ。

中でも最も大手と言われる 「metro社」

なんとなく選択しました。


パムッカレへ到着し、metro社の窓口で今後の予定について相談。



たまたま日本人スタッフがいて、日本語で相談に応じてくれました。



早朝の忙しい時間帯。


私の無謀な計画に。

「ちょっと無理だと思いますけど…」


と言いながらも、何か方法はないかと調べたり、考えたりしてくれて。



さらに、二夜連続の長距離夜行バスの移動。



そんな私に

朝食の心配、シャワーの手配。


そして、今後の目的地へのバス乗り継ぎについて細かく、丁寧に説明してくれた彼女。



22時に隣町のDENIZLIのオトガルを出発するバスのチケットを購入していた私。



19:00にパムッカレを出発する、無料のシャトルバスがあること。

もし夕日を見たいなら(日没が20:00頃なので)それ以降のローカルな乗り合いバスの使用が出来ることを教えてくれていました。


乗り合いバスは、ローカルの人たちの足にもなっているので、

仕事後の人で満員になっていることも多く

もし満員だとバス停を素通りしてしまい、乗ることが出来ない可能性があること

何時から込みだすので、何時までに乗れば大丈夫とか

metroの会社前を通過するから、会社に来てくれれば、私がバスを止めて乗せてあげるとも。


本当に、私のニーズに応じて、細かく説明してくれてありがたい。


で、いわれていた20時すぎに会社へ。



バスの時間まで少し時間があっておしゃべり。


彼女は、トルコ人のご主人と知り合って、日本からこの土地へ嫁いだとのこと。



朝早くから、夜遅くまでの仕事の大変さもさることながら

トルコと日本の文化の違い

価値観の違いに戸惑うこと、憤りを覚えることも多いと言う。



たしかに、トルコの人たちって、

子供のように無邪気だし

フレンドリーだし

のんびりいつもチャイ飲んでいるし。


日本人のサラリーマンとは全く違うだろうな。



けっこう面白いエピソードも多くて

最初は笑って聞いていたんだけど




そんな話を聞いているうちに、

彼女の大変さと

彼女に出会ったときのほっとした気持ちを思い出し



なんだか泣けてきて

ぽろぽろとというか

涙が止まらなくなった私。



結局、一本バスに乗れず

次のバスで、オトガルへ向かいました。



短い時間だったけれど

この異国の土地で

日本語が聞こえた瞬間の安堵感ったら。




彼女がいてくれることで、私のように救われる旅人がどれだけいるかわかりません。




日没後 夜のオトガル




トルコ語が飛び交う中

日本語で会話したあの時間

なんとも不思議な空気。




旅先で、日本人旅行者と出会うのともまたちょっと違った感覚。



さいごに、二人ともちょっと泣き顔で記念撮影。

私の方が、現地妻より黒いことが気になる。

BlogPaint




お世話になりました。

トルコ一人旅 5日目 パムッカレ夕暮れ

トルコ一人旅の記録です。


パムッカレの石灰棚、そしてその上の遺跡ヒエラポリスの観光を終えて。



今夜も夜行バスでの移動。

シャワーを浴びに

荷物を置かせてもらっているホテルに戻ります。徒歩10分くらいだったかな。


中心部。日本人がたくさん来るんだろうな。

この半年、見たことがないほどの日本語。

IMGP9190


コリアの観光客も増えているのか。
IMGP9191




ここはすごく有名なお店。日本人妻がいて、現地情報のブログをやっているはず。
IMGP9192



本当かなというのと。
そのうたい文句はありなのか。


そして、その牛丼1杯600円
IMGP9201





こんなおじちゃんも。地球の歩き方に載っているんだよ。と言いたいらしい。

いい笑顔。
IMGP9189




中心部はほんとにちょこっと。

すぎると、静かないい雰囲気の町並み。

IMGP9193


IMGP9194




どこから来たの?と子供たち。
かわいいなー。
IMGP9195



IMGP9196



店先には、相変わらずのんびり座るお店の人。これがトルコの光景。
IMGP9197



ホテルの部屋の写真は撮らなかったな。

ベッドがあって(荷物整理に荷物を広げるのにしか使ってないけど)

タオルがあって

温かいお湯が出るシャワーがあって。



やはり、暖かいものを飲んだり、温かいお湯をあびてさっぱりする。


なんだかほっとして、しゃきっとします。


人として最低限のことなんだろうけど。


満たされることによる、精神的な安定感。




バスの時間まではまだあるので


夕食と夕日を。



カッパドキアでも何度もみた、ご当地料理。
IMGP9202




作るところを見せてもらいました。

なんていう名前なんだろう??


