naokoのグラーツ滞在日記

オーストリアのグラーツという街で半年間生活していた時の記録です。

日本

再会 オーストリアからの訪問者

おひさしぶりです(^_^)

久しぶりの更新。

グラーツ滞在中は、呼吸をするように、生活の一部として、毎日書いていたこのブログですが、
久しぶりすぎて、何をどうしたらよいか、ドキドキしながら書いています。





私の近況ですが、グラーツから帰国して約2年。

現在は、一児の母となり、育児の毎日を送っています。







先日、グラーツ滞在中にお世話になった、現地の友人と再会を果たしました!!





彼女がいなかったら、グラーツのあの日々はなかったかもしれない。といっても過言ではないほど、彼女にはお世話になりました。

食材の入手できるお店を教えてくれたり、携帯の購入を手伝ってもらったり、街を楽しむイベント情報なんかも教えてもらい。ご自宅で食事もご馳走になったし、物理的なお世話をかなりしてもらいました。



そして、精神的な面も。

あの小さな街で、初めての海外滞在で日本人の知り合いがいるというのは大きな安心感。

そしてなにより、私のやることなすこと、ふわっと背中を押してくれたのも、いつも彼女でした。



アウシュビッツに行こうかな、一人旅でドミトリーに宿泊しようかな、バックパッカーみたいなことをしようと思う、旧ユーゴを巡ろうかな、トルコぐるっと一人旅しようかな、、、、


