naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

ブダペスト 【ハンガリー】

お土産シリーズ ハンガリー



母と妹が来たときに、ショートトリップで行ったハンガリー。
詳細はこちら、とこちら

シェンゲン国の東の端。

西洋の中でも、異質な雰囲気を感じる東欧。

美しくも、なんだか迫力のある国。


ハンガリー舞曲



017


IMGP0246


IMGP0527






観光名所の山の上。屋外の露天のお土産屋さん。

民族衣装の人形。この色合いが東欧っぽい。
IMGP0432



木製品。色合いがかわいらしい。
IMGP0433


IMGP0434



栓抜きと、コルク。 定番のお土産らしい。
IMGP0435


IMGP0436



人形もなんとなく個性的。
IMGP0437


陶器の置物。色合いも、顔立ちも東欧的。
こういう感覚が身についたことが嬉しい。
IMGP0443



怪しいなー。表情が。
衣装はかわいいけれど。
IMGP0446



カラフルな陶器
IMGP0425


ここは、中央市場。
雰囲気のある建物。
IMGP0498


2階建て。1階は食品。二階がレストランと民芸品。
IMGP0499



看板娘の人形。怪しい。
IMG_0413



怪しいというより、怖い。
IMG_0414


IMGP0503


ピクルスかな?かわいい。
IMGP0502



肉屋もたくさん。
日本には、肉製品は持って帰られないんだけど。
ぶらさがる、大量のサラミ。
IMG_0420



ワイルドな肉。
迫力の豚足と肋骨。
DSC00009




人形。夢に出てきませんように。
DSC00015



上は、フォアグラ。フォアグラが有名らしい。ハンガリーは。
物価が安い国だけど、けっこう高かったです。
日本にも持って帰れないし、買わなかったなー。
IMGP0500


ハンガリーのお酒。
健康にいい、薬草のお酒らしいです。
IMGP0819



ハンガリーの果物の蒸留酒。「パーリンカ」
オーストリアにも、果物の蒸留酒「シュナップス」があったけど、似たようなものなのかな。
IMGP0501



木製品。
ヨーロッパでよくみかけた、木製のチェス。かわいい。
IMGP0507



顔。チェス。怖い。
IMGP0510



かわいいなぁ。お気に入り。
IMGP0517


マトリョーシカ的な爪楊枝いれ。
マトリョーシカはロシアじゃないのか?
という疑問と
ハンガリーにも爪楊枝が存在するのか!という疑問。
世界共通で、歯に何かが挟まることはあるのかなー。
IMGP0515



何度もみかけたシリーズ。
さっきのは、コルク抜きとコルクだったけど。
これは、サラダサーバーセット。
IMGP0508


ランチョンマットとセット。妹はこれをお土産に購入していました。
IMGP0509




パプリカパウダー。
日本ではほとんどなじみがないものだけれど、オーストリア含め中欧、東欧ではマストの調味料。
これでスープを作ります。
パッケージがかわいかったので、本場ハンガリーで1つ購入。
日本に持って帰って来ました。
image






ランチは二階で。
左:パプリカパウダーたっぷりのローカルスープ グヤーシュ
右上:よくわからないトマトライス
右下:パプリカがごろんと入ったトマトベースのシチューのようなものとポテト。
左下の小鉢:辛いやつ。

哀愁あるバイオリンの演奏を聞きながら、3人でこれを分けて食べました。
たっぷりの量で、味も大満足。
IMG_0427



帰りの電車にて。
ビールを飲みつつ、ハンガリーとの別れを惜しみました。
駅前の商店で購入。
IMGP0534






おまけ

宿の近所の商店にて。
日清製品。

カップヌードルも焼きそばも怪しい。
フォークで食べるのか…。
この和傘をさす女性。これが日本のイメージか…。
カップヌードルは何味なのか。左にきのこ、右に辛いですマークが見えるような。
IMG_1674

母と娘と ときどきだんな ブダペストから列車の旅

5月 私の母と妹yukariがグラーツへ遊びに来ました。
母と娘2人。女3人での観光。 そして、それに時々参加する夫。
そんな一週間ちょっとのグラーツ滞在の記録です。