離れて見ていたら、もっと近くへと手招きしてくれたおばちゃん。

生地を伸ばして
IMGP9203



具を乗せて。これを半分に折る。

私はほうれん草とチーズをリクエスト。

肉とマッシュポテトとかいろいろあるようでした。
IMGP9205




で、この少し球状になった釜で焼く。

何も言っていないのに写真用にと、なぜか道具まで貸してくれたおばちゃん。いい人。

実際にひっくり返すのは、おばちゃんがやってくれました。
BlogPaint



日本の俳優さんが来たようです。

7days backpackerという番組だったかな?たしか。
IMGP9209



いただきます。強い日差しと、白い地面の照り返し。真っ黒だな。私。

IMGP9211



ローカルドリンク。塩味のヨーグルトドリンク。アイランとともに。
IMGP9212



のどが渇いていたので、追加で炭酸も。

コーラ。が「K」で始まるのが、トルコ式。別にニセモノじゃないです。表は、「C」バージョンの表記も。
10294357_521573384615130_902605684585075947_n



夕日が美しいという、このパムッカレ。

石灰棚の水面に夕日が反射し、幻想的な光景になるそう。


一度施設から出てしまったので、もし入るならまた入場料を払う必要があります。



この空。
IMGP9214


んー。

空だけ見る分にはきれいだけど、水面に反射するほどの光の威力はないよなー。



ということで、下界の道路に腰掛けて、空だけ眺めることにします。



けっこうハードな異国の旅行。

ゆっくりと夕焼けが広がり、空の色が変わっていく様を見る。

赤く染まり、そして広がり、濃く柔らかな青や紺に変化して行く様。



そんな贅沢な時間。
IMGP9215



IMGP9216



ホテルに置いてあった荷物を受け取り、チェックアウト。



バス会社の事務所へ向かいます。


コンパクトな町。



ホテルと、観光スポットと、バスターミナルと。

すべてが徒歩圏内ですごく近いのが便利です。


次はまた、一晩かけてイスタンブールへ戻ります。



【トルコの長距離バス情報】

おそらくどの会社も、予約はトルコの電話番号がないと不可。ただ、時刻の検索、空席状況の確認は可能。

各社のバス時刻サーチサイト これ便利
http://www.neredennereye.com/en/

一番大手 metro メトロ
http://www.metroturizm.com.tr/en-default.html

けっこう大手 サービスの評判がいい KAMIL KOC(カミルコッチ) 
http://www.kamilkoc.com.tr/

パムッカレ関連のバスは充実 PAMUKKARE社
https://pamukkale.com.tr/index.php



どこの会社かわからないので、あまり役に立たないと思いますが、
5社くらいこんな風に、外にタイムテーブルを掲示していました。
時間があったら、看板を見たり。直接中に入って話を聞いたら効率的に動けるのではないかと思います。
IMGP9199