帰国してから、日本の友人達からは「よくあんなこと出来たね」「びっくりしたよ」「勇気あるね」「だんなさん、反対しなかったの!?」

なんて言われる、あれやこれについて



「いいじゃん♪」「私も若いころよくやったよー」「そこで数ヶ月滞在したことあるよー」「子供いなかったらまたやりたいわー」

なんて言葉で、

あれ、簡単に出来そうかも(´▽`)。と、気持ちを軽くして、一歩踏み出す力をいつもくれていました。


トルコ旅行の際は、現地の友人を紹介してくれ、その彼が、私のピンチを救ってくれた。なんてこともありました。




公園でワイン
BlogPaint



彼女のお宅
IMGP3956


そのお庭
IMGP3387




お庭で手作りキャンドルを点してワインナイトなんてのもしたなー。
IMGP3399






毎年夏休みの期間に日本を訪れ、実家を拠点に滞在しつつ、子供たちを連れ、一家で日本中を旅している彼女達。

今回の滞在では、私たちの住む、北陸まで足をのばしてくれました。




日本で、しかも、自分の暮らす街で、彼女達と再会出来るなんて。

なんだか信じられないような、嬉しいできごとです。





外国籍の人のみが購入することが出来る、格安の日本中の鉄道乗り放題切符。というものがあり、それを使って、いつも旅をしているという彼女たち。

今回も鉄道旅行。


夕方に富山に到着。

夕食は、お寿司。



ちょっと(かなり)狭いお店なのですが、昔から夫婦でお世話になっているお気に入りのお店に。

海なし国のオーストリア。本当に魚が売っていなかったなー。



お刺身
2016-08-30-22-35-33


白えび軍艦
2016-08-30-22-35-43



カジキマグロのとろ
2016-08-30-22-35-47



最後に一枚。
BlogPaint



子供もいるので、遅くまでではなかったですが、


皆で日本のビールを飲んだり、日本酒を飲んだり。


楽しい夜でした。






そして、翌日。


本当は、翌日には、次の目的地へ旅立つ予定だったのですが、もう半日、富山にいるということで


私たち親子(私と息子)もご一緒させてもらいました。





富山というと、立山黒部アルペンルートや五箇山の合掌作りが有名ですが、電車での移動はしにくい場所。






彼女たちはどこを選ぶのかなーと思っていたら、なんと、海水浴。







海のない国に住んでいる彼女達。


なるほど。





住んでいると全く注目しない場所だけれど、そこにいないことで、見えるものがあるのですね。



携帯電話がないので、時間を場所を決めて待ち合わせ。


砂浜集合。


2016-08-30-22-36-19



2016-07-28-12-01-33





この日の気温は33℃くらいだったか。


ベビーカーとビニールシートで日よけを。
2016-07-28-12-36-07




2016-07-28-12-35-52



2016-07-28-12-36-02


2016-07-28-12-36-19


海の家
2016-07-28-13-01-14



2016-07-28-13-01-17





記念撮影
BlogPaint



オーストリアで一緒に遊んだ、彼女の息子さん達と、当時はいなかった息子が並んでいる。


なんとも不思議な感覚。
BlogPaint



息子がまだ小さいことと、なぜか全身に蕁麻疹が出ていて体調がすぐれなかった。ということもあり、

ここでお別れ。



ばいばーい。

BlogPaint





その後、彼女達は、数時間、このあたりを観光して、次の目的地へ向かったそうです。

古い町並みをぶらぶら
2016-08-30-22-36-30


昔ながらの雰囲気の部屋で休憩
2016-08-30-22-36-26


展望台で街を一望
2016-08-30-22-36-23



米どころ富山の日本酒と、ご当地駅弁のますのすしで、昼食
2016-08-30-22-36-16




自分たちのペースで、自分たちのスタイルで、のんびりと、でも街の雰囲気を感じながら、この街をすごしてくれたようでした。




観光客でごったがえす観光地を、大急ぎで見て回って、記念撮影して。


そんな旅よりも


なんだか、素敵な旅の仕方で、こういうのいいなーと思います。






オーストリアでさんざん彼女にお世話になったわけですが


それは、私がその街のことをよく知らなくて、彼女がそこに長く暮らしているからだな。となんとなく思っていました。




そして、日本で、私の暮らす街に彼女が来て。


この街に暮らす私が、彼女のお世話をあれこれ焼くのかというと。




実際は、そうではなく


彼女は、オーストリアの時とかわらず、てきぱきしていて、逆に、なんだか、私たちのことも気遣ってくれたり、そんなんで。




なんだか、懐かしい感じに、ほっとしたり、、していました。


おかしな話ですが 笑




彼女のそういった、パワフルさ、人柄に助けられていたんだなー。


と、あらためて。






それと、彼女達一家が、日本を訪れる旅に、日本中を旅している理由。


それは、日本というものを、見せたい、教えたいから。と。


(彼女の実家のある)関東にはいろんなものがあるけれど、でも、関東にいては伝えられない日本があるから。


と、話していました。



なるほどなー。






彼女から、お土産のリクエストを聞かれ


シュナップスをお願いしていたのですが、


それ以外にも、たくさんのお土産をいただきました。



それは、またあらためて。



続く

オーストリア航空日本撤退


オーストリア航空が、日本への直行便を運休すると発表したそうです。


それって、撤退ということ。


理由は、より採算のとれる路線に機材を有効に活用したいということ。


1976年から27年間続いた路線だったそうです。



あの半年間の出来事。


時間とお金があれば、また出来ることのように思っていたけれど。


そうではない。と思わされることが、度々。




たとえば、トルコ。


お金と時間があっても、一人で気ままに旅できる場所ではなくなってしまったなー。と。



そして、オーストリア。


日本から、あの飛行機に乗って、オーストリアのビールを飲みながら、という旅は出来なくなってしまったのですね。






DSC07362



DSC07382


なんだか、ちょっとさびしいです。


http://www.travelvision.jp/news/detail.php?id=72006


ルタオでザッハトルテ発見

オーストリアの伝統的ケーキ ザッハトルテ。


IMG_0343


IMGP7261





IMG_4338


IMG_1897







大丸札幌店 ルタオにて。

ザッハトルテ発見。

常時あるわけではないらしいこの商品。

ルタオホームページにも載っていないけれど、どういう存在なんだろう??

12cmくらいでたしか1500円。賞味期限は当日。

ホールのみです。
2015-04-19-17-41-19



断面
2015-04-19-17-52-15



1/6で食べましたが、濃厚なので十分。
2015-04-19-17-53-33



クリームは甘さ控えめ
スポンジとスポンジの間にアプリコットジャムがたっぷり。
オーストリアのものと違って、噛んだときに、シャリシャリという砂糖の感触はないです。
スポンジは軽めで割とふわふわ。普通のケーキと比べるとやや固めか。ザッハーも、デーメルもスポンジ自体が重くて濃厚、ガトーショコラみたいな密度を感じたような記憶が。

食べ切れなかったので、翌日に残り半分を。
スポンジがよりしっとり、濃厚になり、オーストリアのザッハトルテに近づいたような。私はこっちの方が好き。


全体には、濃厚でしたが、オーストリアのものよりはスポンジは軽め。
アプリコットジャムは多め。
日本人好みの味かと思われます。

ごちそうさまでした。




*あとから聞いたところによると、何周年記念ということで、毎年この時期のみ大丸札幌限定ででみ、販売している商品らしいです。

ウィーンフィルハーモニーを日本で聴く


オーストリアの首都 「ウィーン」

オーストリアに住むのだから、ウィーンフィルハーモニーやウィーン少年合唱団の音楽は当然聴けるものと思っていました。


しかし、その機会に恵まれることなく、私たち夫婦は帰国しました。


帰国して、知ったのですが、

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団。


日本でもとても人気のある楽団で、元旦にNHKで「ニューイヤーコンサート」の様子が生中継されることでも知られています。

そのチケット。
本当に入手困難なものなのだそう。


ウィーンでも定期演奏会のチケットは、会員の先行発売でほぼ完売!!