オーストリア訪問中の母と妹。
その中で、ウィーンとブダペストへショートトリップ中。


ドナウ川沿いのオープンテラスののお店で休憩。よく見ると隣の席のおじさん6人がポーズとっている。

IMG_0406

IMGP0494




現在は中央市場の近くの川沿い
BlogPaint



時間の関係で、行かなかったけれど、ここからみえる「ゲッレールトの丘」

ブダペストを一望できる、眺めのよい丘

IMGP0485



オープンテラスのカフェから、遠くに見えただけの風景。

むき出しの岩肌

そこに埋もれるように、石造りの城が荒々しく建っている


ズームで撮った写真
t10081010



DSC09999



t10081011



そんな風景を見ながらの休憩



「さっきの王宮よりも、こっちの風景の方が好き


観光客がひしめく観光地って、なんか落ち着かなくて、作り物っぽくて。」

そんなことを母は言っていた。



教師や保育士、児童会館などでの勤務経験のある母親 

絵本がとても好きな母親

この本のこの場面を連想した。と言っていました。

513B6WKT59L__SL500_AA300_


sutekina3nin

ここで見た城と、この絵本のお城は、あんまり似ていません 笑

けれど、この絵本を読んだ母の頭の中に描かれ続けていた、ヨーロッパが、古城が、風景、ストーリーがあって

このブダペストの風景、空気、匂い

そんなものと結びついたのだろうなと思います。



ベストフォトスポットの、観光名所も見ておきたい

けれど、それ以上に心に響く風景がある。

本物の持つ迫力がある。



新婚旅行以来の海外という母

なんだか旅の玄人のような感想ですね 




さっぱりしたところで、次の目的地へ。



中央市場

東欧的な、味のある建物。駅みたい。

IMG_0411


広い
IMGP0499



一階は野菜、肉など食品。

野菜が積んである市場。活気があっていいですね。
DSC00010


IMG_0422


ピクルスかな?かわいい。
IMGP0502




IMG_0413


怖い
IMG_0414



ポーランドの果物の食前酒  蒸留酒でアルコール度数40度 「パーリンカ」
IMGP0501


ハーブとスパイス 薬草酒 「ウニクム」 
IMGP0500



肉屋 サラミがずらり
IMG_0420



豚足  ワイルドだなー
DSC00009



鳥の足
IMGP0504


レバーと心臓と消化器であろうもの。ワイルド…
IMGP0505



人形 怖すぎ
DSC00015



サラダを取り分けるやつ かわいい
IMGP0509



マトショーシカ  ロシアのイメージだけど  東欧にもあるのかな
IMGP0515



木製のチェス  ヨーロッパの観光をしていると、木製のチェスをよくみかける
IMGP0506


人のチェス 怖い
IMGP0513



かわいいチェス
IMGP0517


マトリョーシカ的なチェス
IMGP0516







二階にはレストランも ポーランドの郷土料理を

左は「グヤーシュ」 肉と野菜をパプリカで煮込んだもの。
右は、パプリカの肉詰めをトマトで煮込んだもの。
奥のは、何か米。おいしかったです。


東欧の料理は、本当によくパプリカが使われる。
市場でもたくさん売っていたし

お土産にも、パプリカパウダーがたくさん売っていた。
IMG_0427



バイオリンの生演奏  東欧的な哀愁のある、でも力強い曲を。
BlogPaint




さー、観光は終了。

宿に戻って、ちょっと休憩  アイドルのようなyukari
BlogPaint



いい宿だったなー。
IMGP0316




鍵は、郵便ポストに入れてチェックアウト
IMGP0331



IMGP0194





宿の近くに、アンドラーシ通りという大きなストリート。ここも世界遺産。

そこを通って、駅に、向かいます。


BlogPaint



雰囲気のある建物

IMGP0390



電話ボックス
IMGP0336



ブダペストの印象  雰囲気のある建物と濃い緑が茂る、濃厚な町並み。
IMGP0520


オペラ座
DSC00020



恐怖の館

「TERROR」の文字が建物に写っている。
第二次世界大戦中、ナチスドイツの影響下にあった、ハンガリーの政党の本部として使われた建物。
戦後は、共産主義時代には、ハンガリー国家保安局の秘密警察の本部。
現在は、共産主義時代の犠牲者の慰霊碑、当時の写真や拷問の部屋などが展示。
恐怖政治の歴史を体感できるという場所。


社会科教員免許を持つ、母。
私の、旧ユーゴ、アウシュビッツの旅行の影響は、おそらく母にあり。

母は、ここへ来ればよかった。と悔やんでいました。
IMGP0519



おしゃれな老婦人。ヨーロッパの人は、薄着だと思う。
IMGP0523



ハンガリー東駅。 
IMGP0524


中から ハリーポッターの世界
IMGP0172


IMGP0527



読めないけど  GRAZって書いてあるし。

16:10発 9番線  IC(INTER CITY という列車だろう )
BlogPaint



この列車
IMGP0530


レトロ
IMGP0531



出発 
BlogPaint


世界の車窓と 世界のビール
IMGP0534




駅名と地図を見比べながら、ハンガリーの移動を楽しんでいた母。今ここだよ!ここを線路が通っているんだね!と。
元気だ。


昔からそうだが、母は地図が好きだ。

ようやく時差ぼけから回復してきた感じがします。 
IMGP0533



車だと3時間の距離

すれ違い待ちや、駅の停車時間も長く、6時間の道のり。

長いかと思っていたけれど、刻々と変化する地形、町並み、夕日。
どこまでも何もない、平地の風景。

あとは、旅を振り返りながら3人のおしゃべり。

全く飽きず、あっというまの時間でした。 のんびり列車の旅もいいものです。



帰りの電車の中でふと見た 地球の歩き方の文章 

私たちの思っていた、ブダペストをとてもよく表現していると思った文章。

東駅からドナウ川に向かい、開けた視界にそそり立つ岩山を見たとき、あるいは、くさり橋のたもとからドナウ川越しに王宮の丘を見たときの感動を、どう伝えればよいだろう。
『ドナウの薔薇』『ドナウの真珠』とブダペストを形容するほめ言葉があるが、「バラ」や「真珠」のような繊細な単語では、このダイナミックでドラマチックな景観には、力不足のようでさえある。

もともとブダペストは独立した3つの町であった。この3市が合併されて、ブダペストにはなったのは1873年。合併後の数十年でブダペストは飛躍的な発展を遂げ、かつて臣従を強いられていたウィーンよりも人口の多い大都市になった。

いぶし銀のように美しく輝く町並みと世紀末の雰囲気は、パリやウィーンに似ていなくもない。しかし、パリほどの華やかさはなく、ウィーンほど軽やかでもないブダペストは、もっと雑然としていてなまめかしい。

(地球の歩き方 中欧 ブダペストより)