IMGP9200



トルコ一人旅 5日目 パムッカレ 遺跡プール

トルコ一人旅の記録です。


今日はパムッカレを一日観光の予定。

石灰の温泉が流れ、石灰が沈着した真っ白な石灰棚。

ここを裸足で上ってきました。
IMGP9050



世界遺産の パムッカレ。

下はこのような石灰棚。

上には2世紀頃に栄えたローマ帝国の都市ヒエラポリスの遺跡が。

一つの入場券で、ヒエラポリスとパムッカレ どちらも見て回ることが出来ます。



整備された観光地ではなく、とにかく広い範囲に、遺跡が点在する場所。

発掘作業もまだ終わっていないとか。



日差しが強く、暑い今日。

はたしてどれほど見られるのか。


ま、行ってみます。




まずこれ。ANTIQUE POOL   いきなり現代的ですが。
IMGP9119


なんと、遺跡がごろごろ転がった温泉。

紀元2世紀頃 実際にローマ帝国時代 温泉保養地として栄えた都市らしいです。

かつてクレオパトラも入ったことがあるとかで、「クレオパトラプール」とも呼ばれているそう。

IMGP9065


IMGP9068



なぜかぎゅうぎゅうの人
IMGP9066



見るだけなら無料です。

遺跡が転がるプールというか温泉なんて、なかなか入る機会もないので、入ってみます。

一応水着も持ってきたし。

というか、服の中、水着着てきたし。



カッパドキアから一緒の旅人さんと今日も同じ旅程なので

また、一緒に行動してます。

2人ならと気が大きくなっていたのでしょう。



チケット 
IMGP9071


入浴料とロッカー代がかかります。

リゾートですね。

パムッカレの入場料より、遺跡プールの方が高かったです。

しかも、更にロッカー代。

もう引けないので、入りましたけど。



着替えは、着替え用の個室があって、それは無料で使えました。

トイレも無料。


いざ。

IMGP9072



遺跡の上に腰掛けて休む人
IMGP9078


ここにも
IMGP9079



そして、私も
BlogPaint


子供も
IMGP9089



はー、極楽。

旅の疲れが癒えますね。
IMGP9097



今流行の炭酸泉らしく、浸かっていたらぶくぶく。
IMGP9104



さっきまで汗だくで、頭もぼーっとしていた。

温泉につかって、さっぱり。しゃきっとしました。


上にある遺跡を眺めながら、プールサイドで昼食。全体に値段が高い場所でしたが、食事はそうでもなかったです。
IMGP9112



遺跡。とエフェスビール。

今日、本当はエフェスの遺跡に行きたかったんだ…。

せめて、エフェスビールだけでも。

って、関係なく飲んでたか。

これから、上に見えている遺跡に向かいます。
IMGP9116



一般的に、パムッカレのヒエラポリスの遺跡は小さくて

エフェスの遺跡はすごく立派で感動するとよく見る。だから、行ってみたかった。

けど、ローマにもギリシャにも行ったことがなくて、こういう遺跡を見るの初めての私。

これでも十分感激してます。

高校の時、世界史選択してたのに、全然覚えていないのが残念。

日本に帰ったら、復習したいなー。
IMGP9121


子供たち
IMGP9122



この先にあるのが、ここで一番有名な円形劇場
IMGP9123


おー!!すごーい!!
IMGP9126



2世紀って日本は何してたんだろう。

縄文時代??



こんな劇場を作る技術があって、娯楽を必要とする余裕があったということに驚く。



席は上下に2つに別れており、左右だと8つに分断するように通路がある。

これは、席がどのあたりかわかりやすくするためだったという。なるほど。
IMGP9130



左端のこの辺にすわって
IMGP9135



さっきの水着とタオルを乾かしつつ、ぼーっと。
IMGP9131



そんなことしたばちなのか、この遺跡の席の岩と岩の間に、iPhone がまさかの落下Σ( ̄ロ ̄|||)