ニューイヤーコンサートにいたっては、世界一華やかで高級なコンサートといわれ、プレミアがつき、オークションでは100万円以上(!)の価格になるとか。

日本から、ニューイヤーコンサートのチケットを入手しようとすると、150万円以上する、ニューイヤーコンサートツアーパックを申しこまなくては、入手困難ともいわれているそうです。

参考までに、来年(2016年)のツアー情報→こちら



また、日本での来日公演も定期的に行っているようですが
S席 3万8000円だそう、、、。

なかなか気軽に手を出せるお値段じゃないようで。



一応、滞在中、ウィーンフィル本拠地の「楽友会館 黄金ホール」は見学だけしてきました。

IMGP0081


IMGP0071






そんなウィーンフィルの演奏を、先日、日本で聴いてきました!

「TOYOTA MASTER PLAYERS Wien」

という企画。

2015年の詳細は→これ

2015-04-13-10-25-58

トヨタの協賛で、一般の人にも良質な音楽を気軽に触れられる機会を。というものみたい。

オーケストラメンバーがすべてウィーンフィルというわけではないようで、半分くらいだったか。
でも、残りの半分もウィーンオペラ座とか、元ウィーンフィル、ベルリンフィルのメンバーという一流の方たち。


そのチケットが、S席で5500円。

庶民の私でも、入手可能です。

わー!まさか、帰国してから、聴くことが出来るなんて。予想もしていなかったので、わくわくします。




数年前から行われている企画。

北海道だと、例年はKitaraホールなのですが、今年は改修中ということで、なぜか苫小牧市民会館で。

わざわざ苫小牧まで出向いてきました。

2015-04-12-14-54-47



なんと、最前列!
2015-04-12-16-09-41




念願の演奏をついに!!というバイアスもあったと思いますが

演奏が始まった瞬間。

感激のあまり、ほろりと泣いてしまいました。


後方の方が、全体の調和した音が感じられたのかもしれませんが
最前列だったことで、演奏家さん達の表情をじっくり見たり、息遣い、一人ひとりの音がどのようであるか。まで、感じることが出来ました。


定番の曲では、皆リラックスした雰囲気で、ニコニコと楽しそうに目配せをしながら演奏している姿
交響曲では、表情が変わり、勢いやかっこよさを感じる演奏で、
見ていて、聞いていて、とても楽しい時間となりました。




北海道での、演奏曲目は、


J.シュトラウスⅡ世 喜歌劇「こうもり」序曲
J.シュトラウスⅡ 喜歌劇「こうもり」より チャルダッシュ「ふるさとの調べよ」
モーツァル  歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」より レチタティーヴォとアリア“恋人よ、許してください”
ブルッフ ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26
R.シュトラウス ロマンス 変ホ長調
ベートーヴェン 交響曲 第2番 ニ長調 Op.36


アンコールは、「スケーターズワルツ」


「こうもり」序曲は、トムトジェリーでも知られた曲。
ニューイヤーコンサートでも度々演奏されている曲のようです。



ちなみに、「こうもり」も有名ですが、ベートーベンの交響曲第2番が、だんとつで素敵で、かっこよかったです。




地元の中学生がたくさん。
吹奏楽部、合唱部。なんかの子なんでしょうかね。
子供の頃に、本物に触れられる機会があるというのは、いいことだと思います。
2015-04-12-14-49-41


終了後、ソプラノ歌手の方と交流する、地元中学生の姿。
2015-04-12-17-25-08






参考に、動画を貼っておきます。


J.シュトラウスⅡ世 喜歌劇「こうもり」序曲
 


J.シュトラウスⅡ 喜歌劇「こうもり」より チャルダッシュ「ふるさとの調べよ」







ヴァイオリン協奏曲 第1番 ト短調 Op.26



ベートーヴェン 交響曲 第2番 ニ長調 Op.36




ウィーンフィルハーモニー ニューイヤーコンサート 2014

シャトレーゼ 春の生ワインフェア


オーストリアにいたころ、グラーツの街にワインの直売店があって、そこで、樽からワインの量り売りをしてもらったりしていました。


オーストリアは白ワインの産地ということもあり、白ワインは、スーパーで売っているボトルのワインでも十分美味しかったのですが、この量り売りで買ってきたものは、フレッシュな香りがして、格別に美味しかった記憶があります。


大きな樽から
IMGP2446




購入した、ボトルにワインを注いでもらう。
IMGP2447



3L 笑

重たいので、リュックに入れて、えっちらおっちら帰宅したなー。
IMGP2454



もう少し小さいガラスボトルで、赤ワインも

IMGP3363


IMGP3364



初めての経験だったので、美味しさだけでなく
楽しさも感じました。




そして、最近。

こんな新聞広告を。


シャトレーゼで、ワイナリー直送の生ワインの販売。
ボトルを購入して、ワインを購入するシステムなんだとか。
なんだか、楽しそう。

この広告の色合いも、フレッシュな白ワインの風味を感じて、それだけで嬉しくなります。
image



詳細情報は→こちら

店舗により、実施日時が違うようなので、注意です!!
最新コメント
記事検索
メッセージ

名前
メール
本文
  • ライブドアブログ