妹yukariがいつか作ったという、サビオ入れ。
なんとなく、東欧のオリエンタルな雰囲気が漂う。
かわいなー。
IMGP0536


21時グラーツ到着。

今日は、近所のjazz bar ライブのある水曜日。 疲れていたけれど、せっかくだしちょこっとだけ見て。 
IMGP0537


長い旅の中の、ショートトリップも無事終了。


残りの滞在は、グラーツでのんびりとすごす予定です。


ごきげんよう。さようなら。

母と娘と ときどきだんな ブダペストの世界遺産

5月 私の母と妹yukariがグラーツへ遊びに来ました。

母と娘2人。女3人での観光。 そして、それに時々参加する夫。

そんな一週間ちょっとのグラーツ滞在の記録です。




オーストリア訪問中の母と妹。
その中で、ウィーンとブダペストへショートトリップ中。



グラーツ → ウィーン → ブダペスト 
今日は、半日ブダペスト観光をして、グラーツにまた帰ります。

gif




ブダペストの朝。

昨日の夕食の残りと、あらかじめ買っておいたもの。

スープ、パン、ヨーグルト、フルーツ。


時差ぼけから回復し、どんどん元気になる、母と妹。

家から飛び出して、窓からの姿を撮影するよ!と妹。


IMG_0394



母、楽しそう。
BlogPaint



昨日家主さんと会ったとき、チェックアウトについて確認。
何時でもいいですよ 鍵は郵便ポストに入れておいてと 
ゆるいなー 笑
一旦出かけて、観光後、帰宅。荷物を取って、チェックアウト。という計画。


行ってきます。
IMGP0326


鍵をかけて。
DSC09942



こんな鍵  日本では見ないものだなー。
IMGP0331


と鍵穴   こういう鍵の鍵穴はこうなっているんだなー。
IMGP0330





ブダペスト市内の地図で予習。

ブダペスト市内を流れる、国際河川 ドナウ川 
川を隔てて 西が「ブダ」 東が「ペスト」という風に分かれています。
それに加え、ブダの北方の「オーブダ」の3つの地区が統合され現在のブダペストとなったのは、1873年。

「ブダペストのドナウ河岸 ブダ城地区 アンドラーシ通り」
今日は、そのあたりを見てこようと思います。

ブダペストに3つある地下鉄ラインのうち、1番ライン(色)は、ロンドン地下鉄に次いで世界で二番目に古い地下鉄である。

BlogPaint




まずは、切符購入。

今日は東駅から、グラーツへ帰ります。
宿は西駅の近く。ガイドブックで調べると、どちらの駅発の切符もどちらからでも購入できるそう。
早めに東駅に行こうかと思っていたけど、先に切符が購入できるなら安心。

西駅で、向かいます。


西駅  東駅の方がクラシカルな建物で有名というけれど、これもなかなかだと思う。
IMGP0350




停車場  世界車窓からの世界ですな。
IMG_0381



渋い表示板
IMGP0347



切符売り場   国際切符はここの隣の小さな部屋。朝だったからかすいていて、スムーズに購入できました。

ブダペストの切符売り場は基本的に英語は通じないと聞いていたけど、通じるスタッフだったのでラッキーでした。
IMGP0349




世界一内装が美しいマックとして有名な

ブダペスト西駅のマクドナルド

たしかに。
IMG_0378



外観  クラシカルです。
IMGP0338


マクドナルドが運営する、施設で、ボランティアとしてほんのちょっと携わっているうちの母。
なんだか嬉しそうで、マックの店内外で記念撮影していました。


切符も購入したことだし、ほっと。

世界一美しいマックでコーヒー飲んでみました。気持ちいいので、外の席で。

IMGP0354



IMGP0352




駅で毛糸を売るおばあさん  日本では見たことのないもの
IMGP0356



駅でのバイオリン弾き   オーストリアではかなりクラシカルな演奏が多い


ブダペストでは、哀愁が漂うものが多い。
IMGP0358



急で長いエスカレーター
IMGP0359




では、観光開始です。


聖イシュトヴァーン大聖堂


高さ96m 収容人数8500人 工期50年 という巨大大聖堂。
この聖堂の名称。初代ハンガリー国王 イシュトヴァーンからとったそう。
聖堂の右手の礼拝堂(入場無料)に、そのミイラがあり、旅行者も目にすることができるのだそう。ガイドブックを読み込んでいなかったので、気づきませんでした。


IMGP0385



西洋の教会とは違う、東欧の重厚さを感じる。

IMGP0369


IMGP0376




IMG_0385


IMG_0387





外に出ると、広場でレゴのイベントやってました。 ウッディとポーズをとる妹yukari 
IMGP0383




くさり橋


ブダペストといえば、この風景。
ドナウ川を境に、西にブダ、東にペスト。それを最初に結んだ橋がこれ。


母と妹。橋はけっこう大きい。
IMGP0398





夜は、ここがライトアップされ、それもまた、観光名所となっている。 けっこう大きいライトがずらり。
IMGP0400


これが王宮からの夜景。(過去に、だんな撮影)
017




橋の向こう、小高い丘の上にあるのが、王宮。橋を渡って、そこへ向かいます。

写真の後ろに写っているやつです。
BlogPaint


BlogPaint






王宮までは、ケーブルカーがあるんだけど、行列。 並ぶの面倒なので、歩いて上ってみます。
IMGP0405



木漏れ日が気持ちがよい。  今日は、母も元気です。
IMGP0407



ネットで調べたら、列に並んでいるくらいの時間で、上までたどり着きますとのこと。

確かに。



途中で、ケーブルカーの上を越える橋があって、眺めもいいので、お勧め。


IMGP0409


ケーブルカー降り場
IMGP0410




王宮の丘の上はけっこう広い  地図上で、たぶん2kmくらいある??