逆にそこに落とすほうが難しいわという狭さ。



この隙間   手も入らないし
IMGP9128




まして、古代遺跡


携帯のためにずらしてもらうことなんて不可能でしょ



あー








で、横から見ると、下に隙間


IMGP9129



落ちていた木の枝で地道につつきます。



どのくらいかかっただろうか…。




気が遠くなるような時間。



なんとか救出しました。



本当によかったです。


これにかなり大切な旅の情報がつまっているので。



これから、イスタンブールで夫とおちあう予定だし。




本当に帰ってきてくれてありがとうヽ(TдT)ノ


さ、円形劇場を出発して。



最寄の遺跡がこれ。


どれ?って感じですよね。遠くの丘の上。 あきらめました。
IMGP9136



遺跡に腰掛け休憩する人
IMGP9137




円形劇場 
IMGP9138



道? さっきの遺跡に続くのかな。
IMGP9141



さっき通った場所。

柱。
IMGP9144



遺跡に咲く花
IMGP9146




遺跡に腰掛ける人

見学するすごいものではなく、風景の一部ですね。
IMGP9149


遺跡だから?頭に月桂樹みたいの巻いてる人
IMGP9150



この向こうにさらに広がる遺跡があったのですが、

バスに乗る前にシャワーあびたり、夕日を見たりもしたかったので

これ以上進むのはやめました。

長風呂しすぎたな。ちょっと残念。
IMGP9155



さらば。遺跡。


ちなみにこの先にはこういうのがあったそうです。ネットの情報。
IMG_002317




また、朝登ってきた石灰棚を同じように裸足になって歩いて下ります。


歩いて20分くらいらしいんですが

写真を撮ったり、景色をゆっくり見ていると意外と時間がかかります。


水着の人が多い。

日焼けしすぎでしょ。
IMGP9157


上はすごい人だけど、下ってくると、静かになってくる。

IMGP9158



不思議な光景
IMGP9164


IMGP9167



人前で肌をさらしてはいけないというイスラムの女性。

観光地に来る時には、こういう覚悟で来るのか。

ためらわず、ジーンズのまま水に。このあと、どうするんだろ。ずぶ濡れのズボン。
IMGP9169



私も。
IMGP9170




老人も。けっこう滑るから気をつけて。と思う。
IMGP9186



ゴール。また、足を拭いて、靴を。そのためのベンチもあります。
IMGP9188



今夜も夜行バスでの移動。

シャワーを浴びに、荷物を置かせてもらっているホテルへ戻ります。


長くなったので、この辺で。

続く。

トルコ一人旅 5日目 パムッカレの石灰棚


トルコ一人旅の記録です


次の目的地は「パムッカレ」


楽しかったカッパドキアを後にして、夜行バスでパムッカレへ向かいます。

jpg



パムッカレはエーゲ地方に含まれます。
r-sec02_01




前日の19時出発。 翌朝 6時到着。  11時間の移動。

jpg




写真はないですが、カッパドキアの夕暮れの中のバス移動。

奇岩の村、ウチヒサルの城塞に真っ赤な夕日が沈んでいく光景。

とても美しかったです。



バスの後ろの席の人に、とんとんと肩をたたかれ振り向くと

トルコ人の女の子 23歳だったかな

日本語の勉強中なんです。と。

少しだけ日本語で会話。

日本人観光客の多いトルコ。ビジネスのために、日本語を勉強する人が多いのかもなー。




今回の旅行中、何度か言われた。

日本語の勉強中なんです。

イスタンブールで言われたら明らかに怪しい。

このままジュータン屋に連れて行かれて

睡眠薬入りのチャイを飲まされて、身包みはがされてしまうに違いないと。

けど、こういう場所でただそうやって話しかけてくれるフレンドリーな人もいて。

そういうのは、けっこう嬉しい出来事。




ネットで調べると、カッパドキのギョレメも小さい街。

そして、パムッカレも観光地としては有名だけど、とても小さい都市。

バスの発着はその近くの少し大きい都市のデニズリ DENZLIが基点になっているよう。

通常は、DENIZLIまで行ってから何らかの手段でパムッカレまで移動しないとならないような。



ギョレメでチケットを取るときに、パムッカレへ行きたいと言うと、乗換えを含めパムッカレまでのバスを手配してくれました。

次の目的地まではどうなんだろう。

パムッカレから出られるのか、デニズリまで自分でアクセスが必要なのか。

そんなことを考えながら。




ギョレメからはmetro社のバスを利用。

朝6時に予定通り到着。



デニズリまでの人は、そのまま大きなバスで。



パムッカレまでの私たち数人は、途中で小さいバスに乗り換えての移動でした。

バスのホストさんは、それぞれのお客さんの行き先を把握していて

乗り換えポイントで、きちんと起こしてくれていました。



しかも、私、ここで腕時計をバスに忘れてしまったんですよね。

寝ぼけてて、ばたばたもしてて。

そしたら、降りた直後に、きちんと届けてくれました。

このばたばたの中、忘れ物チェックまでしてくれるなんて。ありがたや。




で、パムッカレのバスターミナル。

ギョレメとか、イスタンブールだとバス会社がずらーっとオトガルに並んでいるんだけど。

ここは、見たところ近くには並んでいなそう。(後から確認したら、近く数件あったようでしたが)