また、適当にぶらぶら。



王宮

中は美術館や博物館となっている。庭は入場無料だが、入館するには入場料が必要。
IMGP0412





そのあたりに、展望台。これこれ。ブダペストといえば。

遠くに見えるのが、ハンガリーの国家議事堂。

青き美しきドナウ   風景は美しいけど、ドナウは、青くもないし、美しくもなかったです。

たしかこのころ、セルビアで記録的大雨が降って、大洪水になったとか。

日本でも、けっこう募金の呼びかけをしていたのを後に耳にしました。その雨の影響でにごっているのか?もしくは、雪解け水の時期??

橋の向こう、えんじ色大きな建物は国会です。
IMGP0417




拡大 東欧的な雰囲気  そしてやはり国会議事堂はどこの国も立派だ。
DSC09986





「青き美しきドナウ」  ヨハンシュトラウス





子供たちの姿
IMGP0423




王宮の丘から、 ドナウ川と反対側の風景


「血の原」すごいネーミング。戦いの歴史があるのだろうな。
IMGP0426




それを眺める、母と妹

BlogPaint



国旗。すべてハンガリー。自国が好きなのだなー。普通、いろんな国の国旗掲揚しない??
IMGP0430



お土産やさん

かわいい!!
IMGP0433




人形
IMGP0432



民族衣装の栓抜きとコルク
IMGP0436




人形
IMGP0437




レトロでかわいらしい。
IMGP0443


IMGP0444





管楽器の演奏が聞こえて、行ってみると、馬に乗った兵士達が。
IMGP0440


何か式典みたいなことをしていました。テレビカメラもいたし。何かの記念日なのでしょうね。
IMGP0442



マチャーシュー教会

ブダペストの歴史と同様に、激しい歴史を持つこの教会。
13世紀創建。ロマネスク様式で建築され、14世紀にゴシック様式に。
1541年ブダがオスマン帝国に占領されると、教会はモスクに改装。フレスコ画も塗りこめられ、アラーへの礼拝が行われた。
17世紀、再びカトリック教会へ戻り、バロック様式に改装。
19世紀後半ハプスブルグ家のフランツヨーゼフと皇妃エリザベート(シシィ)は、この教会で戴冠式を行っている。



ウィーンのシュテファン寺院に建築様式がとても似ている。

夫は、サクラダファミリアも似ているというが、私はそれは全然違うと思う。
IMGP0448



ペスト収束を記念して作られた、三位一体の像。こんなのもウィーンにあったなー。
IMGP0452



鷹氏。とでも言うのか。鷹を手にとまらせて、写真撮影しませんか(有料)

というものだそう。

ハワイのインコおばさん、バリのみつあみおばさんはよく聞くが。鷲おじさんは、初めて。
さすが、動乱の歴史を持つブダペスト。力強い。
IMGP0455




漁夫の砦

ネオロマネスク様式で建築された、尖塔と回廊。

この砦は、驚くことに、砦としての戦闘機能は全くなし。景観のために、作られたものだそう。たしかに、真っ白。
強さは感じなく、キレイだもんな。

IMGP0457


ちなみに、この砦 一部入場有料。

普通、有料というと、それなりのメリットがあると思うのですが。

ここ、ピンクが有料。青は無料。 山の上だし、ほとんど景色が変わらないと思います。うっかりものが入場してしまうポイント。と私は思います。
BlogPaint




重厚な雰囲気、艶かしさ、重々しさが魅力のブダペスト。
この王宮の丘は、観光地となりすぎて、キレイ過ぎる。

教会も、漁夫の砦も白すぎて、まぶしい。

そして、落ち着かない。

そんな印象でした。


丘の上から眺めた、ドナウ川の風景はとても美しくて、一見の価値あり。と思います。



あちー。天気もいいし、とても暑い日。丘の上は、日陰がないので、暑かったです。

適当な道で、山を下って


IMGP0473


観光バス
IMGP0472


窓から外をみるおばあさん。こういうの好き。
IMGP0475



思いっきり支える人。
IMGP0476




トラムに乗って、川沿いを移動  
IMGP0484



疲れたので、ドナウ川沿いのオープンテラスのあるバーでちょっと休憩。

ハンガリーのローカルビール
BlogPaint



と、母が頼んだ、レモンソーダがめちゃくちゃおしゃれ!!
IMGP0494



長くなったので、続く。

母と娘と ときどきだんな  ブダペストのテルマエ


5月 私の母と妹yukariのグラーツ訪問の記録です。



グラーツを出発して、今日はウィーンからブダペストへ移動。


今日は、ホテルではなくアパートメントへ宿泊。

IMG_1672


IMG_1673




思った以上に雰囲気のいい、素敵なキッチンのあるアパートメントに感激。

ちょっと休憩して、ぶらっと出かけることにします。


通路
IMGP0215



いい町並み
IMGP0217




笑う犬
IMGP0219



信号

IMGP0221






地下鉄の入り口
IMGP0220





ビーチサンダル姿の私たち姉妹。  
それには、これから行く場所が関係しているのですが。

IMG_0379



それはここ   ちょっとクラシカルな建物。  

何かわかりますか??
IMG_0382








正解は、こちら。


IMGP0246


温泉です。




ハンガリーは、首都近くに50もの温泉浴場がある、世界的にも珍しい温泉王国。

古代ローマ時代から続くという温泉文化。

日本の銭湯や自然の中の温泉もいいですが、

この王宮のような豪華な建物の中の露天風呂。

面白いし、旅の疲れを癒すのにもよさそうということで行ってみました。



それぞれに特徴があるんだけど、宿から近かった、「セニーチェ温泉」を選択。


温泉といっても、男女混浴。水着の着用が義務づけられています。


このために日本から水着を持参した、母と妹。
BlogPaint



温度の低いプールもあり。 プールのみ、水泳帽の着用が義務です。
IMGP0231



日本と違って、タトゥーも可。みんなしているしね。
IMGP0229



流れるプール。人いすぎ!!
IMGP0239




プールサイド。くつろぐ女子。
IMGP0240


くつろぐおじさん。
IMGP0244


ここセニーチェ温泉名物。 温泉の中のチェス。

濡れても大丈夫なチェス盤。

IMGP0267




何箇所かあるんだけど、どこも皆 熱中しています。
IMGP0250


けっこう入場料高かったけど、こんなに人がいるのは??

なんとなく、観光客だけではない雰囲気。

地元の人は、地元割引とか、フリーパスでもあるのかな?


チェス以外にも。それぞれの方法でくつろいでいました。


読書
IMGP0253



体操
BlogPaint



IMGP0256


ぬるめのお湯。

だらだらと、何時間も(!)ここに滞在してしまいました。



ここのロッカーシステム。ちょっと変わっていたので、紹介。

日本だと、ロッカーは100円を入れて、コインは返ってくるという仕組みが一般的。

ブダペストは、入場の時に、ICチップ入りの腕輪を渡されます。

ずらっと並ぶロッカーの中から、好きな場所を選んで


このぼこっと飛び出しているところが、鍵。
IMGP0273




ICチップを当てて、ぐっと押します。 これで、鍵がかかる。また、当てて、ボタンを押すと鍵が開く。という仕組み。
IMGP0272



ICチップ付きの腕輪には、ロッカー番号が書かれていないので、通路にある機械にかざすと

何番のロッカーに鍵をかけたのか、記録されていて、表示してもらえるという仕組み。

初めてみるものだったので、戸惑ってしまいました。
IMGP0274



シャワー。 シャワーヘッドが蛇口!
IMGP0271



さっと流して、髪をかわかして、出ます。

温泉の中にもはいていけるし、あがったあとも楽ということで、ビーサンで来ていたのでした。


チケット販売のフロント。豪華。
IMGP0275


ちょっとみにくいですが、

右上 セニーチェ温泉に行ってきました。 近くに、有名な広場 「英雄広場」があるので、寄ってみます。
BlogPaint




公園内  ボートに乗っている人。
車型!
IMGP0279



「英雄広場」到着

めっちゃ、写真曲がってますが…

BlogPaint


英雄広場

1896年 ハンガリーの建国1000年を記念して造られた、ブダペスト最大の広場。
世界遺産であるアンドラーシ通りの北端に位置する。
広場の中央には、大天使カブリエルを頂く高さ35mの記念碑が。


記念碑の左右には、ブダペストの英雄が扇状に並ぶ。
歴代の国王、将軍、芸術家など。
かつて、ハプスブルグの皇帝 「フランツヨーゼフ」の像もあったが、共和国宣言の後、独立戦争の指導者のものに置き換えられたという。

IMGP0280


これが、誰かはわからない。


すごく広い広場。


IMGP0288



皆、思い思いにすごしている。

写真を撮る観光客。

ダンスの練習をする女の子達
IMGP0286



ラジコンヘリで遊ぶ子供  左右には、 現在美術館と 西洋美術館。
IMGP0284



3人の陰
IMGP0287




宿までそんなに遠くないので、ぶらぶらと、町並みを見て歩きます。



ハンガリーの世界遺産のうち、ブダペストにある唯一のもの。


ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り

すいぶん欲張って、いろいろ含めたなという気もしますが。

そのうちの、アンドラーシ通り。

ここがフォトスポットという、人が集まる場所ではなく、ストリート。

ちょっと暗く、けれど、重厚さと、趣がある場所でした。

ほんとうにぶらぶらと。 一般家庭の家(!)などを見ながら。
IMG_0390



お土産屋よりも、テンションがあがる、スーパーマーケット。


人々が、どんなものを食べて、暮らしているのかが、リアルに感じられる場所。

街角の小さなお店。


野菜

パプリカとマッシュルームがたくさん。
IMGP0292

IMGP0293



ヨーロッパ どこに行ってもある、アイスティー。モヒートバージョン。

チェリーのコーラと、何かベリーのファンタ。 ジュースの色すら濃厚。
IMGP0295



コーラ3L
IMGP0294




NISSIN カップヌードル。 オーストリアでは、日清 一回も見なかったなー。
焼きそばがあやしい。これが、日本のイメージか。

IMG_1674



主婦の母。管理栄養士の妹。


食材に、テンションあがりまくってます。

「ねーねー、ここにこれがあるよ。」  「みてみて!」



宿はアパートメントなので、食事はなし。 

今日は、夜景を見に行って、ブダベストのローカルフードを食べて帰って来る予定。

明日の朝食をどうしようか。パンかな?野菜? 飲み物は??


チーズが安い!チーズの種類がいっぱい!! 

アイスが高い!!