早朝だし、これから他の会社を探すのは大変そう。

とりあえず、このmetro社の窓口で今後の移動やパムッカレの観光について確認。



私のプランは二つ。


① 今は早朝。 パムッカレはとても小さい観光地。数時間で十分と言う話。
  昼前まで観光して、昼からエフェソス遺跡のあるセルチュクへ移動。 夜まで軽くエフェソス遺跡の観光。
  そして、夜行バスでイスタンブールへ移動。
 
② パムッカレに夜までいて、夜行バスでイスタンブールへ移動するというもの。

jpg


事前に調べたバスの時刻表では、①のプランも可能だったんだけど。

metroの窓口で聞くと、そういう時間のバスはないとのこと。

窓口の人がたまたま日本人だったので、けっこういろいろ質問。

結局、パムッカレからデニズリまでローカルのミニバスを利用して、デニズリから鉄道で3.5時間かけて、エフェスへ。という方法はあるとのこと。ただ、乗り継ぎがうまくいくか、セルチュクについてから、遺跡までも少し距離があるし、時間内に入場出来るかどうかも心配。

うまくいく可能性もあるから、絶対無理とは言わないけど、けっこうキツイと思いますよ。と。

体力的にもハードだし。と。


パムッカレは来たかった。

けど、古代ローマ時代の遺跡もすごいらしいから見たかった。

けど、カッパドキアを急いで出たくもなかった。



んー、と考えて。

パムッカレでのんびりとすることにしました。

今日は天気もよさそうだし。



で、もうここで今夜発のイスタンブールまでのチケットを購入してしまいました。




このmetroの日本人スタッフさん、

まだ店も開いていないから

もし朝食食べたいなら近くのホテルの人に言って、朝食だけ出してもらうことも出来ますよ。

荷物はここにおいておいてもいいですよ。と。



昨日も夜行バス、今夜も夜行バスの予定。

シャワーも浴びたいと思って相談。


ホテルの人に確認してくれて

朝食を食べて、朝ホテルの一室でシャワールームを使うだけなら半日扱いで一人1000円

朝食と、一日荷物を置いておいて、夜まで部屋を使うなら all dayということで一人1500円



夜の出発前にシャワー浴びたいし。ホテルの部屋を借りることにします。



この紹介サービスは、ホテルと提携しているものなんだろうけど、

すごく安いし、自分で探すのは大変だからとてもありがたいものでした。

パムッカレは宿泊しないでって人多いと思います。この方法お勧めです。



まずはホテルに。

プール付き。リゾートです。
IMGP8963




朝食

ここもバイキング。

トマト、きゅうり、ハム、オリーブ、パン、フルーツ、チャイ。
IMG_1584


卵の下の棒のようなものは、熱々のを作って持ってきてくれたなー。

どんな味で何が入っていたか忘れたけど、美味しかったです。
IMG_1585



チャイの砂糖がかわいかった あたたかいものを飲むとほっとしますね。
IMG_1583



天気もいいし、出発です。

i Phone に city map 2 Go のアプリを入れてあるので、それを頼りに石灰棚を目指します。


いい雰囲気に田舎の町並み 好きな雰囲気
IMGP8965


IMGP8966



途中のパン屋さんで道を尋ねる
IMGP8968




道端のバイク なんかレトロ
IMGP8969



ATM ずらりと並んでます。  石灰棚の近くでした。
IMGP8970


見えてきた。

おー!!
IMGP8971


これ、雪山じゃないです。

石灰が山肌に沈着したものです。


パムッカレについて簡単に説明。

ヒエラポリス-パムッカレ

トルコ西部にある、ユネスコの世界遺産。
パムッカレは、石灰華段丘からなる丘陵地の名前。
2世紀頃に、ヒエラポリスというローマ帝国の都市が存在した。現在は遺跡が残る。

ちなみに パムッカレという名称は、トルコ語で「綿の宮殿」という意味。綿とあるのは昔からこのあたりが良質の綿花の一大生産地だったからだそう。

なぜ、白いのかというと、二酸化炭素を含む弱酸性の雨水が台地を作っている石灰岩中に浸透し、炭酸カルシウムを溶かした地下水となる。その地下水が地熱で温められて地表に湧き出て温泉となり、その温水中から炭酸カルシウム石灰)が沈殿して、純白の棚田のような景観を作り出したものである。

段になっているのは、流れてきた植物片などがひっかかり、これに石灰分が沈着して次第に堤のように成長する。これは温水が畦を越流する時に石灰分の沈積が化学的に加速するためだそう。

この石灰棚 厚さ300m 長さ3km 

ほー。

今、知りました。私も。


天気予報は、前日まで雨、雷。翌日からも雨。

今日の予報は曇り。

天気が悪いときに来ても微妙かなと迷ったんですが、快晴!!