なんだか、止まらなくなっている 笑



いろいろ考えたんだけど

ブダペスト といえば 夜景 

見ないのはもったいない。

けれど、見てもみなくてもどっちでもよいと 言う 母と妹。




母の疲労
夜の治安
後から振り返ると、とても美しい景色 けれど なんとなく漂う異国の不穏さに母がけっこう怯えていたこと


せっかくのキッチン
居心地のいい あの宿 出かけてしまったら、あまりすごす時間はもてないかも


今までの旅の経験で得た教訓


「何かを得るために あえて 何かをばっさり切り捨てる」

そこで得たものはいつもとても大きい。



そこで、このまま宿に、戻って、どこにも出かけず、宿でゆっくりすごすことを提案。


悩んでいたようだけど、けっきょくそうすることになりました。



で、夕食の食材選び。


慣れないキッチンだし、簡単なものを。




夕食選びも、なんだかすごく楽しそうでした。


パスタが楽かな??
パン使う??

チーズは食べたいね。せっかくだから、ハムも!
お菓子買う??


楽しそうでなにより。


よかった、よかった。


宿に帰って、簡単に夕食の支度。

ハンガリーのローカルスープ 「グヤーシュ」

ライ麦のパンに チーズとか レバーのパテ。
ハム、チーズ、フルーツ 

食器も備え付けなのが、嬉しい。
IMG_1677



ガイドブックに載っていたからと、妹が選んだ、モンブラン??

ものすごく、香りが強く、ものすごく濃厚。

まあ、いい経験になりました。
IMG_0377




ここにみんなで集まって
IMG_1676


上はロフト  妹と二人 ロフトに寝ました
IMGP0301





ブダペストの夜景。 

見たかったな。


とも思うけど、それを手放して、得た時間がありました。



では、おやすみなさい。






夫がいつか見た 夜景

017

018



母と娘と ときどきだんな ブダペストへ

5月 私の母と妹yukariがグラーツへ遊びに来ました。

母と娘2人。女3人での観光。 そして、それに時々参加する夫。

そんな一週間ちょっとのグラーツ滞在の記録です。



昨日は、早々に疲労のためダウンした母。

早めの休息がよかったのか、今日は元気に起床。

夜に、お土産のデリ食べてたしね。


昨日宿泊した部屋を紹介。

Hotel mocca

アクセス 2つのメトロラインに挟まれている。どちらからも10分以内。駅からの道もきれいで景観がよい。
料金 とても安い 値段の割りに部屋もきれいでよい 
設備 シャワー バスなし 部屋に電気ケトル
食事 朝食は有料



古い建造物を利用したホテル。内装はとてもきれい。

部屋からの眺め

DSC09904



部屋

白い壁と
IMGP0107




緑の壁

お母さんに「ポーズとって」といったら、ちょっと照れている。

BlogPaint



じゃあ、私が。

と、妹yukari。 なぜか躍動的な写真が残っていた。

IMG_0362



そして、「アメリをイメージしている」と。すます妹。

「この壁見たときから、アメリができるんじゃないかと思っていたんだー」と。
BlogPaint



ちなみに、映画「アメリ」のポスター。
11_08_06_Amelie_00




朝食。有料で追加料金が必要だったけど、かなりよかったです。

雰囲気のいい、明るく清潔な会場
IMG_1664




野菜がいっぱい

朝食係りのお兄さんがすごくマメで、だれかが使うたびに、野菜とか、パテをきれいに並べなおしていて

いつ、誰が来ても、一番乗りのようなキレイな朝食会場を維持していました。
IMG_0356


フルーツジュース
IMG_0357



しかも、自分で生絞りオレンジジュースを作れるという!!
IMG_1668





私、顔丸いなー。
BlogPaint




いただきまーす。
IMG_1669




今日は、昼前くらいに、次の目的地、ハンガリーのブダペストへ移動予定。

バスで3時間くらい 一人3000円くらいです。

国境を越えるというのに、本当に手軽です。


昨日、お母さんが行っていない場所もあるので、ちらっと中心部によって、早めにバスターミナルへ移動しておくことにします。


昨日とは、別のメトロラインに向かいます。

町並みがきれいだから、いろいろ見ておこうと。


DSC09906


IMGP0154



タバコ屋
IMGP0155





ホテルから中心部までは、メトロで2駅。

歩いてもいいくらいの距離なんだけど、時間も微妙なので、メトロに乗ってしまいます。


昨日、私たちが購入したのは24時間チケット。

購入して、最初に乗る前に、日本だと改札にあたるような場所に「ガチャン」と日時を刻印する機械があるので、それを通しておきます。


その時刻の証明がないと、無賃乗車をしたとみなされて、恐ろしい罰金をとられることになります。


昨日、私たちが刻印したのは、朝9時20分頃。

トラムの駅についたのが、9時ジャスト。2駅なら大丈夫かと乗ります。


グラーツでも、ウィーンでも公共交通機関のシステムは同じ。

日本のように、切符を改札に通したりはしません。

ただ、正しい切符を持っていればいいだけ。そして、時々いるチェックマンが来たときに、正しい切符を持っているのを見せればいいだけ。極端な話、運がよければ、無賃乗車をしてもお咎めなしの可能性も。

けれど、正しいと思っていても、間違っていると、高額のペナルティをとられるのが、このシステムの恐ろしいところ。


グラーツにはない方法なんだけど、メトロをおりると、改札のような場所に、チェックマンたちが横一列にずらり。

全員切符を見せてください。でないと、通しませんと、やっていました。

正しい切符を持っていても、こうやってチェックされるとドキドキします。
しかも、昨日の刻印が滲んでいて、見難かったので、すごく時間をかけて見ています。
で、「OK」と。
はー、怖かった。


前回、nao太郎さんと来た時、
オペラ座ガイドツアーで会ったおばちゃん軍団。
最初の刻印を忘れて、一人€150ずつとられたと言っていました。恐ろしい。




王宮

来れてよかった。とお母さんは喜んでいました。

私は相変わらず、昨日と同じく、芝生に寝そべってごろごろとしていました。気持ちいい。
DSC09912


DSC09911



IMG_0367


観光地でよく見る、韓国の観光客のポーズ。

妹と真似して撮ったもの。私達は絶対変だと思っているけど、なぜか評判のよい写真。
BlogPaint




その周囲。


この英雄広場から見える  ヴォティーフ教会

1853年 フランツヨーゼフが暗殺テロにあうが、無事生還した時に、神のご加護に感謝して建造。
フランスの大聖堂を参考に、ネオゴシック様式。ウィーン大学と同じ建築家が手がけたもの。

フランツヨーゼフも暗殺されそうになっていたのか!そりゃそうか。
jpg





市庁舎

1872年のネオゴシック様式の建物。
塔の高さは98m さっきのボティーフ教会の高さは99m 
この塔の高さを超える建築は、皇帝の命により許されなかったとか。たしかに、思い入れのある教会だから。

DSC09910



ちなみにこれが、グラーツ旧市庁舎  
DSC07494






女帝マリアテレジア 政略結婚で、自分の娘たちをどんどん嫁がせ、国を大きく、反映させた強い母
DSC09919




さて。

国際バス ユーロラインのバスターミナルは、中心部を少し離れた郊外。

チケットはもう持っているけど、トラブルがあったり、乗り場がわかり難いといやなので

少し早めに出発しておきます。


バスターミナル


この間のこともあって、ちょっと心配だったけど、パスポートコントロールも基本的にはないし

もともと計画して、手配もすんでいた旅行だし

せっかくの機会なので行くことにしました。


何かトラブルがあったらいやなので
自分の住居とか滞在の証明になるようなGRAZの市が出した文書と
オーストリア大使館の 日本とオーストリアの二カ国間の協定の英語文書を印刷したものは携帯して。


一応、乗る前に、EUROLINEのスタッフによる、パスポートチェックだけありました。

きちんとパスポートを携帯しているかだけ見ているようでした。



このバス
DSC09920



今まで乗ったことのある、長距離バスは、いつも大きな窓で眺めがよくて好きだったんだけど

今回は、飛び石対策なのか

窓ガラスが割れにくいような、黒い目の細かい網網がかかっていて、ちょとみずらくて残念。


広く、緩やかな丘が広がっていて、たくさんの風力発電の風車が立っているのが、印象的でした。




到着
IMGP0161



貴族の街 ウィーン

ブダペストって、ちょっと暗くて、妖艶で、力強く、重たい。

そういうイメージ。

乗客に怪しい雰囲気の人が乗っていました。
IMGP0160




ここで、ブダペストについて簡単に説明


ブダペストは、ハンガリーの首都。

ハンガリーはオーストリアのお隣の国。
オーストリアも、ヨーロッパの中ではだいぶ東より。
ハンガリーは、クロアチア、ボスニアヘルツェゴビナ、セルビアと同程度、東に位置します。
Map_of_Hungary_and_neighboring_countries



EUの中でみると、旧ユーゴはEUに加盟していないので、ハンガリーはEUの中ではかなり東の端です。
なので、文化も、ちょっとオリエンタルだったり、西の方とは異なるものがあるようです。
f0412_fig01


ブダペストは、ハンガリーの中央北側に位置します。


map_330px


国旗

イタリアと似ているけど、横じま
flag_hungary



面積 9万3030平方km(日本の1/4)
人口 998万人
首都 ブダペスト
宗教 カトリック52% カルビン派16%
公用語 ハンガリー語 
通貨 フォリントFt (3Tt=約1円)



ハンガリーは、遊牧民を祖先とするマジャル民族の国。
「ヨーロッパに投げられたアジアの石」と呼ばれていたマジャル人であるが、現在は混血が進み、容貌からアジア人を連想することは難しい。
しかし、姓が名前の前にきたり、蒙古斑があったりと、日本人と共通している部分もある。


スロヴァキアとの国境に国際河川 ドナウ川が流れており、首都ブダペストを通っている。



ウィーンで、クラシカルなヨーロッパは満喫したので、これからは、ちょっと変わった雰囲気のハンガリーを楽しみます。


まず、バスターミナルからメトロへ。

いきなり、ホームも暗いし、車両が古すぎてびっくり。


ホーム
IMGP0166


列車

映画のセットのために、わざとぼろぼろに作ったみたいなぼろさ。
IMGP0163



DSC09922



駅の通路のディスプレイもなんとなく、怪しげ。

治安が悪いとはまた違った、暗さ。
IMGP0168


IMGP0169


そして、長くて急なエスカレーター
IMGP0170


広告が斜め
IMGP0171



明日グラーツへ帰る予定なので、列車のチケットを買いに、駅へ。

ブダペストには、西駅 と 東駅 という大きい駅が2つ。

明日使うのは東駅。

街のやや中心で、宿の近くは西駅。

とりあえず、明日の下見と、チケットの購入のため東駅へ。

東欧は、鉄道の料金がとても安い。

オーストリアのグラーツからウィーンまで3時間弱なのに、5000円くらいする。
東欧だと、その数倍の時間や距離がかかる移動でも、それよりずっと安く移動できるという。