来てよかった。


IMGP8974



入場は、25TL 1250円 一回きりの入場。再入場は不可。たぶん。

これで、石灰棚とその上のヒエラポリスと全部自由に見て、回れます。

IMGP8972



では。 

トルコの有料施設は、たいていこの仕組みだな。
IMGP8973



入場
BlogPaint





日差しが強くてまぶしい。

IMGP8976



この白い場所は土足厳禁
IMGP8977



靴は脱いで、濡れないようにビニール袋に入れて 裸足で歩きます

さらさらさら。水が流れています。
IMGP8979



IMGP8978



作業中の人
IMGP8980


少しづつ ぼこぼこした地面。これがいずれ棚になっていくのか。
IMGP8981



水がたまっているところ。 白濁した水色。 不思議な光景。
IMGP8982



遠くから見ると、山全体が真っ白。

かつては、山全体に水が流れていたのだそう。
しかし、観光地化して、周囲にたくさんの宿が出来た。
地下水のくみ上げすぎで水の枯渇。
この山を流れる、そして、この美しい景色を形成する水の枯渇。

世界遺産であるにもかかわらず、この景色は失われつつあるという。
水が流れ、石灰が沈着し続けないと、汚れが付着、美しい白色はくすんでいくのだそう。


現在は、人為的に水の流れる場所を限定し、調整。

美しい風景を保つ努力をしているのだそう。

宿で使う水も他の地域から引いて。



観光で潤ったからといって、どんどん宿を作り

その観光の風景を奪ってしまう。

ここ程顕著ではないにしろ、観光地にはこういうことあるんだろうな。

そう思った。



このパムッカレ。

世界のがっかりポイントとしても知られる場所。

もしかしたら、水が枯渇している時期に訪れた人の意見なのかもしれません。

私の目には、十分美しく見えました。







まだ朝だからか、人が少ない。静かだなー。
IMGP8988



水が流れていない場所は、石灰が沈着。ちょっとざらざら。
IMGP8990


日差しが強い。恐ろしく濃い影。 まだ朝ですけど。
IMGP8991



IMGP8993


これこれ。
IMGP8998



IMGP9001


水が流れていなくて、溜まっているところは石灰が沈んでいる。歩くと濁ります。

そして、ちょっと滑る。
IMGP9004


IMGP9005



このパムッカレ。入り口がたしか3つ。

① 山の下 下からだと自力で山を登らなくてはならない
② 右 南側。ツアー客がバスで来れるはず。上から眺めて、ちらっと石灰棚も体験できる。
③ 左 北側。まずは遺跡という場所。
png


だから、下はすいている。
そして、上に上がるにつれて、バスできたツアー客で混んでいる。

のだと、思う。

IMGP9007



IMGP9011


人がふえていく。しかも、けっこうみんな薄着。
IMGP9030



というか、水着。

というか、多すぎ!!
IMGP9036




かつての有名だった風景。今は黄色っぽくなってますね。
IMGP9032


これは。一見イスラム風。けど、露出。
IMGP9034



おじいちゃん!! まぎらわしいから、下向きに浮かばないでください。
IMGP9045



いったん水からあがって、別の向きから。

今は水が流れていない場所だけど、きれいだなー。


IMG_1586



同じ場所から、さっき歩いてきた場所を見下ろす。
10303869_521635464608922_5519539061524440880_n



石灰棚の上。

広範囲に、遺跡が点在します。


バラが咲き乱れる。
IMGP9052


IMGP9064



時間もあるので、遺跡も見ます。

エフェソスの遺跡ほどではないけど、なかなか面白いらしいので楽しみ。


では、遺跡編へ続く。
最新コメント
記事検索
メッセージ

名前
メール
本文
  • ライブドアブログ