ちなみに、おかしな話だが、グラーツ=ブダペスト間 1日1本だけ直通の列車がある。
発券する国が違うと、価格が変わる。

オーストリアではオーストリア発のチケットしか購入できないのだが、
グラーツ発ブダペスト着の料金 €51/人

同様に、ブダペスト発のチケットはハンガリーでしか購入できない。
ブダペスト発グラーツ着の料金 €18/人


不思議なシステムです。



とりあえず、東駅到着。

乗り換えもそんなに難しくなく出来そうな感じ。

チケットの窓口に行くと、すごい人。

しかも、なんとなく殺伐としているような…。

おろおろしていたら、親切な人が用件を聞いて、教えてくれたこと。

切符は、明日じゃなきゃ買えないよ。と。

すごい込んでいるし、せっかく待って買えなかったらいやだから、明日にするかと。

あとから、考えたら、きっとそんなことないと思うんだけど、ま、しょうがない。


素敵な駅の構内。明日、早めに来て、ゆっくり見よう。
IMGP0174



ブダペストには、地下鉄が3本あるんだけど、どれも個性的で、レトロで雰囲気がありました。


すごく小さな車両のLine 3

背の高い人なら、頭がぶつかりそうな低さ。
車両同士もつながっていなくて、行き来が中からは出来ない。
IMGP0177


IMGP0178




ホームもこじんまり。天井も低いし。
DSC09928


駅名表示がかわいらしい
DSC09927



今日の宿泊は、アパートメント。

女3人だし、キッチンのあるところで、朝食作ったり、せめてお湯をわかしてあったかいものでも飲めたら快適かなと。


私は、旅行の時、宿の検索は主に「booking.com」を利用しています。

時々「Hotels.com」「expedia」「トリップアドバイザー」も比較に。

booking.comは、宿泊したい日、地域を入力すると、条件にあった宿を検索、希望の条件で順番に並べてくれます。
ここの宿は、すごく安いし、利用者の評価ポイント(というのかな?)がすごく高かったところ。10点満点で、6点くらいなら、まあまあか。という私の印象。8点以上ならかなり快適なことが多い。

ここは、9点を超えている。

期待。



地上へ。

いい天気。ブダペストは、街路樹として、全体に大きな木が多く、緑の濃い街の印象が強い。
IMGP0182



少しスモーキーな町並み。

ウィーンもいいんだけど、真っ白できれいなのは作り物っぽすぎて、
こういうちょっと怪しさのある町並みの方が私は好き。
IMGP0183



花屋
IMGP0185



ベンチに座る人
IMGP0186




で、宿は、携帯アプリのcity map 2Go でピンしておいたから、たぶんここ。

けど、建物の前にきても、宿らしき雰囲気がない!!
ただのレトロなアパート。

IMGP0298




暗号のようなものをメールされていて、それを入り口で入力すれば、入れるのかなと思っていたんだけど、
思っていた入力ツールではない。

困ったなー。
近所の商店のおばちゃんに聞いても、見当違いな場所を指して
「あそこじゃないかしら?」
なんて言っているし。


ちょっと申し訳ないけど、関係ない部屋のインターホンを押してみます。
数件のアパートメントが入っている宿で、誰かが気付いてあけてくれるかもと。期待して。


そしたら、「僕は隣人だと思いますけど」と、若い男性が入り口のドアを開けてくれました。


そして、中に入ると、管理人さんが!!


わー!会えた!!


日本だと、あまりないけど、ボスニアでもこのシステム。

アパートメントって、キッチン付きのホテルみたいなこともあるんだけど。

完全に、普通の賃貸の家みたいのを、一泊いくらで貸します。みたいなシステム。

管理人もフロントもなく、ただ、大家さんと待ち合わせして、鍵をもらって、チェックアウトも大家さんに鍵を直接返すか、もしくはポストに入れておくだけ。

そんなシステム。

ここは、大家さんの彼女が、かつて住んでいた家を、アパートメントとして、貸しているのだそう。

すごい素敵な家!!


潔癖な人なら、塵ひとつ落ちていないホテルの方がいいんだろうけど

すごくおしゃれな友人の家に、泊まりにきたかのような雰囲気。


管理人さんは、鍵を渡して、家の中の説明、チェックアウトの方法

困ったときの連絡方法などを説明。

部屋においてある、携帯電話も使っていいとのこと。

それで、帰って行きました。

宿はこれです→sweet rose partment


すごく親切で、雰囲気のいい人だったので、家の前で記念撮影。

私と
BlogPaint


妹、母と
BlogPaint



家の中を紹介



IMGP0189


IMGP0193




手すりの影
IMGP0190



ドア

安全に、金属のドアも二重に
IMGP0195


キッチン
IMG_1672


食器
IMGP0200





テーブル
IMGP0203



トイレ 洗面所
IMGP0201



シャワー
IMGP0202



階段でロフト  上に布団が2つ
IMGP0213



IMGP0204





収納
IMGP0211




ソファ
IMG_1673



下にもベッド
IMGP0207



こじんまりとした部屋なんだけど、すごく快適で、落ち着きます。

しかも、ここ1泊€42 1人 €14!!

ドミトリーの大部屋ばりの安さです。


これは、ツアー旅行では、絶対泊まることの出来ない部屋だね。

なんて、妹と母も喜んでいます。




今は、夕方よりちょっと前くらい。

がつがつ観光は出来ないけど、ちょこっとどこか見に行けるかなという時間。


さー、どこに行こうか。

ガイドブックを見ながら相談です。 


続く。






最新コメント
記事検索
メッセージ

名前
メール
本文
  • ライブドアブログ